私が会社から郵便局に行くには、『古美術・繭山龍泉堂』さんと『洋食・SAKAKI』さんの間の道を歩いて鍛冶橋通りを通過しなければならないのですが、鍛冶橋通りの信号を越えた右側に古くからありそうな(=歴史を感じさせられる)コルク屋さん?があるのです。(『東京国立近代美術館フィルムセンター』のすぐ隣=昭和通側にあるので、よくフィルムセンターにいらっしゃる方はご存じなのではありますまいか~?)

コルク屋さんというか「コルクのショールーム」、という感じなんですけどね。

『コルクはお尻より固くて膝小僧より柔らかい』というココロさそわれるキャッチコピー。
コルクの床はいいですよ、ということらしいですが、なるほど気持ちよさそうなこと・・・、こういうの好き。


コルクの小物もいろいろあって、郵便局から帰る信号待ちの時なんぞ、じっと見入ったりしています。
小物というのはコースターだったりボードだったり、珍しいところでは画鋲(頭のところだけコルクですヨ、念の為・・・)だったり。

ワインに栓用コルクが品薄で危機感がある、ともお聞きしたことがあるのですが、ここを見ている限りでは大丈夫そうな気がしてきてしまいます。

で、この頃ふと気づいたら、コルクとは関係ないような「鶏の置物」が売られていたのです~。

小さいものから大きいものまであって、ペトリョーシカの鶏版かと思った?のですが、入れ子式ではありませなんだ。

それはポルトガルの民芸品ということでしたが、そういえばコルクといえばポルトガル!ですものねえ。


サンティアゴ・デ・コンポステーラというスペインの聖地への巡礼のことはご存じでしょうか?、
その鶏の民芸品にはそれにまつわる物語があるそうで、幸運を呼ぶお守りとして魅力的な置物であります。

コルクの床は今のところ無理そうなので、せめてお守りを、と購入致しました。
これがなかなかきちんとできていて綺麗なんですよ、お守りとしての効果も期待できそうです?!