富山駅から北陸本線で数駅、日本海も近い越中大門駅。
地図を頼りに大門町へたどり着くと、待ち受けていたのは
何処の古代遺跡と見紛うばかりの洋風建築-
ここは、銭湯のはずではなかったか。
東京、そして全国の銭湯を巡ること500軒超。
しかし何れにも似つかぬ姿、口を開けしばしその場に立ち尽くす。
そのうちにやってきた軽自動車、出てきたのは桶を片手の中年男性。
彼が消えていった扉を確認し、追って戸に手をかける。
 
不思議な和洋折衷は昭和5年、創業者の発案だ。
芦の茂る沼地を埋め立て、料亭
栄館として出発。
しかしある時、用水として井戸を掘ったところ出てきたのが、真っ赤な鉱泉だ。
せっかくの温泉、料亭だけのものにしておくにはもったいない。
 ぜひ、地域の人々に楽しんでもらおう-
先代の思いのもと、銭湯としての大門赤湯鉱泉が始まる。
 
現在は銭湯として営業しているが、カラオケ教室も併設。
若い頃は東京で芸能事務所の筋にいたというご主人、
営業時間中も行ったり来たり、これでは教室のほうが本業か。
唄にお酒という入浴後の楽しみ、料亭であったかつてを偲ばせる。
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○ 大門赤湯鉱泉
住所 富山県射水郡大門町大門3