日本酒がたくさんあって、昼から飲めるお蕎麦屋さんがある、と聞いて向かったのは、
学芸大学駅近くの 豊庵 。
大学生時代にこのお店近くに住んでたけど、全然気付かなかったなぁ。
というか、その頃は昼から飲むなんて毛頭考えていなかったっけ(汗)。
庶民的で入りやすそうな店構え。

戸をひくと、まずはテーブル席がいくつか。
奥に6席程の小さなカウンターが見える。
となると、やっぱりカウンター。
腰を落ち着けてメニューをみると、生ビールは エビス 、大と小があるので
一人の花番さんに、小をまずお願い。

ちゃんと、ちょびツマミも付けてくれるのを見ると、
「お!いいね!飲むお客さんもやっぱり来るんだ。」と思ってしまう。
そして、ゆっくり日本酒メニューを見る。

なるほど、たくさんの日本酒と、つまみもそこそこ種類がある。
が。
う~ん、どうしようか…越乃寒梅とか八海山なんかの本醸造を中心とした、
普段はかなり遠慮したい日本酒ばかり。
純米酒は田酒とか景虎とか…ううむ…と悩んだ結果、超久しぶりに 一ノ蔵 掌 。

お酒をお願いすると、花番さんではなく、厨房から店主が出てきて注いでくれる。
日本手拭を頭に巻いて、長めの髪を後ろに結んだ、独特の「らしい」雰囲気、で優しそう。
さて。
板わさ をつまみつつ。

目の前の冷蔵庫を眺める。

と。
んんん?!
手前に見えるものは?!

あらまあ。 いづみ橋 ひやおろし 山廃純米 ではありませんか!
後に一緒に入っている日本酒とは、また全然違う、自分好みのタイプ。
メニューには乗ってない。
でも冷蔵庫にあるってことは、飲んでもいいのかな。
再び店主がカウンターに現れたタイミングで声をかけてみた。
「いづみ橋、お好きなんですか??
メニューに無いけど、その山廃純米が気になって…私は好きなものですから。」
と言うと、ニッコリ笑ってカウンターに出してくれた。
実はもう一つ有りまして…と、こんなものも。

田ゆう ??初めて見るなぁ~。
と思ったら、これも 泉橋酒造 だ!
「へええぇぇ!泉橋酒造って、こんなのも造ってるんですね!初めて見ました!」
と驚いてたら、
川崎酒遊米倶楽部 という会にで、田植えをやらせてもらったお米で造られた日本酒とのこと。
「神奈川でも、ちゃんと農作業をやれば、美味しいお米はできるのだ!そんな活動をしよう。」
という会のよう。
この「田ゆう」のお燗と 親子皿 を追加。

親子丼のお米が無いバージョン、味がしっかりしみて美味しい。
すると、料理に一段落したらしい店主が、再びカウンターに出てきて、
ぽつり、ぽつり、と話相手になってくれるのだ。
なんか嬉しい。
私:昔、学芸大学に住んでたんですよ~。でもお店には気付きませんでした。
店主:ウチは7年前にできまして。私はココの生まれなんです。
なんて会話に始まり、学芸大学の居酒屋の話をしたり、地元の話をしたり。
他愛のない話かもしれないけど、お話好きな店主なのかなー。
ついつい会話に盛り上がる。
「こんな本もありますよ、差し上げます。」と、学芸大学駅の昔の写真なんかも見せてくれるのだ。

いづみ橋で声をかけなかったら、こんな店主の姿を見ることはできなかったかもしれない。
そう思うと、
お店の人と話すのって、どう会話が広がるか分からないから、楽しい。
さて。最後に せいろ を注文。

酒飲み用に「小せいろ」なんてのもあるから嬉しい。
つるっとのど越しの良いお蕎麦で〆て、お腹も満足。
でも、それ以上に、たくさんお話ができた充実感が。
「いづみ橋は、本当に大好きなんです。」って、店主も仰ってたのが印象的。
心からつぶやいてたなぁ~。
[飲めるお酒]
泉橋酒造の日本酒
他にも季節によって色々入れ替わるみたい。
この日、メニューになくてあったお酒は
例えば 墨廼江 だったり。
あとは、新潟定番のお酒たち・・・
[お店情報]
アクセス:学芸大学駅から徒歩7分
住所:目黒区鷹番3-19-21 1F
電話:03-3719-8213
営業時間:11:30~15:00(LO)、17:30~21:30(LO)
定休日:日曜日
学芸大学駅近くの 豊庵 。
大学生時代にこのお店近くに住んでたけど、全然気付かなかったなぁ。
というか、その頃は昼から飲むなんて毛頭考えていなかったっけ(汗)。
庶民的で入りやすそうな店構え。

