横浜駅周辺は、日本酒をちゃんと置いてある所なんてないと思っていた。
料理はまだしも、料理と日本酒が揃っているところなんて・・・。
あった?!
とはいっても、駅からずんずん歩いて行って10分くらいの「駅前」とは微妙な位置関係にある場所。
酒菜 月 というお店だ。
小さな入口の中からは、元気の良いお客さんの声が聞こえてくる。
戸を開けると、中はまずカウンター。
なんだか、活気のあるような雰囲気。
そして、我々は、奥の座敷へと通される。
カウンターよりも座敷の方がたくさん席があるみたいで、この日は大人数の宴会が入ってるみたい。
襖で区切られているけど、まぁ、ずいぶん賑やかだ。
月では一品料理はなく、日本料理のコースメニューのみらしい。
とはいっても、お手ごろ価格な、「先附、前菜、御造り、焼物」 の2100円コースからあるから
安心して飲める。
ちなみに、この日は3500円のコース。
まずは 自家製ゴマ豆腐 と 生ビールは エビス 。
続いて、御造り。
松輪のヒラメ ・ 富山の白海老 ・ 北海道のホッキ貝 ・ 三陸の白いか ・ サンマ ・ しらす
最後の二つは産地を聞き逃してしまったけど、
まだ若い店員の女の子が、ちょびっとたどたどしいけど、一生懸命に産地と魚を説明してくれるから嬉しい。
さて、ビールが空く頃に、日本酒のメニューを見てみる。
冷たい系が多いけど、お燗に合うのもある。
中でも、古酒に結構こだわっているみたい?!
とはいっても、瓶売りが多く、もしくは半合で1200円以上、3000円なんてのもあったり、
聞きなれない日本酒ばかりだったので、ちょっとためらう・・・。
フツーに行きましょう、という感じだったのだけど、
メニューを見て気になった 笑 純米無濾過生原酒 について、店員の女の子に聞いてみると
「鳥取のお酒」とのこと。
ふーむ・・・鳥取・・・忘れたor知らない・・・でも頼んでみようかな、と。
冷たいお酒をお願いすると、こんな風に氷と一緒に器に入れてくれる。
無ろ過生原酒だけど、案外すっきり。
後々、「鳥取」というキーワードで調べてみたら 美人長 という銘柄の 「笑」 。
ラベルを見て思い出した~!
あの、ふっくら笑った顔がかわいいラベルのお酒だ。
さて。
この冷たいお酒が出てくるのにも結構時間がかかってしまったので、
「もう次のお燗、頼んでおきません?!」と自分。
“月おりじなる” という 月 純米大吟醸 をお燗で注文。
高知県の安芸虎という銘柄を造っている酒蔵さんで造られているみたい。
少しアルコールがツーンと感じる。 こういう「純米大吟醸」もあるんだな~。
さて。
お料理も続々と。
お椀は 玉子豆腐 と 錦糸瓜 。
瓜? 瓜らしきものは見えないけど・・・と思ったら、このくらげの足みたいなのが瓜なんだ!
なるほど~、細い繊維状になるから 「錦糸」 なのね。
そして、あん肝 に 自家製いくら醤油漬け と 半熟玉子 。
こんな、ちょびちょび系を楽しみながら、日本酒も追加。
あと、お燗で良さそうなのは 黒帯 悠々 純米 。
「堂々」という山廃純米も頼んでみたけど、売り切れちゃったらしい、残念。
それなら、李白 純米吟醸 を。
どちらも、ぬるい温度、ゆるゆる~と飲めて、悪くない。
また、酒肴がやってくる。
左は 鯛の煮凝り に 銀杏 、 ゴリ南蛮 、 クリームチーズ酒盗和え が盛られたもの。
そして、右は 柿の白和え と カツオ佃煮 。
おおーまだまだ出てくるぞ。
静岡の海老芋 のお椀に、牡蠣の朴葉蒸し 。
朴葉蒸しに使われているのは、濃~い豆味噌だ。牡蠣にしっかり沁み込んでいる。
そして、海老芋が出てくるのも嬉しい♪
日本酒は、そろそろ熟成酒も飲んでみる?ということで 黒帯 飄々 純米吟醸 古々酒
古々酒といっても2年熟成みたい。
とはいえ、十分枯れた味わい。
ぬるくやんわりと・・・。
普段飲んでいるお酒とはまた一味違う面白いお酒から、
自分にとっては「え”・・・こんなのも・・・?!」というのも含めて、なかなか量はある品揃えのお店。
トイレの張り紙にも、料理と日本酒の相性についての店主のコダワリが書かれていた。
こんなコンセプトを持ったお店も、横浜にあったんだなぁ~。
お店にも、やっぱり日本酒好きなお客さんが多く来ているみたい。
とはいえ・・・
「オレ、老ねた味が好きでよ~~。最近好きなのが、広島の“竹原”っていうんだよ。いいよ、あれ!」
と、聞き耳立ててるワケじゃないのに、襖の向こうから大きな酔っ払い客の声が聞こえてしまう。
う・・・ホントの老ねたマズイの飲んだことあるのかな・・・(汗)。
しかも「広島」の「竹原」って・・・?
