猛暑の真夏日が連日続いたと思ったら、突然の冷え込み
こんな日に、屋上のビアガーデンなんて行こうと思いつかないよねぇ。

実は銀座通りに唯一ある、屋上ビアガーデンがひっそりと幕を閉じようとしている。
それも今月9月30日(明日)まで。その名は銀座の夏の風物詩として名を馳せてきた、
松坂屋銀座店屋上の「ライオンビアガーデン 麦羊亭」。

1984年に誕生して、ついに29年目の営業に幕を降ろす。
来年2013年春本館ビルの立て替えによる一時閉鎖、シーズン終了のためだ。

一時閉鎖なのだが、高層ビルになったあげく、風に吹かれての
そのオープンな昭和の雰囲気が残るのかはまだ未定だ(たぶんないと思うが)。

また松坂屋別館には、こぢんまりした店内のビヤホール「ブラッスリー銀座ライオン」が
入居していたが、知らない間に本館に先駆け、別館は8月末で閉店していた。
地下には、いいアウトドアショップ(人知れず穴場という意味で)が
あったのだが、これまた至極残念。

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某ビルの階上から撮影した、営業前のビアガーデン 麦羊亭をとくとご覧あれ。
座席数は350席と大箱ながら、広くても結構落ち着ける“風のビアガーデン”だ。

営業時間は、平日休日共に午後の4時から。
定番のジンギスカン+飲み放題も人気だが、
アラカルトの肴でちょっと一杯という飲み方もできるので、使い勝手がいい。

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今ホームページを覗いてみたら、9月10日より感謝価格で、
食べ飲み放題4,500円を、3,900円にしているそうな。
この道50年のビール注ぎ師べんちゃんも待っているぞ!!

この屋上に半袖スーツ姿のサラリーマンたち、
1日400~500人のビアガーデンファンが来店したという。
飲んでいての突然の豪雨や強風など、いろんなハプニングがあったと思う、
本当に、本当にお疲れ様でした。

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実は知らない間に、いつの間にか銀座のビルが閉店していく。
数寄屋橋のモザイク銀座阪急8月末で閉店

ここもHMV撤退の後、最上階にいいアウトドアショップ(人知れず穴場という意味で)が
数店舗入居していたのだが至極残念だ。

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また今後、閉館や閉鎖を控えたビルや施設も多い。

銀座1丁目のホテル西洋銀座2013年の5月営業を終了する。
日本で初めてコンシェルジュサービスを導入し、全77室のバトラー(執事)サービスを展開。
多くのハリウッドスター芸術家に愛されたホテルだ。
同じく入居していた劇場や映画館やレストランも合わせて閉鎖だ。

そして来年の3月に閉館するのが、晴海通りの地下映画館銀座シネマパトス
ここも三原橋の地下街共々ビルの老朽化に伴い閉鎖が決まっている。


もうすぐ見納め飲み納め、銀座の文化がまたひとつ消えていく。

※天気予報によると、明日は雨模様。晴れるといいね。