去る12月3日(木)


キャロットタワー内にある


生活工房 主催のイベント


お茶会のようなワークショップ 『この一年、自分の仕事をふりかえる


に参加しました。


(ちょっと、三宿からは、それてしまいますが、、


三茶もホームなので、たまに近隣エリアの話題も載せます。)


 


なかなかキャロットタワーに来ても、


2Fより上に行く機会があまりなかったのですが、


色々なイベントやワークショップが開催されているようです。


 


たまたま地域の陶芸展で生活工房を利用した際に、


目に留まったチラシがこちらのワークショップの案内でした。


 


『(~中略) 師走の夕べに静かであたたかいワークショップをもうけます。


この一年の、めいめいの<自分の仕事>をふりかえってみませんか?


参加費無料 おいしいお菓子つき 飲み物はご自身でマイボトルなどご用意を。』


 


その足ですぐ生活工房に行き、申込。


今はちょっと時間に余裕がある状況なので、なるべく自分の興味のアンテナに引っかかったものは、


できるだけ参加したり即行動するように。


 


1年の終わりに、去年から今年にかけて仕事ばかりだった自分を


少し省みる時間があってもいいのかな...と思って参加してみたのでした。


 


ファシリテーターは


自分の仕事をつくる(ちくま文庫) 自分をいかして生きる(バジリコ)などの著者で知られる


西村佳哲さん(働き方研究家、リビングワールド代表)


 


受付を済ませて、受け取った資料の中に、このようなメッセージが。


 


『ファシリエーターの西村佳哲より


こんばんは。いくつかお伝えしたいことがあります。


*今日は「自己紹介禁止」のルールで進めたいと思っています。


  もし誰かが自己紹介を始めたり、尋ねてきても、ニッコリ笑ってこたえない。


  そんな感じでお願いします。


*もしよろしければ、知り合い同士ではなく、


  今日初めての人同士でテーブルについてみてください。


  (ただし無理はしないで)


*上着やバッグは荷物置き場に。手元には書くものと、お飲み物だけで十分です。


*18:30からはじめます。好きなテーブルでお待ち下さい。』


 


ひとり参加だったので、後ろあたりの隅っこの席に何も考えずに座る私。


 


お茶会のようなワークショップは以下のような時間構成。


18:00 開場、各自フリートーク


18:30 オリエンテーション


18:40 西村さんより「この一年をふりかえって」


19:10 お茶会・1 ((西村さんのハナシを)どう聞いた?)


19:30 小休憩


19:35 約20分のミニワーク


20:00 お茶会・2 (自分は...)


20:35 お便り


20:40 プログラム終了


21:00 閉場


 


自己紹介禁止??


普段は○○(所属先など)の××さん...とかからお互いを知っていくのに、


最初に言えないとなるとどういった会話をするのかしら...。


なんて心配をよそに、ワークショップは始まったのでした。


 


まず、同じテーブルのメンバーで


自己紹介は厳禁なのでそれ以外のハナシでご挨拶。


 


そして西村さんが話されたことについて、どう思ったか、


ルヴァンのおいしいお菓子(お茶会1→スコーン・お茶会2→パイ)をいただきながら、


それぞれが思ったこと感じたことを話していきました。


 


メモをしながら聞いていましたが、


気になったポイントがそれぞれ少し違っていたり、


そこからまた新たな発見や気づきが生まれたり。


 


自己紹介もないのに、初対面の人たちと


こんなにリラックスして自分のことを話したことがあっただろうか?


というくらい、おだやかな雰囲気の中、時間が経過していきました。


 


後半はミニワーク。


受付時配布されたミニノートを開くと


自分は...と書いてあるだけの空白のページに


自分について今20個思いつくことを書く。


 


Who am I  自己認識法といい


1~10 外見的・社会的なことの記載が多い


11~20 内面的なことが多い


とのこと。


(ちなみに15~20はなかなか思いつかなくなり書くペースがゆっくりになるそうです。)


 


西村さんのお話のあと再び次のページへ。


自分は...をテーマにもう一度書いてみることに。


頭の中から自分の心の声を聴きそれを文章化していく。


 


このページはお互い誰にも公開しなかったので、


みなさんそれぞれどのように記載されていたのでしょうか??


 私自身も黙々と書き進めていったのでした。


 


 そして再びお茶会に。


自分は...についてどう書いたか、思ったか、1回目と2回目の違いなど、


先程文章化したことを今度は言葉にして外に出す。


 


最後に同じテーブルだったメンバーのミニノートを回し、


お便り(メッセージ)をノートの持ち主あてに書いてプログラムは終了。


 


「職業は人生の背骨である」


ある哲学者がそう述べていましたが、


生きていれば働くということは避けて通れないもの。


だからこそ、できるかぎり心地よく仕事をしたいもの。


 


参加された方それぞれが、


仕事とは?自分とは??


見つめ直すいい機会になったのではないでしょうか?


 


ワークショップが終わってからも西村さんのところに質問やお話に行く方たちの


途切れない行列を眺めながら、そんなことを思ったのでした。