asagaya_hiyasi_7
今年もテレビで高校野球を眺めながら冷やし中華をすする季節となりました。

asagaya_hiyasi_15
阿佐ヶ谷では、恒例の夏の風物詩「七夕まつり」がはじまっており、
パールセンター商店街はすごい人であふれかえり、
うかつに高野青果へ野菜を買いに行くことすらままならない。
(画像は過去の七夕まつりのものです)
そんな夏の日。

昨年書いた冷やし中華の記事が結構好評だったので、
今年も同じネタを使いまわそうという、姑息なワザを思いついたわけで、
阿佐ヶ谷で食べた冷やし中華を紹介したいと思った・・・2013年夏(J-Walk風に)。

asagaya_hiyasi_15
にしても、くそ暑すぎる!!! (画像はイメージです)
直射日光がすさまじいこの真っ昼間から、
冷たいビールをグビグビと飲んだら、どんなにおいしいことでしょう・・・。

七夕祭りで出店してるビールを飲みたい欲望を必死に振り払いながら、
「これを耐えられる私は、まだアル中じゃない。大丈夫。」という達成感とともに、
全身汗だくで辿り着いたのは・・・。

阿佐ヶ谷一番街にある大衆中華食堂「東海楼」
クーラーがいまいち効いていない店内には、まさに高校野球の中継が流れていて、
故郷・北海道の帯広大谷高校が出場していた。

▼冷やし中華 750円
asagaya_hiyasi_8

キュウリ、チャーシュー、薄焼き卵、くらげ、ハムと
まさに冷やし中華の王道といえるトッピングに安心感を覚える。
冷やし中華は、こういうオーソドックなのが好きなのよね!
普通においしかったです(誉め言葉)。

味のあるたたずまいの外観とショーケース。
asagaya_hiyasi_9

猛暑のためか、味噌ラーメンのモヤシが若干ひからび気味の様子。
DSC_1615-001

同じく、一番街にある韓国料理の店伽耶(カヤ)
冷やし中華じゃないけど、冷麺がおいしかった。
▼冷麺 600円
asagaya_hiyasi_1

お店のママさんが、「私は76歳だけど、キムチを食べて毎日頑張ってます」といっていて、
写真が無いのでアレですが、ぜったい70代とは思えない肌のハリとツヤ!
恐るべし、キムチパワー。
ぜひ、ママさんの美しい肌を見に、訪れてみてほしい。
asagaya_hiyasi_2
店頭ではキムチや韓国食材が売られています。
店内も半オープンエア的空間で、アジアな雰囲気を味わえます。

そして、ちょっと変わった冷やし中華を発見!
中華食堂の「大陸飯店」
asagaya_hiyasi_3

▼冷やし中華 700円
asagaya_hiyasi_4

上にのっている大根おろしのようなみぞれ状のものは、「かき氷」です。
タレを凍らせてシャーベット状にしていると思われる。
asagaya_hiyasi_5
40年ほど前からお店をやっていて、より冷たいほうがおいしく感じられると思い、
かき氷のアイデアを思いついたそうです。

「大陸飯店」「東海楼」も、ご夫婦と思しきおじさんとおばさん2人で切り盛りされている。
こういうお店って、街に普通にあるような感じで、特に気に留めていないけど
もしかしたらチェーン店などに席巻されて、すでに貴重な存在なのではなかろうか。

そして、阿佐ヶ谷駅北口のパサージュにある、ちょっと高級な「中国料理 翠海」
asagaya_hiyasi_14
激辛なマーボー豆腐と坦々麺が有名なお店です。

こちらでいただいたのは、「翠海山椒バンバンジー冷麺(辛口)」1260円。
asagaya_hiyasi_12

一見、普通の冷やし麺ですが、このタレが激辛!
asagaya_hiyasi_13
山椒の刺激がハンパなく強烈です。
舌だけじゃなく、唇もビリビリしびれる。
山椒の辛さで、コップの水が、いつもと違う水の味がする。
おいしいのですが、途中から修行のように思えてきました・・・。
いや、でも、おいしかったです!

asagaya_hiyasi_10

冷やし中華のポスターって、いろんなデザインがありそうですね。
お店ごとに比べてみたら、面白いかもしれません。