もしかして「竹鶴」と間違えてるのかな・・・?
だったら、あの味は「老ね」って言わないよ~~~(涙)。
などと、悶々とするシーンもありましたが。。。
さて。
最後は、お店自慢?!の “季節の土鍋炊き込みご飯” 。
この日は、しらすの炊き込みご飯 。 お味噌汁は、またもや豆味噌かな。
これだけの料理を出してくれて、この質で、3500円のコースというのは、かなりお得感がある。
日本酒も全部お燗にしてくれるし。
ちなみに、ラインナップをぐるなびで見たときは
「変わりもので高い系かなー」 っとも正直思ったけど、下の方にはお手ごろ価格なのもあるし、
何より、横浜駅近くに、こんなお店があったことにビックリ!
でも、「日本酒は2合からでお願いします」ってどういう意味?!
ふつーに1合で出してくれてたんだけどな。
[お店情報]
アクセス:横浜駅から徒歩8分
住所:神奈川県横浜市西区岡野1-16-3
TEL:045-316-8019
営業時間:17:00~24:00(L.O.22:30)
定休日:日曜日
[飲めるお酒]
古酒がたくさん。
ぐるなびを参照まで。
料理はまだしも、料理と日本酒が揃っているところなんて・・・。
あった?!
とはいっても、駅からずんずん歩いて行って10分くらいの「駅前」とは微妙な位置関係にある場所。
酒菜 月 というお店だ。
小さな入口の中からは、元気の良いお客さんの声が聞こえてくる。
戸を開けると、中はまずカウンター。
なんだか、活気のあるような雰囲気。
そして、我々は、奥の座敷へと通される。
カウンターよりも座敷の方がたくさん席があるみたいで、この日は大人数の宴会が入ってるみたい。
襖で区切られているけど、まぁ、ずいぶん賑やかだ。
月では一品料理はなく、日本料理のコースメニューのみらしい。
とはいっても、お手ごろ価格な、「先附、前菜、御造り、焼物」 の2100円コースからあるから
安心して飲める。
ちなみに、この日は3500円のコース。
まずは 自家製ゴマ豆腐 と 生ビールは エビス 。
続いて、御造り。
松輪のヒラメ ・ 富山の白海老 ・ 北海道のホッキ貝 ・ 三陸の白いか ・ サンマ ・ しらす
最後の二つは産地を聞き逃してしまったけど、
まだ若い店員の女の子が、ちょびっとたどたどしいけど、一生懸命に産地と魚を説明してくれるから嬉しい。
さて、ビールが空く頃に、日本酒のメニューを見てみる。
冷たい系が多いけど、お燗に合うのもある。
中でも、古酒に結構こだわっているみたい?!
とはいっても、瓶売りが多く、もしくは半合で1200円以上、3000円なんてのもあったり、
聞きなれない日本酒ばかりだったので、ちょっとためらう・・・。
フツーに行きましょう、という感じだったのだけど、
メニューを見て気になった 笑 純米無濾過生原酒 について、店員の女の子に聞いてみると
「鳥取のお酒」とのこと。
ふーむ・・・鳥取・・・忘れたor知らない・・・でも頼んでみようかな、と。
冷たいお酒をお願いすると、こんな風に氷と一緒に器に入れてくれる。
無ろ過生原酒だけど、案外すっきり。
後々、「鳥取」というキーワードで調べてみたら 美人長 という銘柄の 「笑」 。
ラベルを見て思い出した~!
