ある日、父が、言ったさ
僕を見上げて
「遅くまでお疲れ」

と。

?

現在酔っ払いながら、しょんぼりしながら、笑顔でいます。


ツモルです。

こんばんは。


今日は品川と言う街にたいしての個人的思い入れテキストになります
あまりおもろくないかも。
おもろくないのはいつもだけど
目黒川を見ておもしろいこと浮かばないかおれ
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京急線の轟々とした音が
聴こえる。僕の住む町はもうそこだ。
?

なんで品川のこと描くのかと誰かにきかれた。

品川は、僕を追い出さなかったからかもしれない。


?

おいら

ニート、ひきこもりって言ってた。でもね
そんなでもなかったです。
正直3ヶ月家に閉じこもり続けたのが断片的にあったくらいかも。
ただ働いてはなかったな。
大学ンときバイトでためたお金で
あそんでたり。


お金がつきても親に甘えてた
20代。
それが今になって、いやまだ甘えてるけど


仕事もいるし、彼女はするし、友達が話してくれたり、
だんだんと火が灯るっていうのか


部屋にこもってティッシュをちぎっては投げちぎっては投げ、
ていたあの頃から
今は襲い掛かる仕様書をちぎっては投げ、ちぎっては投げ
の日々です


うん働いてます。けっこうばりばりばに。


ここワッショイ参加時は働いてなくて仕事がなくて
恋だけしていて、お金はなかったし
まあ甘えてたんですよ


ニセモンのニートです
働きたかった。今働いてる。こないだも
北品川の「がむしゃら」で飲んだ。
うん、僕もがむしゃら。

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僕の家はもともと三重県にあったらしい。
Aと言う名は意外とポピュラーで、
江戸中期かな、江戸に出てきた先祖が
品川に居をかまえ、今にいたる。


このハゲにいたりまくってる。


ちなみに品川は、「江戸」じゃなくんだぜ。
「武蔵野国」だと思った。
ある日、父が言ったさ。そう言った。
ふーん、と僕は唸った。


まあけっこうな年数を僕の家は品川で過ごしたのだ。



その品川で、僕は生まれ育ち一瞬閉じこもり、
品川はそのあいだ、新しく生まれたり育ったり、でも閉じないで
ひらいていた。


そうだ
いつでもひらいていた、
大阪から来る君にもひらいているんだ。
新幹線がとおるようになって、
京急が羽田にひらいた。


僕もひらかないといけないなって
思ったさ。


正直に言ったほうがいいよと
同僚が言った、「エセじゃん(笑)」のコラムには
もうしないで、あるがっまま
で。そうだそうだ
この町と

スキャン3.jpg


この品川で続いた僕ンちなんだけど
ある日、父が言ったさ
「おまえがもし、このまま働けずにいたら
この家を売ろう。車も売ろう」






僕はかなりへこんで、ちょっと泣きそうになって
思った
「品川から離れたくない、父さんで終わりにさせない」



だから仕事しよう、お金ためて
この家を守ろう、いつか子供ができたら
パパは言うだろう、
この家はね、と言うだろ。



そういうわけで品川をあいしてます。
あいしてるって叫んで喉から血が出た。


仕事してる。でもぜんぜん仕事できない。
つらいことばかり。笑いとばしてしまえと
いつも言い聞かす。けど泣きそうになる。
品川帰る途中の京浜東北線で、
大井町が見えたらほっとして、だけど
明日の朝また品川から行かなきゃ、
なんで行くのだろ、つらく、かなしいときも
あるけどなんでいくの、
そりゃ、この町が、待っててくれるから

だろ。と僕が僕に向かって唾吐いて
でも手を握って言う。

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?


グリーングリーンって歌知ってるかな、


あの歌は7番まである。


いい歌なんだ、
こんな歌詞さ

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=xpb2jbVM2ZM
/ある日、パパは言ったさ、
僕を胸に抱き
つらく、かなしいときにも
ラララ泣くんじゃないよと

ある朝、僕は目覚めて、そして
知ったさ
この世につらい、かなしい
ことがあるってことを

グリーングリーン、
青空には雲がはしり、
グリーングリーン
丘のうえにはララ緑がさわぐ/


ツモル