東大付近の、本郷の大通りを歩いていたときのことです。
お昼ご飯をたべようと、お店を探していたんです。


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それで見つけたこの看板。インドカレー屋さん。
「地下だゾ~」、「うまいゾ~」の言葉に魅了され、地下へ。
失笑級のギャグに弱いんですよ、私。

狭く急な階段を下り、開けにくい扉を「カランカラン」とさせ店内に入りました。
店内は薄暗く、雑然としていて、陰気くさい感じ。

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でも、こうして天井を青空にして、工夫を感じられます。

店内にはたくさんの怪しい物がありまして・・・
怪しいなんて言ってはいけませんね。インド人は信仰心があついのでしょう。

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ガネーシャや象の置物や・・・招き猫!!!
すっごい高速で招いていますが、そんなにお客さんに来てほしいのでしょうか。
冗談です。これ、写真の撮り方の問題です。
  

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店の一角にあったこのコーナー。
店内に入ったときからすっごく気になっていて、食後のチャイを飲んでいたとき
とうとう「もうたまらない!」って、めくってしまいました。
ペローンって。

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ああ、やっぱり信仰心があついんですね。
でも、統一感がないのです。破魔矢って・・・。

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そしてもう一体、招き猫。
線香の灰まみれになった、黒い招き猫。
何だか、ちょっとセンチな気分になったのは私だけでしょうか。



そして面白いのが、この可愛らしい少年。歳の頃は17、8。
この「元気」ってシャツがやたら目に付くので元気君と名付け観察しました。

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このお店ナンがおかわり自由なんです。別のテーブルの男性がおかわりしていました。
元気君が「おまちどおさま~」と陽気に、皿にナンを乗せて運んできました。
そこまではいいですよ、普通ですよ。しかし、そのナンを素手で持ち上げ
ペローンって客人の皿に移し、去っていったんです。
私は唖然だったんですけど、その客人は常連らしく黙々と食事を続けていました。
他にも、お客さんが食事中なのに、ラジオのボリュームを上げ歌い始める始末で。



そしてもっと面白いのが、調理場のこの三人集。
私が元気君の写真を撮っていると、三人が集まって
こちらをチラチラ見ながら母国語で会話を始めたのです。
私には「元気ばっかり人気があって」という会話にしか思えなくて、とりあえず
三人にも「写真を撮らせて」と言ったら、三人とも満面の笑みで
何だか可愛らしかったです。

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この三人の奥、カウンター席なのに何で暗いかわかりますか?
お客さんが帰ったら、天井の電気を消すんです、彼ら。
エコって言ったらエコですけど、まだ他のお客さんいるんですよ。
接客も、インドクオリティーでした。




そんなお店、どうですか?一応、ランチメニューです。
バターチキンはございません。

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私?もう行くことはないでしょう。












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                                           撮影/文京区         
                 


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インド料理 パーラス  本郷店
TEL:03?5834?6780
http://paras.jp/

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