フランス人の友達から「sumo mini ikitai!!」という連絡。


相撲は日本の国技というけれど、テレビでしか見たことがないし、


国技館に入ったこともないから、良いチャンス、と思って行ってきた。


 


お恥ずかしい話だけれど、力士の名前もルールも殆ど知らないまま、


空気を吸いに行く気持ちで行ったのだけど、ものすごく面白かった。


日本に住む外国国籍の人々は、時として、日本人よりも日本のことをよく知っている事がある。


相撲についてもしかり。


Jさんが質問すると、Lさんが殆ど答えてくれて、私自身も勉強になった。


それにしても、相撲の取組が朝8時から夕方7時頃まで開催していて、


一度入場したら途中退席できないなんて知らなかった。


 


我々は正面一番後ろのイス席で観戦。


念の為に持ってきた双眼鏡が大活躍。


老若男女に交じって、外国のお客様が意外と多い。(私の周りは殆ど欧米人だった)


 


会場に行ってみて、初めて相撲が国技であることに納得。


テレビでは伝わり切れない熱気と緊張感、音のうねりと人々の野次や掛け声、


身体をぶつけ合う音、強さと比例して巨大化してゆく力士のオーラ。


あの小さな土俵に何万人という人の目線が集中して、


それを背負いながら闘志を燃やす力士のにらみ合いの短い時間には、


完全にビーム光線が放たれているのを感じる。


 


知らぬ間に、取組に熱中し、周りと一緒に叫んでしまう。


外国の方々は、"go!go!go!go!"と女性でも拳をあげて応援していた。


 


忘れられないのは、白鵬が登場した時。


会場中のカメラのフラッシュがパチパチと光って、とても綺麗だった。


ベテランが登場する毎に、スポンサーの広告枚数が増えて、フラッシュの数も増える。


身体の大きさも、一段と大きくなって、周りを圧倒する。


もっと相撲について知りたくなってしまった。


 


 


引退した力士も会場案内人や審判として館内にいて、


ミーハー気分がくすぐられた。


 


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両国国技館:東京都墨田区横網1-3-28
        財団法人日本相撲協会
        電話:03-3623-5111


         ●JR両国駅 西口を出てすぐ。


         取組があるときは、色とりどりの旗が見える。


         ライトアップされた国技館も素敵。


 


チケット情報:¥14,000~¥3,600(当日限定販売で席数限定の自由席¥2,100アリ)


        自由席以外はチケットぴあ、インターネットでも購入できる。


大相撲公式サイト:http://www.sumo.or.jp/


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