息子がもうすぐ二歳になります。
パパもママも働いているので、育児には工夫と協力が必要です。
東京での子育て事情の一例を、みなさんにご紹介します。
(あくまで一例です。)
●産休
ママは子どもが生まれる1ヶ月前から産休に入りました。
ゆったりとした時間を過ごし、出産に備えました。
予定日ぴったりに、元気な男の子が生まれました。11月のある日の夕方でした。
パパは嬉しくて、屋上に登り、夕陽を記念撮影しました。
(息子が生まれた日の夕焼け)
●ママの育休
育児期間が始まりました。ママは育児休暇で一年休暇。
実家からママのお母さんが応援に来てくれました。
新しい生活にわくわくどきどき、お母さんの援助もあって順調な滑り出しでした。
●パパの育休
生まれて2ヶ月ほど経ってからがふんばりどころ。
ここで、パパが会社の育児休暇制度を使いました。
業務都合もあり、まるまる1ヶ月はかないませんでしたが、
2週間の休みを取ることができました。
このタイミングでパパが育児休暇をとったのは正解でした。
洗濯、ゴミ出し、草むしり、沐浴など、育児周辺のヘルプにまわりました。
●保育園探し
ママが育児休暇から復帰する3ヶ月ほど前から保育園を探しはじめました。
どこも定員に空きはありません。
特に、11月に預けるというのは、期中であり、まず空きは出ないとのことでした。
●保育園の種類
さて、保育園には大きく二つの種類があります。
国や自治体が決めた条件に沿った認可保育園と、条件に満たない無認可保育園です。
無認可の中でも、東京都では「認証」の保育園があります。
これは、東京が独自の基準で設定したものです。
東京の地価や保育士数の実態からすると国の基準と乖離があるためです。
●隣町まで
認可保育園は空いていませんでした。
さらには、認証保育園も空いていませんでした。
これは困りました。
仕方なく、隣町の川崎市、保育士さん宅での保育サービスを探し、入園しました。
公立よりも金額が高く小規模ですが、たっぷり愛情を注いでくれました。
●再応募で入園
年度の変わり目4月へ向け、今度こそはと、認可保育園の再応募をしました。
住んでいる調布では第六希望まで園の希望を挙げることができました。
結果、第三希望の保育園が当選しました。
●送り迎え
今は、この保育園に電動自転車で送り迎えをする日々です。
朝はパパが送っていきます。
道中、息子の大好きなスポットで自転車を停めて、電車を見てから行きます。
でしゃパーパイ、と電車に手を振っています。
帰りはママが迎えに行きます。
17時に会社をダッシュで出て、18時に滑り込みセーフの毎日です。
●夜はグーグー
- 19時からごはん
- 20時からお風呂
- 21時には就寝
寝かしつけながら一緒に眠ってしまうことが多く、夜に自分の時間はありません。
ママが寝かしつけた時にはパパが洗濯やお皿洗いなど、翌日の準備をします。
保育園の日記に、保育士さんからのメッセージがあります。
それで今日の一日がどうだったかを、眠る息子の横顔を見て、想像します。
●パパも時には
パパは週に二度、定時で帰る曜日を決めています。
会社の同僚にもそのことを伝えているので、気持ちも楽です。
間に合う時には、ママのかわりにお風呂に入れ、パパが寝かしつけます。
パパだってトクイの低い声で子守唄で寝かせることだってできるのです。
●朝はフリー
寝かしつけて子どもと一緒に寝てしまった場合は夜明け前に起きます。
絵を描いたり、仕事をしたりする時間に充てています。
これはこれでよい生活のサイクルです。
いつか、息子が小学生になったら。
一緒に早起きして、それぞれの学びの時間ができたらいいな。
朝は集中力があるし、朝食がおいしいからです。
●いつか息子と
「いつか息子と」で書き始めたいフレーズがたくさんたくさんあります。
焦らず、ゆっくりと、たっぷりと、子育てを。
そして自分自身も成長を楽しみながら、その続きを綴っていきたいです。
現在進行形の、トーキョー育児事情でした。
育児を楽しむ父親の姿、素敵です。
そして、心をワシヅカミにされたのは
最後の一枚「毎日が戴冠式」。笑
その発想力に乾杯です!