調布駅が地下に潜り、その場所に大きなビルが建ちました。
トリエという名前の3つの建物からなる商業施設です。

一番西側の建物には大きな映画館があり、その一階にはピカピカの立派な焙煎機のある猿田彦珈琲があります。

皆、焙煎機を格子のガラス窓越しにみながらのんびりとコーヒータイムを楽しんでいます。

ある平日の夜、仕事帰りに立ち寄りました。
間接照明が離れ小島のような席をぽつぽつと照らし、読書ができるぐらいの暗さを保っています。

珈琲があとで運ばれてくるのですが、目印は席に置かれたトランプカードです。
目印にトランプとは、おしゃれです。
今度誰かとデートするときの待ち合わせの印に、参考にしたいです。

5分ほどして、大きなマグカップで珈琲が運ばれて来ました。

珈琲、美味しいんですよ。
私は特に「little Chofu blend」が好きです。
深煎りでビターだけれども、飲みやすい味。毎朝家でせっせと豆を挽いて飲んでいます。

焙煎所の方が研究を重ねて「ほう。これは良い出来かも。」と
ほくほく喜んでいる様子を想像して絵を描きました。

Paper.スケッチ.74


そうそう、猿田彦といえば音にも注目したいです。

仙川の店舗でも感じたのですが、BGMが特徴的です。
静かなひとときに寄り添うような曲もかかるし、少しだけ刺激的なノイズやビートが曲に乗ることもあります。

安らぎの場でもあり、刺激的な場でもある。
猿田彦珈琲として、ここで過ごす時間ををどう届けたいかの象徴です。
(...ありもののプレイリストかけてるだけだったらどうしよう)

-00-M        ひとり読書に耽るヒゲメガネの紳士
( ^^)/ (^^ )  二人でおしゃべりをする仕事帰りのレディ
( 'e')_/       パソコンの画面をまっすぐに見つめて考え事をする学生

それぞれが、おもいおもいの時間の過ごし方をしていました。
この空間の空気感が心地よくて、心に刻んでおきたいと思い、手早くスケッチをしました。

スケッチを書き終えて、思い出しました。
あ、トーキョーワッショイ。トーキョースケッチ。

sarutashiko_illust

心に刻んでおきたい、よい時間、よい場所、よい出会いを、記憶に残しておこう。
そう思って始めたのが「トーキョースケッチ」でした。

また、続きを始めようと思います。

この猿田彦珈琲のあるトリエの西館には駐車場が隣接しています。
どこの駐車場であっても、屋上があるならば、いつだって屋上をオススメします。

一般的な屋上駐車のメリット
  • 車が少なく駐車が楽々
  • 季節や天気との一体感(雨の日なんて特に)
  • 良い景色

トリエの屋上駐車のさらなるメリット
  • 焙煎のタイミングで、良い香りと良い景色がセットで楽しめること

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色・音・光、香りと味。
猿田彦珈琲は五感で心地の良いお店です。


猿田彦珈琲 調布焙煎ホール
東京都調布市小島町2-61-1トリエ京王調布C館1階
1F C bldg 2-61-1 Kojimacho,Chofu-shi,Tokyo