新ヤマハビルにある黄金の管楽器コーナーを出てから、★新ヤマハビル・管楽器コーナー
フラフラと交詢社通りを歩いていると、あらら見つけました。
こんなところにも管楽器が? ?売り物でしょうか?
それにしても、なんて綺麗なホルンなんでしょう。

椅子の上に「Open」と書かれた扉の奥は、いったい何??
そうここは、月光荘画材店の喫茶室なんです。ホルンは月光荘のトレードマーク。
「友を呼ぶホルン」としていろんな製品に使われています。
ゆっくりと地下の階段を下りていきました。左手の扉を静かに開けると、
そこには手紙製品の売場に、小さなギャラリーと喫茶室があります。
板挽きの床、すっごく落ち着く雰囲気。なんか昔の小学校にお邪魔したような。
右手のポストカードの陳列棚を横目に見ながら、テーブル席に腰を落ちつけました。

スタッフの人が穴凹スペースと呼んでいる場所です。まさに、ボコっとハマル感じ。
たった2卓のテーブルが逆に、親密感、親近感を醸し出しているようです。
いただいたのは、丁寧にいれた有機栽培のコーヒー。この日はアイスで(300円)。

ぼ~っとして和んでいると、♪サイモン&ガーファンクルのBGMが流れてきました。
久し振りに聞きました。なんかゆったりした時間、いいないいな、この雰囲気。
ここが銀座なのか、というくらいに落ち着いて和みます。つい長居しちゃいそうです。
まるで、下北沢や自由が丘のこじゃれた喫茶店にいるようです。

あるんですね、銀座にもこんなステキなスペースが。
ふと壁際をみると、部屋の片隅になにやら木のポストが。私設ポストだそうな。
月光壮の絵の具や便箋を使っても、手紙や葉書を出せるそうです。

投函すれば、月光荘の可愛いオリジナルスタンプが押されて、相手に届く趣向です。
こんな電子メールの時代だからこそ、ゆっくりと気持ちを込めて出したいもの。
で、そのお楽しみのスタンプですが、無理を言って見せてもらいました。
ほ~らこんな感じ、もちろんお手製のハンコです。

階上の店舗は、いろんな画材や小物類が売られている画材店ですが、
月光荘そのものは、絵を描かない人もつい足が向いてしまう不思議なお店です。
絵を描く人もそうでない人も、ホルンマークの魔法にかかってしまいそう。
今日も地下の喫茶室は友が来るのを待っています......管楽器はつづくよ
【月光荘画材店 地下喫茶室】
◎中央区銀座8丁目7-2 永寿ビル1・B1F 電話番号=03・3572・5605
◎営業時間=11:00~21:00? 無休(年末年始を除く)
◎地下スペースは、喫茶室・画室・手紙まわりの製品売場。
木と紙の香りが漂ってきそうな写真ですね。
BGMも渋くていいですね。カーペンターズも合いそうな雰囲気♪
手紙を書くことがすっかり少なくなってしまいましたが、
ポストカード売り場にはなぜか吸い寄せられてしまい、気づけば家にポストカードだらけ、なんてこともしばしば。
伊藤屋さんも好きですが、こじんまりしたこのお店や、ボールペンと鉛筆専門店の小さなお店も大好きです。