「女子」という言葉の老化ぶりにまだついていけないのです。
女子って15歳くらいまでじゃありませんでしたっけ?って。
「女子会」なんて誘われたりすると、身の置き所に困るというか。
なんというか。「女史」ならまぁ仕方なかんべなと。
そろそろ37を迎えようとする私は、もう「おばさん」だって
恐れてはいけないのです。・・・う〜、でもきっと。そうなのです。

と思う私もこの本のネーミングは、うなづけます。


女子の古本屋女子の古本屋
著者:岡崎 武志
筑摩書房(2008-03)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
 

その、なんというか、これはいわゆる「女子」的なるものを
少し照れながら、そして書いた人は男性だから、
ちょっと敬いながらつけたネーミングだと思うのです。

日本全国の女性店主の古本屋が13軒。
いずれも他にはないコンセプト、他にはない佇まいで、
行ってみたいなと思ってしまいました。

ちくま書房女子の古本屋マップ


さて、池袋③っていきなりでしたね。
今を去ること2年半前、1回目2回目の舞台が池袋でした。
それでなんで池袋かっていうのはご説明しないと。
前回の椎名町を書いた後、ふと思いました。

「まずいぞ。このまま行くと、731部隊から登戸に行って、
そっからどこ行くんだ?」と。

それでちょっと軌道修正を。
椎名町から開けたところに出ようと思ったら池袋ですから、
西武池袋線に乗りました。

椎名町から3分で池袋に着いたら、必ず行くのはここ。

ジュンク堂池袋店

もちろん古本屋ではありませんが、わくわく感は、
今回ご紹介した本に登場したお店に負けません。

欲しいと思った本は大体あるし、その傍には、
「あって嬉しい」関連本が並んでいます。
それに著名な人が店長になったという設定で、
「○○書店」なるイベントがよく開かれています。
今は「湯浅誠書店」だそうです。

池袋には、西武の中にLIBROもありますから、
結構本好きの聖地ではないかなと思いますよ。


a0090394_16102139
こちら、子供の頃大好きだった『ピポ王子』という本の挿絵。
この図書館に来る前に過ごしていた<専制君主制の人民共和国>で
着ていた軍服を脱がなければ、建物の中に入れなかったために裸です。