貧乏ゆすりをして電車で何度か怒られた経験のあるサプリメント久松です。
悲しい事があると周りを確認してから大声で奇声を発するサプリメントです。
良かれと思ったことがすぐ裏目に出て、恨まれてしまう久松です。

どうも!
この前六本木駅を出たところで"あるモノ"を発見しました。
それは......

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「ごちそうさまの風景」

形、ツヤ、色を見るからにどんぶり系です。
内容は
「親子丼」「カツ丼」「天丼」「牛丼」「他人丼」あっ「ハイカラ丼」なんて
意外な方向性もあるかもしれません。

この状態では分からないので、
エレキの力では今だにどうしても伝える事のできない「五感・香り」を嗅いでみる事にしました。
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判明しました!
「親子丼」か「カツ丼」です。
どっちかというと、親子丼です。
なぜなら、揚げ物の香りがしなかったから。

本来ならフリーペーパーの置かれる棚に、
親子丼の空き容器を置くこの大胆不敵な行動。
いや、むしろここをテーブルにして食べていったと思う方が当です。
そうだとすると、大胆不敵かつ豪放磊落!

腹が減ったから、「親子丼」を食おう!
テーブルがないから、フリーペーパーの棚をテーブルにしよう!
食べ終わったから、ここでごちそう様しよう!

「いや、ダメでしょ!非常識でしょ!駅にポイ捨てしてるでしょ!」
という常識的な意見はとりあえず、ほっておいて。

これはやはり今、核家族化が進み、孤食が蔓延している現在への警鐘ではないでしょうか?
行きかう何千人という通行人から見られる場所で一人ごはんを食べるパフォーマンスからは、
そんな気持ちが感じられる............と言っても過言............では............ないでしょう!


<OL 雅子(27)の場合>
「何でこんな所で食べているの?」

その一瞬はそれだけでただ通り過ぎました。
しかし、会社からの帰り道、私は気付いたんです。
「あの背中って私が一人でごはんを食べている姿に似ている。
私って部屋であんな姿でごはんを食べていたんだ。何て悲しいんだろう。
何でみんなで食べるごはんってあんなに美味しいんだろう?」
なんだか急に実家に電話をしたくなりました。

とかあったりなかったり。

東京、それはゴミの街であり、
そして、時にどうしようもない淋しさが襲う街!!



サプリメント久松