ところであれである。
江戸っ子~トーキョー人、というものはとかく「宵越しの銭を持たない」「細かいことは気にしない」「気風が良い」ものなのである。
たぶん。
そんなわけで予算とか生活とか来月の家賃とかエンゲル係数とかそういう細かいことは気にせず気風良く旬の食材をいただきたい。できれば美味いものを。できれば高価なものを。
できれば高価なものばかりを(反復表現)
宵越しの銭がいっぱいあれば(号泣)
そんな心持は江戸っ子だが懐がさみしい
「江戸っ子族中央線一派」の俺たち。
そんなさみしい子羊たちの救いのスーパーエアリッチ店があるのである。
旧中杉通りに。
日々その店を訪れるさみしい子羊(俺たち)の間では、あまりに高価な食材且つ丁寧な手仕事の行き届いた繊細美味な料理の数々とそれに全くそぐわない小市民的価格に
「店主陰で密売を実は」
という噂が行き交うほど。
すでに何度も訪れているが、初めての折のお献立一覧をご紹介しよう。
ちなみに予算は3000円。
そして料理名は俺様がなんとなく命名。
先付「つぶ貝のフルーツトマト載せ」

向付「ひらまさの刺身(生醤油ではなくかえしがかかっている)」

鉢魚「毛蟹」

参考「カニミソ拡大」

強肴「トリ貝凍りメロン載せ」

止肴「米沢牛(生)出汁がけインカの目覚め添え」

食事「のどぐろの炊き込みご飯炙りのどぐろ載せとのどぐろのお吸い物」


しめて3000円。お酒を飲んでも4000円。
「女将を呼べ!!!」
あ、もういい加減わかってると思うけどやっぱりこの店女将はいない。
いるのは
「料理が丁寧で会話が雑」な山形出身のひろきさん。

あ、でもたまにひろきさんのラブリーにして俺の友達めぐが働いてるか
カウンターで飲んでる。
ついでに言うと、この日は焼酎を軽く2杯だったが、最近は秘蔵の高価な日本酒をガンガン飲んでもやっぱり
会計は4000円。


ひろきさんは
小学生の算数ができないに違いない。
トイレの壁には「米沢牛認定商標登録」みたいな、ちょっと正しい名称は忘れたけどなんか
「この店の肉って絶対米沢牛だかんな!」
的な許可証が貼ってあったんだけど、会計から考えると、たとえ出てきた牛肉が実は
店の裏でこっそり飼育している阿佐ヶ谷牛かガンジス川で捕まえてきた汚物まみれのインド牛
だったとしても何の不思議も無い。美味いから別にいいけど。
それはそうと先日はこんなんが。

小市民諸君(俺含め)は常日頃あまり見る機会がないためよくわかんないかもしれないけど左のでっかい茶色い物体は高級品として名前だけはよく耳にする
松茸と呼ばれるキノコである。

日頃我々がたまに口にする
永●園まつたけごはんの元
とは全く違う味だということがよくわかった。
松茸ってやっぱりエリンギとは違うんだね!松茸サイコー!
というわけでこの店と仲良くなってからちょいちょい
高級な食事を低級な予算でいただくことができるようになったのである。
めでたしめでたし。
それはそうとそんなこんなで
急遽山形に郷土愛を感じた東京生まれHIPHOP育ちな俺様
は山形を極めるべく先日続けて高円寺の山形料理屋に参入するのだけどそのお話はまたいずれ。
んだんだ。
次回を待て!
江戸っ子~トーキョー人、というものはとかく「宵越しの銭を持たない」「細かいことは気にしない」「気風が良い」ものなのである。
たぶん。
そんなわけで予算とか生活とか来月の家賃とかエンゲル係数とかそういう細かいことは気にせず気風良く旬の食材をいただきたい。できれば美味いものを。できれば高価なものを。
できれば高価なものばかりを(反復表現)
宵越しの銭がいっぱいあれば(号泣)
そんな心持は江戸っ子だが懐がさみしい
「江戸っ子族中央線一派」の俺たち。
そんなさみしい子羊たちの救いのスーパーエアリッチ店があるのである。
旧中杉通りに。
日々その店を訪れるさみしい子羊(俺たち)の間では、あまりに高価な食材且つ丁寧な手仕事の行き届いた繊細美味な料理の数々とそれに全くそぐわない小市民的価格に
「店主陰で密売を実は」
という噂が行き交うほど。
すでに何度も訪れているが、初めての折のお献立一覧をご紹介しよう。
ちなみに予算は3000円。
そして料理名は俺様がなんとなく命名。
先付「つぶ貝のフルーツトマト載せ」

向付「ひらまさの刺身(生醤油ではなくかえしがかかっている)」

鉢魚「毛蟹」

参考「カニミソ拡大」

強肴「トリ貝凍りメロン載せ」

止肴「米沢牛(生)出汁がけインカの目覚め添え」

食事「のどぐろの炊き込みご飯炙りのどぐろ載せとのどぐろのお吸い物」


しめて3000円。お酒を飲んでも4000円。
「女将を呼べ!!!」
あ、もういい加減わかってると思うけどやっぱりこの店女将はいない。
いるのは
「料理が丁寧で会話が雑」な山形出身のひろきさん。

あ、でもたまにひろきさんのラブリーにして俺の友達めぐが働いてるか
カウンターで飲んでる。
ついでに言うと、この日は焼酎を軽く2杯だったが、最近は秘蔵の高価な日本酒をガンガン飲んでもやっぱり
会計は4000円。


ひろきさんは
小学生の算数ができないに違いない。
トイレの壁には「米沢牛認定商標登録」みたいな、ちょっと正しい名称は忘れたけどなんか
「この店の肉って絶対米沢牛だかんな!」
的な許可証が貼ってあったんだけど、会計から考えると、たとえ出てきた牛肉が実は
店の裏でこっそり飼育している阿佐ヶ谷牛かガンジス川で捕まえてきた汚物まみれのインド牛
だったとしても何の不思議も無い。美味いから別にいいけど。
それはそうと先日はこんなんが。

小市民諸君(俺含め)は常日頃あまり見る機会がないためよくわかんないかもしれないけど左のでっかい茶色い物体は高級品として名前だけはよく耳にする
松茸と呼ばれるキノコである。

日頃我々がたまに口にする
永●園まつたけごはんの元
とは全く違う味だということがよくわかった。
松茸ってやっぱりエリンギとは違うんだね!松茸サイコー!
というわけでこの店と仲良くなってからちょいちょい
高級な食事を低級な予算でいただくことができるようになったのである。
めでたしめでたし。
それはそうとそんなこんなで
急遽山形に郷土愛を感じた東京生まれHIPHOP育ちな俺様
は山形を極めるべく先日続けて高円寺の山形料理屋に参入するのだけどそのお話はまたいずれ。
んだんだ。
次回を待て!