拝啓
東方神起のライブをはじめてテレビで拝見し(遅い!!)、
ボイストレーニングしすぎて全員同じ声なことに
諸行無常の響きを確認する昨今、
みなさまにおかれましては、ますますご清栄のことと存じ上げます。
さて、今回は、茶会を開く場所「茶室」を千利休さんたちがDO考えていたかに迫ります!
●お茶を飲むなら極力狭く!!!恐怖の狭すぎ茶室「待庵」
鈴木大拙SENSEI「禅と日本文化」によれば
「禅の茶道に通うところは、いつも物事を単純化せんとするところに在る。
茶は原始的単純性の洗練美化である!!!
茅(かや)の屋根の下に身を寄せ、
わずか四畳半ではあるが
構造と調度に技巧を凝らした小室に坐るのである。」
千利休さんたちは、茶会からムダな豪華さを排除し、
WABISABI小屋をつくっていたのであります。
▲千利休がつくった茶室「待庵」 国宝です!!
外見は地味ですけど中がとんでもないことに!!
千利休さんが生きていたころは、
戦国武将はこぞって立派な瓦屋根&シャチホコ祭りの城をたてていた時代。
あえて大都会に、ビンボーな漁夫さんが暮らしているやうな
茅葺き屋根を葺いたのであります。
▲待庵の中
せまっ!!!!!!!!!!!!
たったの2畳!!!!!!
茶室からムダを一切はぶいた茶室はとことんせまくなりました。
今で言えば、身長180cmはある大男の千利休SENSEI
とこの狭さでのサシ茶会!!!!震えがとまりませぬっ!!
狭い空間に宇宙を見る・・禅をきわめ解脱した人にしか見えない空間!!!!!
テーブルも何もない、ただお湯をわかす釜と人間二人が
座れればよい単純な空間。
・・それって給湯室やないかー!
写真撮影/MAYA from West End
ちなみに、千利休さんたちの茶室には、刀を置く場所がありました。
武士も商人も農民も、茶室の中では身分に関係なくお茶を楽しもうという精神!!!!
新人ちゃんも部長も課長もみんなお茶をたのしもうではありませんか!
さあ東京のOLちゃん&サラリーマンのみなさん、
千利休WABISABI感覚を21世紀におきかえ、
あなたの会社の給湯室でお茶会をひらくっきゃないっ旨は
おわかりになりましたでしょうか!?
次回、ついに給湯室での茶会・・給湯流の実践へすすみます!!
毎月第1・第3水曜日朝9:10に更新!!!!
今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
敬具
【給湯流 横断戦略部よりお知らせ】
幣給湯流に協賛いただいております人材自給組織
「ナリワイ」様がこのたび、
世界初、火おこしアイドルを自給することを発表なさりました。
2010年8月21日岡山後楽園付近にて
「火おこしアイドル」デビュー記念イベントをおこないます。
みなさま、ふるってご参賀くださいませ(モミ手)
くわしくは、こちら↓
http://nariwai.org/flyer/fire_dm_new.pdf
【給湯流 営業部よりお知らせ】
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