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幅数100mはあろうかという、広大な多摩川の河川敷。ほどよく郊外で自然が多いうえに見晴らしも良いため、世田谷側の二子玉川は、昔から景勝地として親しまれてきました。この一帯には、富士山が拝めるスポットがいくつかあります。
今日は夕焼けの富士を期待して、駅東の河原へやってきました。時計の針は16時を過ぎたところ、ちょうどいい具合に夕焼けが?
　
と思ったら、残念。今日は大きな雲がかかっていて、ちょっとやそっとでどいてくれそうにはありません。まあ、こんなこともあるでしょう。今回はあきらめて、近所の喫茶店でお茶することに。でも気付けば見事な小焼けのグラデーション、空には綺麗な三日月が浮かんでいるではないですか。
　
思わず、写真を撮ってしまいました。東京で月をゆっくり眺めたのなんて、いったいいつくらいぶりでしょう。手前に流れるのが多摩川、対岸に写っているのは、僕が住む川崎側の風景です。高津区・諏訪のあたりです。