今年で14回目を迎える短編映画の祭典。
トーキョートリップ
日曜日の代々木公園
秋の風が吹くと、高い空を見上げたくなる。
木々の色の変化に気づいたり、秋のにおいを吸い込んだり。
そういう、秋らしい“旬のもの”を体感するために
代々木公園を訪れた。
ここはいつ訪れても人でにぎわっている。
ジャグリングの練習をする人、綱渡りの練習をする人、
サックスを木に向かって吹く人、ジャンべチームの軽快なドラミング、
バドミントンをする人、マラソンランナー、のんびりする人…
圧倒的に多いのは、レジャーシートとお弁当を持って
親しい人とピクニックをしている人々。
沢山の笑顔がある。
そして、世界各国からの面面が集結しているようにも見えた。
外国人率が高い。
驚くほど、インターナショナルカップルが多い。
横にいたスウェーデン人の友人に、
「国際カップルが多いね。」とつぶやくと、
「それは世界平和の第一歩だよね。
違う文化を認め合う事が広がれば、
違いを受け入れる度量が広がるでしょ」と。
ふむ、なるほど、そうかもしれない。
ぶらぶらと散歩をするだけでも
気力チャージがたっぷり出来る代々木公園。
東京のタイムズ・スクエアといえるくらい、
色んな人が集まっている憩いの場。
秋の行楽にお勧めしたい。
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代々木公園
東京都渋谷区神南二丁目
TEL:03-3469-6048
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html
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レインボープロムナード
随分昔に聞いたラジオインタビューで、
初めて日本を訪れる外国人に、
一番びっくりした事を質問するコーナーがあった。
あるフランス人が
「日本の橋は2重構造になっていて、びっくりした」
といった。
「そうか、2重構造の橋は珍しいのか。」
と思った記憶がある。
という事で、今回は東京湾上空を優雅に歩いてみることにした。
レインボーブリッジは片道1.7Kmのつり橋。
一番上は高速道路、二番目に歩行者用歩道と普通道路、ゆりかもめが走る。
私は芝浦埠頭側から歩き始めた。
その日は台風が過ぎ去るか去らないかの頃。
歩道には金網がしっかり付いているけれど、
真下には濁流の海、横からは強風で怖かった。
所々に見晴らし台がついていて、お台場建設中の写真が飾られている。
今の風景と見比べると、当時は土と道路しかない不思議な光景だ。
お台場のトレードマークと言えるフジテレビの球体もない景色。
呑気に歩いていると見る見るうちに周りに霧が立ち込めて、
何も見えなくなったと思ったら、ゲリラ豪雨に遭遇した。
あっという間にびしょぬれで、逃げ場もなく、恐ろしかった。
普段ならば、ゆりかもめや車から流れる去ってしまう風景が
自分のペースで味わえるのは魅力。
遠くに見えていた銀色の球が一歩ずつ大きくなってくる感覚、
是非味わってみてほしい。
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レインボーブリッジ プロムナード(通行無料)
東京都港区海岸3-33-19(芝浦側)
TEL:03-5442-2578(レインボーブリッジ管理事務所)
4/1~10/31: 9:00-21:00
11/1~3/31: 10:00-18:00
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/
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