黄昏どき。
恵比寿から代官山に抜ける、切通しの坂。
「陽」の世界(=昼)と「陰」の世界(=夜)が
入れ替わる日暮れどきは、陰界のものたちが
闇から立ち現れる「逢魔が刻」...
黄昏とは「誰彼(たそがれ)」とも書く。
「誰そ彼」(たれそかれ)
「そこにいる彼は誰だろう?」という意味である。
夕闇の中からやってきたあの影は、
果たして人なのか、人ではない何かなのか?
「こんばんは」
という挨拶は、あらわれた相手が人間か
どうかを見分けるための魔除けの言葉で
あったとも言われている。
おしゃれでリッチで、セレブな感じの代官山も、
複雑な道が交錯し、いくつもの水脈を
埋め立ててしまった。
しかし、入り組んだ路地や古い街区をそのまま
にして新しいものを築いた代官山は、
街のところどころに「陰界」がのぞく...
いや、陰界の方が、深い闇の奥から、
われわれの世界を覗いているのかも
知れない...
東横線の踏切を渡ったところに、
橋の欄干だけが残っている。
もちろん、ここにはもう川も水路もない。
位置的に考えれば、おそらく渋谷川から
分かれた用水路だったのだろう。
もし、流れが逆なら、旧・三田用水から
渋谷川へ向かって流れていたはずだが、
もはや知る由もない。
かすかに「新坂橋」と、名前が読める。
この切通しの道は「新坂」と呼ばれて
いたことがわかる。
地下化工事が進む東横線の壁に、
な~んか異彩を放っているイラストが...
どうやら、代官山の弁天様の案内らしい。
このイラスト、ここらの工事の壁に何個も
描かれています。
やたらしつこいぞと思ってたら、
それもそのはず。
肝心の弁天様は、家と家の間に、ちょこっと
鎮座なさっていたのです。
これじゃあ、うっかり通り過ぎちゃいそうだ。
縁起によると、
昔、このへんで何やら悪いことが続き、
どうやらここにあった沼を埋めたんで、
水神様のたたりに違えねえって話になり、
この小さなお社を立てたそうです。
すると不思議なことに、戦争中の
空襲では、東横線の向こうは全滅したのに、
弁天様のあるこっち側は無傷だったんだとか。
やはり、埋めたり壊したりして消えたと
思っていても、目に見えない世界は、
いつも私たちの隣にあるんですよ...
【見えない世界にご招待】
さてその、弁天様のすぐ近く。
お客さんと直接対面して、ひとりひとりに
合ったパワーストーンのアクセサリを作る、
完全オーダーメイドのお店。
効果テキメンで、知る人ぞ知るこちらさんが、
11月24日(火)から恵比寿駅の近所で個展&
出張鑑定やるそうです。
場所はコチラ
YUMIKOのパワーストーン展
2009年11月24日(火)~29日(日)
12:00~19:00(最終日は16時まで)
場所:ギャラリー マァル
25日と28日は、心温まる朗読会もあり。
お問い合わせや、遠方なのでイベントに行けない
けど、パワーストーンは欲しいとか言う方は、
勝手にここへどうぞ。






