ある日、いつもお世話になっている酒屋の師匠から、
「こんなとこに、日置桜が飲める蕎麦屋があるよ。」 と教えてもらった。
さっそくHPをたぐっていくと・・・す、すごい!!
“提案型酒蔵・山根酒造場蔵元に遠方よりエールを送る。”
とは、山根社長のファン?なご主人なんだなぁ。
日置桜を蕎麦前に楽しめるなんて、行ってみたい~~!!
だがしかし、小岩もなかなか遠い。
・・・ということで、やっぱり狙ったのは休日である。
OPENの17時半を目指して、前にも行ったことがあるという日本酒大好きな友達と、いざ!

店構えも純和風で、良い感じ。
暖簾をくぐって入ると、3つのテーブルと、厨房に面したカウンター。
中では、ねじり鉢巻と作務衣姿がかっこいい、白髪まじりのご主人がいる。
当然、一番乗りだったので、席は選びたい放題だけど、やっぱりカウンターが良いのだ。

お酒はー・・・と見やると、奥の方にあるある。
他にも竹鶴やひこ孫など、好みのお酒がいっぱい♪
見上げていると、ご主人と目が合う。
友達が 「前も来たことあるんですよ~~。」 と言うと、「うん、分かったよ。」 とご主人。
おお!それは嬉しいね♪
自分も負けじと 「大好きな銘柄がいっぱいあります。」 などなど、会話を。
物静かで、一見、愛想が良いとは決していえない雰囲気だけど、
少し喋ってみるだけでも、ご主人の凛とした温かさを感じる。
これで、少し打ち解けたのかな。
さて、おつまみと蕎麦のメニュー。

何にしようかね~~。
お燗に合いそうなツマミがいっぱい!
あん肝をお願いしたら、「今ちょうど仕込んでて、ないんだ。ゴメン!」 とのこと。うあ~~残念(涙)!!
代わりに ホタル烏賊 を注文すると、最初に頼んだ 日置桜 生もと強力 が一緒に。

綺麗な一合徳利だなぁ~。
日置桜の、強力らしい力強さを感じながら、でもホっとする味わい。
なんで、こんなに、旨いんだろう・・・。
他にも、蕎麦味噌 と 白子ポン酢 を注文したのだけど、ゆっくりゆっくり出してくれる。

蕎麦味噌は、シソの葉に巻かれている。
「これ!名古屋純米燗のときに、鯉川さんが持ってきてくれたのだよね~。」 と、友達とも話しが盛り上がり。
続いて、日置桜 伝承強力 を。
ご主人とも日置桜の話に花が咲く。
「平成19年 広島国税局 清酒鑑評会 の 純米酒部門で、
色のついた生?強力のお燗を飲ませたら優等賞を取ったらしいよ。」
「あ~~、そいえば知ってます~~(笑)。」
何度聞いても嬉しいことなのだ。
なんだかご主人も嬉しそう。
こうやってお店の人と話できるのって、やっぱり楽しいよなぁ。
温かい気持ちになってくる。
すると、ご主人が無言でお皿を出してくれる・・・。アレ? もう頼んだのは出てきたはず。

なんと、ご主人がサービスで、ちょびっとおつまみを出してくれたのだ(涙)。
うわー、ありがとうございます! 蕗 だぁ。
さらに、日置桜 純米酒 をお願いすると、またもや。

おおお!これは、久保本家酒造の奈良漬 に ブルーチーズ を乗せたものだそう。
これも日本酒のつまみに合いそう、っていうか絶対合う。(感涙)
どっちも濃厚だから、ちょびーーーっとずつ。
お燗とあわせて食べると、奈良漬の甘さがなんとも引き立って、ウマイ。
ブルーチーズも効いてる。
でも・・・こんなつまみをゆっくり食べつつも、飲むスピードだけは(笑)。

徳利を下げずに、置いていってくれて改めて気づいたのだけど、
ぜーんぶ種類が違うのだ。
しかも、どれもこれも、シンプルで素敵な一合徳利。
眺めてるだけでも楽しい。
ところで。
棚の一番左上に置かれている 鷹勇 強力の郷 が気になった。
飲んでみたい、というと、ご主人しばし 「・・・・・・」 。
そして 「見つけちゃった?アレ、先代が無くなる前のなんだよね。」 と。
そうなんですかー・・・。なんかご主人も想い入れがありそう。
お酒と一緒に、またもや一品をさりげなく出してくれる。