あの、ふっくら笑った顔がかわいいラベルのお酒だ。
さて。
この冷たいお酒が出てくるのにも結構時間がかかってしまったので、
「もう次のお燗、頼んでおきません?!」と自分。
“月おりじなる” という 月 純米大吟醸 をお燗で注文。
高知県の安芸虎という銘柄を造っている酒蔵さんで造られているみたい。
少しアルコールがツーンと感じる。 こういう「純米大吟醸」もあるんだな~。
さて。
お料理も続々と。
お椀は 玉子豆腐 と 錦糸瓜 。
瓜? 瓜らしきものは見えないけど・・・と思ったら、このくらげの足みたいなのが瓜なんだ!
なるほど~、細い繊維状になるから 「錦糸」 なのね。
そして、あん肝 に 自家製いくら醤油漬け と 半熟玉子 。
こんな、ちょびちょび系を楽しみながら、日本酒も追加。
あと、お燗で良さそうなのは 黒帯 悠々 純米 。
「堂々」という山廃純米も頼んでみたけど、売り切れちゃったらしい、残念。
それなら、李白 純米吟醸 を。
どちらも、ぬるい温度、ゆるゆる~と飲めて、悪くない。
また、酒肴がやってくる。
左は 鯛の煮凝り に 銀杏 、 ゴリ南蛮 、 クリームチーズ酒盗和え が盛られたもの。
そして、右は 柿の白和え と カツオ佃煮 。
おおーまだまだ出てくるぞ。
静岡の海老芋 のお椀に、牡蠣の朴葉蒸し 。
朴葉蒸しに使われているのは、濃~い豆味噌だ。牡蠣にしっかり沁み込んでいる。
そして、海老芋が出てくるのも嬉しい♪
日本酒は、そろそろ熟成酒も飲んでみる?ということで 黒帯 飄々 純米吟醸 古々酒
古々酒といっても2年熟成みたい。
とはいえ、十分枯れた味わい。
ぬるくやんわりと・・・。
普段飲んでいるお酒とはまた一味違う面白いお酒から、
自分にとっては「え”・・・こんなのも・・・?!」というのも含めて、なかなか量はある品揃えのお店。
トイレの張り紙にも、料理と日本酒の相性についての店主のコダワリが書かれていた。
こんなコンセプトを持ったお店も、横浜にあったんだなぁ~。
お店にも、やっぱり日本酒好きなお客さんが多く来ているみたい。
とはいえ・・・
「オレ、老ねた味が好きでよ~~。最近好きなのが、広島の“竹原”っていうんだよ。いいよ、あれ!」
と、聞き耳立ててるワケじゃないのに、襖の向こうから大きな酔っ払い客の声が聞こえてしまう。
う・・・ホントの老ねたマズイの飲んだことあるのかな・・・(汗)。
しかも「広島」の「竹原」って・・・?
もしかして「竹鶴」と間違えてるのかな・・・?
だったら、あの味は「老ね」って言わないよ~~~(涙)。
などと、悶々とするシーンもありましたが。。。
さて。
最後は、お店自慢?!の “季節の土鍋炊き込みご飯” 。
この日は、しらすの炊き込みご飯 。 お味噌汁は、またもや豆味噌かな。
これだけの料理を出してくれて、この質で、3500円のコースというのは、かなりお得感がある。
日本酒も全部お燗にしてくれるし。
ちなみに、ラインナップをぐるなびで見たときは
「変わりもので高い系かなー」 っとも正直思ったけど、下の方にはお手ごろ価格なのもあるし、
何より、横浜駅近くに、こんなお店があったことにビックリ!
でも、「日本酒は2合からでお願いします」ってどういう意味?!
ふつーに1合で出してくれてたんだけどな。
[お店情報]
アクセス:横浜駅から徒歩8分
住所:神奈川県横浜市西区岡野1-16-3
TEL:045-316-8019
営業時間:17:00~24:00(L.O.22:30)
定休日:日曜日
[飲めるお酒]
古酒がたくさん。
ぐるなびを参照まで。
私も数年前に行ったことがあるのですが、自分の好みとは外れているように感じまして、それっきりです。日本酒の店は他にもあると思いますので、まき子さんが米国へ行かれている間に探してみます。
「笑」はラベルが可愛いですね。ラベルをフレームに入れて、自宅に飾ってあります。