4丁目の交差点、銀座のランドマークと言えば誰もが認める和光の時計台です。

そもそも、和光って何屋さん? そんな感覚の人が多いんでないかい??

 

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元は、明治14年創業の服部時計店の小売部門から独立し、店舗販売を開始したのでした。

もちろん世界に名だたるセイコーの時計をはじめ、

今では宝飾貴金属品、紳士婦人用品、室内装飾品、食品やスイーツなどなど。

 

和光独自の企画モノや、国内外から厳選された逸品モノが数多くそろっています。

長い歴史と伝統に培われたピカイチの商品を扱うショップに成長しているわけですね。

 

まぁ、そんな業態の店は、経営の大小はあれ、

ミキモトサンモトヤマなんかも同じなんだけれど。

 

しかし最近、その和光に変化がありまして。

和光本館と並木館が、創業以来初となる日曜・祝日の営業に踏み切りました。

 

するってぇと何かい、なんと、

こんなに人通りの多い銀座の休日は今までお休みしていたのかい??

 

まぁ、それには深い理由があったらしく、来店客にマンツーマン対応で接客にあたる

という姿勢を貫いてきたため、混雑する日曜・祝日は休みにしていたんだそうな。

 

 

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その和光が、「 日曜日、はじめての和光。」と言うキャッチフレーズと共に、

新しい客層の開拓に乗り出しました。さて、なんででしょう??

 

あんまり大きな声では言えないんで、小声でつぶやきますが、

ここ何年かは売上が減少、数億円の営業赤字が続いており、

累積損失もかなりの額に達しているとか。加えて社長の交代劇もあったし。

 

すわっ、そら大変だぁ。ということで、まずはもっと和光を知っていただきましょうと、

親しみやすいディスプレイや、値ごろ品やロングセラー商品などの陳列に切り替え、

和光の敷居を低くしてみたわけですね。

 

これにより、銀座エリアの和光全店舗(一部レストランを除く)が

日曜・祝日に営業することとなり、ゆっくりと買い物や食事が楽しめるようになりました。

 

 

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まぁ従来のお得意さまを大切にしつつ、新しく若い新規のお客を拡大、

来店誘因しちゃいましょうとする狙いですね。

 

ただ分かりずらいのが、4丁目界隈に点在している和光の店舗群。

本館

別館(ティーサロン / グルメ&ケーキショップ / レストランアルペッジォ)

・並木館(レストラン THE WAKO ←日祝休 / WAKO CAFE)

・時計サロン

・ギフトショップ

・メガネショップ

・インテリアショップ

・ベビーギフトショップ

チョコレートサロン

チョコレートショップ

 

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特にチョコレートと名を付ける2店舗、これは混乱するでしょうね。

私は勝手に和光トライアングルと呼んでいますが、

全10店舗どこに何があるんじゃーい? とお迷いの方もおられるので、

詳細な地図を添付しときました。

 

でも逆手にとって、この迷路みたいに点在する和光を楽しんでみてはいかがでしょう。

名付けて、銀ブラならぬ、和光ブラ

なんだかワコールのブラジャーみたいですが (笑。

 

さて、今度の週末は、

和光ならではの上質なおもてなしに浸りましょうか。

 

チョコレートサロンでシャンパンを飲みながら暫しの休憩。

こんな使い方もなかなかですよん......つづく

 

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《テーマ : 旗》旗日つまり祝日は、旗を掲げて祝う日。そこで和光の日曜・祝日の開店を祝うウインドウディスプレイのモチーフも旗としました。開かれた扉から街に広がっていくような旗の7色の三角形のパターンは、週7日の開店でより多様になる和光をイメージ。

本館入口同様に敷きつめられたレッドカーペットの華やかな雰囲気で、お客様をお迎え

したいと考えました。 (HPより、ディスプレイは11月13日まで)

 

【 銀座 和光本館】 ?

◎中央区銀座4丁目5-11  電話=03・3562・2111(代表)

◎営業時間=10:30~18:00、本館/並木館は12月30日まで年内無休。?

◎和光本館特別ライトアップ「WAKOツリー」のご案内

11月4日~12月25日の期間、和光本館で特別なライトアップを行います。

時計塔および建物正面がLEDイルミネーションでツリーのように煌めき、

銀座の街を彩ります。時計塔内部には照明を設置し、文字盤下のアラベスク模様が

美しく浮かび上がらせます。昭和7年の竣工以来、和光本館の時計塔部分にこのように

特別な装飾をほどこすのは初めてのことで、和光から銀座の街への「冬の贈りもの

として、訪れる方への新しいおもてなしになればと考えております(HPより)。