井の頭通り、渋谷からだと吉祥寺のちょい手前にある、なんともステキに独特の佇まい。
偶数月に開催している「お早よう市」、暑いから、夜開催。
なので、「おは夜市(おはよいち)」。
うーんん、ナイスな発想のステキなお店はネーミングセンスも好みです。

kokuban0809.jpg愛(自転)車で20分、
近いのですが、
なんとなく好き、
っていうだけでは
入ってはいけないような、
プロっぽいこちら。
ドキドキ、初入場。
こじんまりとした可愛らしいお店の中は、昭和グッズに溢れています。
日本軍が使用していたアルミのお皿、資生堂の包装紙、四角いボタン、原色×原色な派手色使いの小さいものたち。
知らない時代のものなのに、ドキドキ、懐かしい。

きっともう会えないような、
だからひとつひとつをじっくり見ちゃうのです。

井の頭通りに面した入り口には、
夕焼けこやけの玄米ワッフル、もっちもちで美味しいっ。

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つぶつぶコーン入りの大きなワッフルにクリームチーズと味付け海苔!
合いました、この意外な組み合わせ。

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良いなあ、可愛いなあ、あれやらこれやら見ていたら、
お姉さんが「これ、買ってあげるよ」と瓶のウーロン茶を!
もう15年来のお付き合いの贔屓のこちらのお店で、
大興奮している私を見て、嬉しかったんですって。
わああ、私も嬉しい、ご馳走になっちゃいました。

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「アンティークなもの、見るのは好きだけど、自分には似合わないような気がして、買うの、躊躇っちゃうんです」
「好きなものってのは、自分に合うのよ」と。
お姉さん!人生の先輩よ!
なんだかキュンと感動しました。


遠く感じていたここだったけど、、入ってみたら温かく懐かしく、お店の方々もすごく気さくで、こんな良い出会いの機会もくれました。

「それじゃあ、またね」と、また、会えるかな。きっと、会えそう。

もうひとつのドア、裏口を出ると、ジャムを売っていました。
七輪で焼いていているジャム漬けの焼き鳥、
浜辺のパラソルみたいな大きな傘の下に椅子が並び、そちらでいただけます。
今日は夜市、だからビールも。
3種類のジャムを試食させてもらい、ベタベタじゃない、甘さで。
特に梅のは、「おおーっ」と発してしまう好みの味、バタートーストに塗ってみて、と、明日の朝ごはん、決まり。

スタンプカード、ってのがありまして、
お買い物するたびにペタン。
そして、全部うまると、プレゼント。
手ぬぐいとか小さなバックも気になるけれど、私が狙ったのは襟巻き!
また、行かなくちゃ、貰わなくっちゃ。

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青梅のジャムは大きなサイズ、
杏とレモンのジャムは小さなサイズ、
色っぽいアメリカンガールの葉書、
金魚の絵が夏らしいダンボール紙の葉書は段房具のなかやまのもので、80円でOK。
こんな大きな葉書が届いたら、驚きの嬉しさなはず、とにやり。
地元の友とおばあちゃんに出そう。
ショップカードはこより付きのしおりです。
センス良いなあ、ほんっと、ステキ。

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夕方5時から9時まで、
明日もやっていますよー。

なんとも味のある、市(いち)というか地元の夏祭り、というか。
堤燈が吊るされて、
お店のお姉さんたちはみんな藍の浴衣で、
夏の夜の色なんです。

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