「これ、まだ1週間熟成。」 と言いつつ差し出してくれたのは 塩辛 。
“まだ”一週間て(笑)。どれだけ寝かせられるんですか~~!!
もう十分濃厚で、うんまい。
もう1品、食べてみたいねー、と言っていた 出汁巻き玉子 も頼んでしまった。
メニューには、出汁巻き玉子は手の空いている時に頼んでください、と書かれていたので、
頃合を見計らって。

出てきたのは、大きくて、ちゃんと切り分けてくれている、良い香りの出し巻き玉子。
中はフワフワで、出汁が織り交ざっているのが見える。
そして、日本酒も追加。
これもチラリと見えた 山笑ふ その弐 を注文。友達と 「あれはもう2合にしよう!」と。
温度どれくらいにする?とご主人が聞いてくれたのだけど、もうお任せに。
すると、ぬるくも無く、上げすぎず、絶妙に味が舌になじむ温度。
すご~い!ちょっとコレには感動。
いつも家でやると、あっちんちんになってしまうからなぁ(汗)。
では、そろそろお蕎麦へ。
普通のせいろも良かったけど、なんだか 鴨せいろ が美味しそうで。

鴨が良い出汁をだしていて、汁もツヤツヤしている。
その濃厚な汁を吸ったネギも十分柔らかい。

しかも、鴨とネギだけじゃなくて、鶏だんごみたいなのも入ってる!
お蕎麦ともちろん一緒も楽しめるけど、これだけでも良いツマミになりそう。
お蕎麦は香りがあって、コシがあって、喉越しもイイ。

濃い目の鴨汁とも、とっても合うのだ。
ホントに蕎麦と酒が好きなご主人が、自由気ままにやっている、という雰囲気の中で、
のんびり、ほんわか・・・
そして、こだわりのツマミなんかも用意してくれるご主人、ほんとに温かい方だ。
十割も食べてみたかったなぁ~~。
でも、それは、また次回のお楽しみということで。
その時は、またこれくらいの徳利が並ぶかな。

[お店情報]
アクセス:小岩駅から徒歩7分
住所:東京都江戸川区西小岩1-29-5
TEL:03-5889-2810
営業時間:昼11:30~15:00/夜17:30~21:00
定休日:月・火 (その日が祝日の場合は通常営業)
[飲めるお酒]
日置桜 いろいろ
ひこ孫
小笹屋竹鶴
竹鶴 いろいろ
木戸泉
「こんなとこに、日置桜が飲める蕎麦屋があるよ。」 と教えてもらった。
さっそくHPをたぐっていくと・・・す、すごい!!
“提案型酒蔵・山根酒造場蔵元に遠方よりエールを送る。”
とは、山根社長のファン?なご主人なんだなぁ。
日置桜を蕎麦前に楽しめるなんて、行ってみたい~~!!
だがしかし、小岩もなかなか遠い。
・・・ということで、やっぱり狙ったのは休日である。
OPENの17時半を目指して、前にも行ったことがあるという日本酒大好きな友達と、いざ!

店構えも純和風で、良い感じ。
暖簾をくぐって入ると、3つのテーブルと、厨房に面したカウンター。
中では、ねじり鉢巻と作務衣姿がかっこいい、白髪まじりのご主人がいる。
当然、一番乗りだったので、席は選びたい放題だけど、やっぱりカウンターが良いのだ。

お酒はー・・・と見やると、奥の方にあるある。
他にも竹鶴やひこ孫など、好みのお酒がいっぱい♪
見上げていると、ご主人と目が合う。
友達が 「前も来たことあるんですよ~~。」 と言うと、「うん、分かったよ。」 とご主人。
おお!それは嬉しいね♪
自分も負けじと 「大好きな銘柄がいっぱいあります。」 などなど、会話を。
物静かで、一見、愛想が良いとは決していえない雰囲気だけど、
少し喋ってみるだけでも、ご主人の凛とした温かさを感じる。
これで、少し打ち解けたのかな。
さて、おつまみと蕎麦のメニュー。

何にしようかね~~。
お燗に合いそうなツマミがいっぱい!
あん肝をお願いしたら、「今ちょうど仕込んでて、ないんだ。ゴメン!」 とのこと。うあ~~残念(涙)!!
代わりに ホタル烏賊 を注文すると、最初に頼んだ 日置桜 生もと強力 が一緒に。

綺麗な一合徳利だなぁ~。
日置桜の、強力らしい力強さを感じながら、でもホっとする味わい。
なんで、こんなに、旨いんだろう・・・。
他にも、蕎麦味噌 と 白子ポン酢 を注文したのだけど、ゆっくりゆっくり出してくれる。


