上京した年に開業したヴィーナスフォート。
上京したばかりの私にとって、お台場は「憧れの大都会」の象徴のような場所だった。お台場が好きだった。ストリートライブを聴きに大学のサークル仲間と毎週のように訪れた。デートをするのもやっぱりお台場だった。

子どもが生まれて、またお台場に行くようになった。海で遊んで、パレットタウンやダイバーシティに行って、ヴィーナスフォートで食事をした。

そのヴィーナスフォートが先週末、閉館した。
最終日は中世ヨーロッパを模した内装がめいっぱい彩られ、惜しむ人たちがたくさん訪れていて、非日常な雰囲気が増していた。

ヴィーナスフォートを含むパレットタウンは、今年の8月末で完全閉館する。トヨタのMEGAWEBやZEPP TOKYOはすでに閉館していた。

大観覧車の前にあるウェンディーズ パレットタウン店は、ヴィーナスフォートと同日に閉店。ZEPP TOKYOのライブの前などに訪れることがあったウェンディーズ。今日はウェンディーズバーガーと、黒糖タピオカミルクティーを注文した。

夜、こちらも8月に営業終了する大観覧車に乗ると、ヴィーナスフォートの最後のセレモニーが見えた。
青春時代の場所がなくなる。
時代は変わる。
さよならウェンディーズ 
パレットタウン店、さよならヴィーナスフォート。

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ウェンディーズ・ファーストキッチン パレットタウン店
江東区青海1丁目3−3
2022年3月27日閉店