いよいよ今週末に迫ってまいりました。ご多分にもれず、夜の銀座の街並みもクリスマスムード一色でございます。いろんなところで飾り立てられた眩いばかりのツリーの数々。まずは代表的なものをさっそくご紹介。
トップは4丁目の和光本店から。ファサードをブルーのツリーに見立て時計塔をライトアップするクリスマス企画を展開。おされなクリスマス仕様になって絢爛豪華、さすが銀座のシンボルでございます。さて、近頃はクリスマスツリーに青のLEDを使うところが多い気がしますがいかがでしょう。気になって困っています。最近開発された青いLEDだから? メーテルリンクの童話のチルチルとミチルの青い鳥は、幸福を招くと言われていますが、青はどうも寒々しくて似合わない気がするんですが。あのエルビスプレスリーの曲に♪ブルークリスマスというのがありますが、愛する人がいない独りで過ごすブルー(憂鬱)な気分のクリスマスソングなんです。
青は縁起わるいんでねーの? なんってことを考えつつ、スタコラ松屋デパートへ。全長15mのツリーを、吹き抜け天井から逆さまにつり下げた、逆さツリー。通常は見上げるツリーですが、ここは空からツリーを見下ろす不思議感覚を疑似体験。下から見上げると小さい感じですが、以外と根本は直径6mと大降り。安全のために600Kgの重さにとどめたそうな。逆さツリーと言えば、わたしゃ映画ポセイドンアドベンチャーを思い出しました。船底に向かってツリーをよじ登っていく生存者。おパンツ丸見えのシーンが未だに脳裏に焼き付いております。
お次は、日比谷の帝国ホテルへGO。砂糖やマジパンでできた、なんと食べられるツリーです。高さ3m、地下のアーケード街に忽然と現れます。同ホテルでは同時にスイーツアート展が行われているので、まぁその一環という訳ですね。通常の大きいクリスマスツリーは、1階のロビーに展示してあり、こちらも見応えのある豪華なツリーです。
4番目は、お馴染みのミキモト本店。中央通りに面した同店の生木ツリーは、暖色の電飾で鮮やかにライトアップです。その歴史は古く、1976年から続くミキモトの恒例企画。今年で33本目だとか、高さ10m、樹齢40〜50年の本物のモミの木を根付きのまま運び込んだそうです。はて、使い終わった後は、どうするんでしょうねぇ。
5番目は、これも恒例になってきた資生堂本社前の生木クリスマスツリー。1999年から始まり、今年で12本目。高さ7.5m、樹齢は20年のモミの木を使用しているとか。併設のフレンチ「ロオジエ」のファサードから赤白のイルミネーションで飾り立て、真っ赤なモミの木の実をイメージさせています。なんとも気分を高揚させる赤が、夜の銀座を盛り上げます。
そんなこんなで、いろんなツリーがみられる銀座の街並み。午後の5時すぎから日も暮れ始め、ツリー・ホッピングに最適です。まだまだ見つかりそうな、銀座のクリスマスツリー。今宵あたりから大切な人とパトロールしてみませんか。
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