日本科学未来館、通称Miraikan。
ここは、何度足を運んでも常に新しく、その名の通り「未来」を感じる。
外国の方をここへ案内すると、皆が夢中になり楽しんでくれる。

その秘密は、自分で体感できること。
そして、好奇心をそそるプレゼンテーションであるからだろう。
特に企画展は切り口が斬新だ。例えば、キーワードを並べてみると…

・東京の地下は一体、どうなっているのか?
・ドラえもんの道具が現実に!
・動く生命体をつくる
・スカイツリーができるまで
などなど。

展示方法にも工夫が凝らしてあり、一見の価値がある。
一般家庭用の3Dテレビが発売されたばかりの頃、
ここでは既に解説用TVとして導入されていて、「さすが!」と思った。
展示をスタイリッシュに見せるLEDランプの使い方、空間デザインも新しさを感じる。
「本物」を触って動かせることもMiraikanの醍醐味だ。


常設展には、ボランティアの方が分かるまで解説してくれ、
とっつきにくそうな「科学」も身近に感じることだろう。
インターネットの仕組みを「目で見る」ことができるし、
ロボットを操作して、手術を疑似体験することもできる。

一日だけでは足りない展示量である上に、
日々進歩しているテクノロジーだから、Miraikanはいつ訪れても新しい。
人類史上最先端にいる“我ら”の未来を覗きに行ってみてはいかがだろう。



↓QRコードで入館するのもワクワクする。

Miraikan-naiya (12)


↓常設展の一部。インターネットのプロトタイプ。
 1文字メールするだけでも、この巨大装置が必要とは!
 現在のインターネットの情報量を考えると、この仕組みが信じられない。

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↓リニューアルしたジオ・コスモスはMiraikanのシンボル。
 昨年の企画展、「メイキング・オブ・東京スカイツリー」展より
 建設時に実際に使われたクレーンが展示されていた。

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↓歴代の宇宙飛行士たちのサインや写真が展示されている。
 初めて宇宙に飛び立った哺乳類である犬のプロフィールも。
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日本科学未来館
住所:東京都江東区青海2-3-6
TEL:03-3570-9151
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
入館料:大人600円(企画展は別料金)
http://www.miraikan.jst.go.jp/

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