なんてばかばかしく下品なのだ?と思っていた自分はどこへ?激しく勧められて2度目のSATC(Sex and the City)鑑賞。1度目も2度目も、勧めたのは同じ友人だった。

「吹き替えなんだから、なんかしながら見ればいいでしょ」
そこまでして見たかない。

「今度は年喰ってるからわかるって」
年喰ってるって私のことか?

ごっそりビデオを持ってやってきた友人を拒否できるわけもなく、本屋の袋に入ったテープをがさごそ取り出す。大切な休日をSATCで潰す愚かさよ・・

そうなのだ。結局1日ずっと観てしまった。そして今、友達が持ってくる次のシーズンを心待ちにしている。

初めて観た時、その赤裸々さと女たちのアホさ加減に呆れてしまった。

「わかるけどさ~、もう少し考えなさいよ。理性ってないの」ってなことをキャリー(主人公)たちに思ったものだった。それはかれこれ4年前。思い通りに進まない恋愛をしたことなんてなかった。相手に泣かされたこともなかった。だけど直近の恋愛は、手痛い失恋だったから、今ではSATCに共感さえしてしまうのだ。

そんなわけで、そんな日にオススメの本はこれ

                        


ヒトのオスは飼わないの? (文春文庫)        終生ヒトのオスは飼わず


       ヒトのオスは飼わないの? (文春文庫)            終生ヒトのオスは飼わず