さて、今回も六本木ヒルズについて。
先日、アメリカからプロダクトデザイナーの友達が来日した為、
森美術館へ『ネイチャー・センス展』を観にいってきた。
3名の日本人クリエーターによる日本の自然や
現代社会における自然の在り方などを考える展覧会。
世界でも有名なクリエーターとのことで、友人も嬉々として展示を眺めていた。
地上53階にある美術館の立地条件も大いに気に入ってくれた模様。
さて、展示の中で風や光、冷たい空気や研ぎ澄まされた水の感覚などを味わったあと、
よい天気だったので「スカイデッキ」に出てみる事にした。
スカイデッキは興味があったけれども、普通の展望台と
あまり変わらないだろう、と高をくくっていて、一度も出たことがなかった。
デッキに出るには300円の入場チケットが必要になる。
エレベーター入口横の自動販売機でチケットを購入してから、
カメラ、携帯電話(カメラ代わりになるもの)以外は全てコインロッカーへ。
手ぶらですっきりになったところでエレベーターへ乗り込む。
53階+5階分くらいだろうか?最上階でエレベーターを降りる。
鉄だらけの通路や階段を矢印に従って進んで行くと・・・
ぴかーんと広がるHの文字。
ヘリポートを星形に囲むようにウッドデッキがしつらえてあり、
そこを自由に歩き回ることができる。
それにしても圧巻の眺め!!
東京一、高い場所なのかな?すべてを見下ろすような感覚。
東京タワーは目の前に立っているけれど、少し見下ろすような感じ。
その左後方には、追いかけるように伸び続けるスカイツリーが見える。
(もう東京タワーより高いけど)
夕焼け時に来たからか、太陽光の軌道上の建物がすべて黄昏色。
海側は風が強く、青色の中に くっきりと建物の輪郭が見える。
内陸方面は金色のもやのなかに見える、光と影のコントラストがやけにドラマティック。
しばし言葉を忘れて風景に見入ってしまった。
ベストヴューポイントには、カメラマンが常駐していて、売り物用の写真撮影と一緒に、
お客さんが持っている自前のカメラでも無料で撮影してくれる。
(プロが撮ってくれた写真は階下で購入することができる。買わなくてももちろんOK)
さて、階下に降りてきて、通常の53階ガラス張り展望エリアを歩いてみる。
たった数メートルしか違わないのに、このインパクトの違いは何なのだろう。
東京タワーが同じ目線では面白くなくなってしまった。
やはり、百聞は一見にしかずなんだな。
↓森美術館は来場者アンケートが電子端末!
前からこれだったかしら??
今まで、紙のアンケートしかみたことないからびっくりした。
この方がエコロジカルだし、データ集計も楽だなぁ。
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六本木ヒルズ 森タワー スカイデッキ
東京都港区六本木6-10-1
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/
※天候により、閉鎖されているときがあります。
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今度いってみよ、秋晴れだと気持ちよさそうだ。