「切手を集めることしか趣味がないワタシですが……」みたいな清純ぶった女しかいない目白。
そんな場所でまさかの”トキョめきガール”と出会った。
ボクは仕事が終わりいっぱい飲んで、そのホームに降り着いた。
終電だった。ギュウギュウの電車を降り、世界中の人々を全て呪って、帰宅するところ。
ホームのベンチに座る一人の女性が目に入った。
ちょっと人生経験を浅くした奥貫薫のような女性(すんごい好き)が座っていた。
その彼女が今、流行りの「象印 魔法瓶 の『まだあったかい』の水筒」でお茶を飲んでいたのだ。
しかも、そのお茶をフゥフゥーしていた。
”トキョめき”の瞬間である。
これは、明らかに彼氏を待っている健気な彼女の姿。
しかし、終電。
これから先、彼氏は来るのだろうか?
でも、まだ待つつもりの彼女は体を冷やさないようにホッカホッカのアップルティーを用意して、
健気に待っている。
しかも、フゥフゥー!
そんな彼女が気になってずっと見ていたボク。
終電はとうに過ぎていた。
1分後、2分後……そして、10分後。
誰も来ない。彼氏は?もしかして……、今日は命日?
真相は確かめるべくもないが、奥貫薫の”フゥフゥー”ステキだった。
でも、ボクはそれ以上、彼女を見る事ができなかった。
ホームの照明が消えて、駅員さんがホームに残っている人を外に出そうとしたから。
そして、寒かったから。
サプリメント久松
そんな場所でまさかの”トキョめきガール”と出会った。
ボクは仕事が終わりいっぱい飲んで、そのホームに降り着いた。
終電だった。ギュウギュウの電車を降り、世界中の人々を全て呪って、帰宅するところ。
ホームのベンチに座る一人の女性が目に入った。
ちょっと人生経験を浅くした奥貫薫のような女性(すんごい好き)が座っていた。
その彼女が今、流行りの「象印 魔法瓶 の『まだあったかい』の水筒」でお茶を飲んでいたのだ。
しかも、そのお茶をフゥフゥーしていた。
”トキョめき”の瞬間である。
これは、明らかに彼氏を待っている健気な彼女の姿。
しかし、終電。
これから先、彼氏は来るのだろうか?
でも、まだ待つつもりの彼女は体を冷やさないようにホッカホッカのアップルティーを用意して、
健気に待っている。
しかも、フゥフゥー!
そんな彼女が気になってずっと見ていたボク。
終電はとうに過ぎていた。
1分後、2分後……そして、10分後。
誰も来ない。彼氏は?もしかして……、今日は命日?
真相は確かめるべくもないが、奥貫薫の”フゥフゥー”ステキだった。
でも、ボクはそれ以上、彼女を見る事ができなかった。
ホームの照明が消えて、駅員さんがホームに残っている人を外に出そうとしたから。
そして、寒かったから。
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