戸をひくと、まずはテーブル席がいくつか。
奥に6席程の小さなカウンターが見える。
となると、やっぱりカウンター。
腰を落ち着けてメニューをみると、生ビールは エビス 、大と小があるので
一人の花番さんに、小をまずお願い。

ちゃんと、ちょびツマミも付けてくれるのを見ると、
「お!いいね!飲むお客さんもやっぱり来るんだ。」と思ってしまう。
そして、ゆっくり日本酒メニューを見る。

なるほど、たくさんの日本酒と、つまみもそこそこ種類がある。
が。
う~ん、どうしようか…越乃寒梅とか八海山なんかの本醸造を中心とした、
普段はかなり遠慮したい日本酒ばかり。
純米酒は田酒とか景虎とか…ううむ…と悩んだ結果、超久しぶりに 一ノ蔵 掌 。

お酒をお願いすると、花番さんではなく、厨房から店主が出てきて注いでくれる。
日本手拭を頭に巻いて、長めの髪を後ろに結んだ、独特の「らしい」雰囲気、で優しそう。
さて。
板わさ をつまみつつ。

目の前の冷蔵庫を眺める。

と。
んんん?!
手前に見えるものは?!

あらまあ。 いづみ橋 ひやおろし 山廃純米 ではありませんか!
後に一緒に入っている日本酒とは、また全然違う、自分好みのタイプ。
メニューには乗ってない。
でも冷蔵庫にあるってことは、飲んでもいいのかな。
再び店主がカウンターに現れたタイミングで声をかけてみた。
「いづみ橋、お好きなんですか??
メニューに無いけど、その山廃純米が気になって…私は好きなものですから。」
と言うと、ニッコリ笑ってカウンターに出してくれた。
実はもう一つ有りまして…と、こんなものも。

田ゆう ??初めて見るなぁ~。
と思ったら、これも 泉橋酒造 だ!
「へええぇぇ!泉橋酒造って、こんなのも造ってるんですね!初めて見ました!」
と驚いてたら、
川崎酒遊米倶楽部 という会にで、田植えをやらせてもらったお米で造られた日本酒とのこと。
「神奈川でも、ちゃんと農作業をやれば、美味しいお米はできるのだ!そんな活動をしよう。」
という会のよう。
この「田ゆう」のお燗と 親子皿 を追加。


親子丼のお米が無いバージョン、味がしっかりしみて美味しい。
すると、料理に一段落したらしい店主が、再びカウンターに出てきて、
ぽつり、ぽつり、と話相手になってくれるのだ。
なんか嬉しい。
私:昔、学芸大学に住んでたんですよ~。でもお店には気付きませんでした。
店主:ウチは7年前にできまして。私はココの生まれなんです。
なんて会話に始まり、学芸大学の居酒屋の話をしたり、地元の話をしたり。
他愛のない話かもしれないけど、お話好きな店主なのかなー。
ついつい会話に盛り上がる。
「こんな本もありますよ、差し上げます。」と、学芸大学駅の昔の写真なんかも見せてくれるのだ。


いづみ橋で声をかけなかったら、こんな店主の姿を見ることはできなかったかもしれない。
そう思うと、
お店の人と話すのって、どう会話が広がるか分からないから、楽しい。
さて。最後に せいろ を注文。

酒飲み用に「小せいろ」なんてのもあるから嬉しい。
つるっとのど越しの良いお蕎麦で〆て、お腹も満足。
でも、それ以上に、たくさんお話ができた充実感が。
「いづみ橋は、本当に大好きなんです。」って、店主も仰ってたのが印象的。
心からつぶやいてたなぁ~。
[飲めるお酒]
泉橋酒造の日本酒
他にも季節によって色々入れ替わるみたい。
この日、メニューになくてあったお酒は
例えば 墨廼江 だったり。
あとは、新潟定番のお酒たち・・・
[お店情報]
アクセス:学芸大学駅から徒歩7分
住所:目黒区鷹番3-19-21 1F
電話:03-3719-8213
営業時間:11:30~15:00(LO)、17:30~21:30(LO)
定休日:日曜日
(ヤマトのナレーション風)