蕎麦味噌は、シソの葉に巻かれている。
「これ!名古屋純米燗のときに、鯉川さんが持ってきてくれたのだよね~。」 と、友達とも話しが盛り上がり。
続いて、日置桜 伝承強力 を。
ご主人とも日置桜の話に花が咲く。
「平成19年 広島国税局 清酒鑑評会 の 純米酒部門で、
色のついた生?強力のお燗を飲ませたら優等賞を取ったらしいよ。」
「あ~~、そいえば知ってます~~(笑)。」
何度聞いても嬉しいことなのだ。
なんだかご主人も嬉しそう。
こうやってお店の人と話できるのって、やっぱり楽しいよなぁ。
温かい気持ちになってくる。
すると、ご主人が無言でお皿を出してくれる・・・。アレ? もう頼んだのは出てきたはず。

なんと、ご主人がサービスで、ちょびっとおつまみを出してくれたのだ(涙)。
うわー、ありがとうございます! 蕗 だぁ。
さらに、日置桜 純米酒 をお願いすると、またもや。

おおお!これは、久保本家酒造の奈良漬 に ブルーチーズ を乗せたものだそう。
これも日本酒のつまみに合いそう、っていうか絶対合う。(感涙)
どっちも濃厚だから、ちょびーーーっとずつ。
お燗とあわせて食べると、奈良漬の甘さがなんとも引き立って、ウマイ。
ブルーチーズも効いてる。
でも・・・こんなつまみをゆっくり食べつつも、飲むスピードだけは(笑)。

徳利を下げずに、置いていってくれて改めて気づいたのだけど、
ぜーんぶ種類が違うのだ。
しかも、どれもこれも、シンプルで素敵な一合徳利。
眺めてるだけでも楽しい。
ところで。
棚の一番左上に置かれている 鷹勇 強力の郷 が気になった。
飲んでみたい、というと、ご主人しばし 「・・・・・・」 。
そして 「見つけちゃった?アレ、先代が無くなる前のなんだよね。」 と。
そうなんですかー・・・。なんかご主人も想い入れがありそう。
お酒と一緒に、またもや一品をさりげなく出してくれる。

「これ、まだ1週間熟成。」 と言いつつ差し出してくれたのは 塩辛 。
“まだ”一週間て(笑)。どれだけ寝かせられるんですか~~!!
もう十分濃厚で、うんまい。
もう1品、食べてみたいねー、と言っていた 出汁巻き玉子 も頼んでしまった。
メニューには、出汁巻き玉子は手の空いている時に頼んでください、と書かれていたので、
頃合を見計らって。

出てきたのは、大きくて、ちゃんと切り分けてくれている、良い香りの出し巻き玉子。
中はフワフワで、出汁が織り交ざっているのが見える。
そして、日本酒も追加。
これもチラリと見えた 山笑ふ その弐 を注文。友達と 「あれはもう2合にしよう!」と。
温度どれくらいにする?とご主人が聞いてくれたのだけど、もうお任せに。
すると、ぬるくも無く、上げすぎず、絶妙に味が舌になじむ温度。
すご~い!ちょっとコレには感動。
いつも家でやると、あっちんちんになってしまうからなぁ(汗)。
では、そろそろお蕎麦へ。
普通のせいろも良かったけど、なんだか 鴨せいろ が美味しそうで。

鴨が良い出汁をだしていて、汁もツヤツヤしている。
その濃厚な汁を吸ったネギも十分柔らかい。

しかも、鴨とネギだけじゃなくて、鶏だんごみたいなのも入ってる!
お蕎麦ともちろん一緒も楽しめるけど、これだけでも良いツマミになりそう。
お蕎麦は香りがあって、コシがあって、喉越しもイイ。

濃い目の鴨汁とも、とっても合うのだ。
ホントに蕎麦と酒が好きなご主人が、自由気ままにやっている、という雰囲気の中で、
のんびり、ほんわか・・・
そして、こだわりのツマミなんかも用意してくれるご主人、ほんとに温かい方だ。
十割も食べてみたかったなぁ~~。
でも、それは、また次回のお楽しみということで。
その時は、またこれくらいの徳利が並ぶかな。

[お店情報]
アクセス:小岩駅から徒歩7分
住所:東京都江戸川区西小岩1-29-5
TEL:03-5889-2810
営業時間:昼11:30~15:00/夜17:30~21:00
定休日:月・火 (その日が祝日の場合は通常営業)
[飲めるお酒]
日置桜 いろいろ
ひこ孫
小笹屋竹鶴
竹鶴 いろいろ
木戸泉
らっきょとブルーチーズ?!
なんか面白い組み合わせですね!
これ家でやってみます~!
2合徳利1に、1合徳利4本で6合!
いつものように?友人さん、1合ぐらいで、
まき子さんが5合?!ですか?(笑)