”ドM”の男たちを漁りに来ている女性たちしか歩いていない五反田。
そんな場所でまさかの”トキョめきガール”と出会った。
その時は乗る車両を決めかねて、ホームをプラプラ。
結局、いつも乗る車両なんか決まる事もなくそのまま滑りこむ電車に乗るだけなんだけど。
駅の表示を見て階段近くの車両を選んでわざわざ乗る人を尊敬しつつ、
なぜか軽蔑してしまう不思議な自分が不思議になる。
結局、いつも乗る車両なんか決まる事もなくそのまま滑りこむ電車に乗るだけなんだけど。
駅の表示を見て階段近くの車両を選んでわざわざ乗る人を尊敬しつつ、
なぜか軽蔑してしまう不思議な自分が不思議になる。
そんなプラプラなボクの視界に一人の制服を着た女子が映る。
女子高生にも女子中学生にも見える。
女子高生にも女子中学生にも見える。
顔全体がツンとして上に軽く持ち上げられている感じで黒髪、
ちょっと幼くした水原希子のようだ(同級生にいたら確実に惚れていた)。
ちょっと幼くした水原希子のようだ(同級生にいたら確実に惚れていた)。
良いな~(?)と思いながら見ていると、ボクの乗ろうとしている反対の路線に電車。
彼女はその電車近くギリギリをボクと同じくプラプラ歩いている。
危うげかつ魅惑的な雰囲気を醸し出しつつ。
ドアが開く。彼女は乗らない。電車は動き出す。
危うげかつ魅惑的な雰囲気を醸し出しつつ。
ドアが開く。彼女は乗らない。電車は動き出す。
彼女はそっと左手を伸ばして、動き出す電車に触れる。
まさかの”トキョめき”の瞬間である。
動く電車の感触を確かめるツンとした女子学生。
コンビニのパンとかクリスマスツリーの飾りとかも触って確かめている子を見ると何故かドキドキする。
ボクも学生の頃はもちろん、今でもとりあえず何でも触っている事を思い出して、なんだか嬉しくなった。
でも、ボクはそれ以上、彼女を見る事ができなかった。
ツンとした感じがオーラがありすぎて緊張したし、電車が来てしまったから。
ツンとした感じがオーラがありすぎて緊張したし、電車が来てしまったから。
サプリメント久松