
今年も多摩川の土手に、なにやらステージの土台のようなものが出現しました。毎年8月後半に開かれる、多摩川花火大会の準備です。
東京の世田谷と神奈川の川崎市を分かつ、多摩川。多摩川花火大会とは、世田谷区と川崎市、両岸の自治体が同時開催する、とっても豪華な花火大会です。昔から同日だったのですが、僕が越してきたあと世田谷側が中止され、一時は川崎だけで行われていました。けれど数年前から、また両岸の同時開催へと復活。大きな自治体2つ分ですから、打ち上げ数も迫力も半端ない。駅から打ち上げ場所も近く、灰や花火の玉が降ってくるほどの臨場感です。
僕が住むのは川崎側の二子新地ですが、毎年多くの見物客が詰め掛け、閑静な住宅街の一帯も、この日ばかりは昼間から大賑わい。18時も近くなると駅から身動きが取れないほどの大混雑、携帯もほとんど繋がらなくなくなるので、早め早めの行動を心がけたいですね。最寄駅は田園都市線・二子玉川か二子新地だけれど、打ち上げの直前・直後はほんとうに混雑します。川崎側の二子新地のもう一つとなり、高津駅から歩いていくのがお勧めです。
僕は今年も朝から場所取りし、トーキョーワッショイの仲間たちで楽しむ予定です。そしてこれが終わると夏も終盤、ニコタマ住民はいよいよ秋の空気を感じ取るのです。ニコタマ晩夏の風物詩、多摩川花火大会。今年は、どのような夏の幕切れをもたらしてくれるのでしょう。