こりゃまた天気が良い休日だ。
賑わうニューシャトルから見える空が、抜けるような青さ。
みんなどこに行くのかな~と思ったら「鉄道博物館」。
で、大宮から一駅でガラ~ん・・・この車両、私たちだけになっちゃいましたよ(笑)。
降りるたくさんの人たちを見送って、我々が向かうは 蕎麦きり さいとう さん。
もう、アレとアレとが食べたくて!!
日曜日だし、お昼だし、帰りの時間を気にしないで良いとはいえ、
せっかく行くんだから、ゆっくり飲みたい。
そして、さいとうさんとも、いっぱいお話したい。
そんなワケで、OPEN直後であれば空いててお話もできるだろう、と狙っていたが、気合いれすぎ。
“準備中”の看板に、しばしお店の前で連れと立ち話。
OPEN前から待っちゃってました。
でも一番乗りで入ったら、さいとうさんの仕事姿を目撃♪
お蕎麦も既に細く切られて最終段階。
いつもは厨房のドタバタした姿ばかりだったけど、なんか真剣な姿がカッチョイイなぁ。
「やっぱ飲兵衛なだけじゃなくて、職人さんなんだ」 と思えてしまう。(なんちゅー失礼な(笑))
テーブルに座って、ビールとおつまみを注文すると、厨房から何かを持ってさいとうさんが出てきた。
「再現性のないお酒です(笑)。 これも本日、ぜひどうぞ。」
おおー!これは良さそうです!
かなり旨そうです。
「もう、つまみは頼みましたので、日本酒は全てお任せしますm(_ _)m」
と、超ラクチン宣言をする自分。
焼き味噌 に 穴子の煮こごり が出てくると、
早速、オーダーもしていないのに 鯉川 特別純米 がタイミングよく出てくる。
いやーさっすが。
天気の良い、午前中の光で写真を撮ると、なんて清々しいんでしょう。
一合徳利も、太陽に照らされてキラキラしております。
うーん綺麗だ。
この鯉川は、蔵にあったいろんなお米を寄せ集めたものらしい。
だから「再現性がない」?!
でも、そういうお酒の方が、飲むこちらも楽しい。
まさに一期一会なんだもの。
しかし・・・もう熟した味わいになっている?! つけた温度も良い感じで、奥深い。
まだお客さんが少ないせいか、 穴子の白焼き が出てくるのも素早い。
やっぱり、ふわふわで、良い香り。
ここの穴子の白焼きは、本当に質が高くてビックリ。
さて。
こんなアテをつついていると、待ってました!!なモノが。
ぃやったー!! レバーぺースト だ!!
こんなものを見せられたら、そりゃ食べたくなるに決まってる。
でも、試作的に作ったものらしいので、ありつけるかどうか心配だったのだ。
あぁ~~ホントにありがとうございます(感涙)。
まずはレバーだけ。
次に蕎麦クレープにちょびっとつけて。
・・・。
・・・。
激ウマです。
レバー好きにはたまらない、レバー独特の味わい。
レシピではコニャックを使うと書かれていたそうだけど、さいとうさん曰く。
「コニャック?!そんなものはねぇ!竹鶴じゃー。」(言葉使いはイメージ合成です)
ということで、今回は 竹鶴 生もと 16BY を使ったんだそう。
酒エロスのエキスのお陰か、日本酒にも合う合う。
というか、さいとうさーん、次のお酒を。
と、お願いしたら、もう既に準備してありました(笑)。
そろそろお客さんも入って忙しそうなのに、やっぱさすがです。
睡龍 17BY ひやおろし 、これ良いですね~。
去年のひやおろしが、この時期になってちょうど飲み頃。
レバーと合わせると、見事に味がハマる。お口のなかでハモっている。
さいとうさんの 「どぶも合わせてみます?」 の言葉に 「もちろんデス!」
「幸せいっぱい!」な味わい、非常によく分かりました、はい。
睡龍のハモリとはまた違って、レバーの味わいと一緒にささっと舌を綺麗にしていく感じ。
そんなキレが良いこの 生もとのどぶ は 18BY 13号 とのこと。
さてさて。
こんなに美味しいおつまみが揃っていては、日本酒もススムにきまっている。
頃合を見計らって、若い女の子店員さんが 「次のお酒、頼まれますか?」 と聞いてくれるのも嬉しい。
というか、さいとうさんが
「あの客は飲むペースが速いから、注意して見ててね。」 なんて言ったのかもしれない・・・。
辨天娘 18BY 玉栄 をいただき、そのあとは。
次は 小笹屋 竹鶴 16BY 大和雄町 だ。
熱っつーーくつけてくれて、これまたレバーペーストにもぴったり。
原料が同じ蔵のお酒なんだから、相性も良いハズ。
さて。
お蕎麦に行く前に、食べたかったものをもう一品。
1人で行くと、ちょっとお腹いっぱいになってしまうくらいのボリュームと言われていた 蕎麦がき 。
すごーい蕎麦蕎麦した味わいで、歯ごたえもしっかり。
これ、十割そばでも使用している 茨城 の蕎麦で作ってくださったんだそう。
そんな貴重な蕎麦で・・・ありがとうございます(涙)。
ちょびちょび食べ、ペース早く飲み、何客か回転し、時間も過ぎてゆく。
さぁ、ではそろそろ、最終目的であるアレをお願いしますか!
牡蠣天そば を!!
と、同時に 「牡蠣天そばに合うお酒をください。」 とお願い。
ちなみにこの時入店されたお客さん。
「あれ?後姿に横顔が・・・見覚えがあるけど、まさかそんな都合よくバッタリなんて・・・ね。」
と流してしまった。
しかも美味しそうなお酒が出てきてしまったし。
睡龍 生もと 純米吟醸 16BY 。
どっちも旨い!(言わずもがな・・ですね(汗))
牡蠣は厚岸のもの(だと思う)でぷりっぷりっ、しかもでかい。
天ぷらにすると味が濃厚になるそうで、味だけでなく牡蠣の風味もふんわり口に広がる。
蕎麦だけ、お汁だけ、牡蠣だけ、ちょびっと味わいつつ、今度はそれぞれの組み合わせを楽しむ。
牡蠣は5つも入っているから、十分つまみにもなる。
そして、あまり見たことがなかったこのグルグルの色の睡龍、
キレと共に柔らかい味わいが広がって、牡蠣天そばと一緒に飲むと出汁と絡み合う。
スゴイなぁ~。
蕎麦好きも酒好きもうならせてしまう、この技。
そして、このお酒のラインナップ。
絶対に、2時間かけてウチから通う価値アリだ。
と、感動していると、なんとー。
やっぱり、あの時気になったお客さんは!
なんとなく 「あの酒屋店主かな~」 と思ってたけど、確信が持てずに気になっていた。
が!顔を見て確信。
すっとんきょうな声(しかも大きかったらしい)をかけると、厨房のさいとうさんも気づいたみたい。
「なに覆面できてるんですかー!(お店に来たの)言ってくださいよー!!」 と(笑)。
しかも2人して
「あの2人、OPENから居るんですよ、んも~~。」
「てことは3時間も飲んでんの?信じらんない!」
「来店前から、日本酒の出し順もシミュレーションしてたのに、それを狂わせる飲みっぷり。」
「って、どんだけーーー?!」
と。
(これもイメージ合成の言葉使いです)
で・・・でも、そんなことないっすよぅ。
だって6合、1人にしてみたら3合。
ね、普通ですよ、フツー。
と言いつつ、酒屋さんを見送って、再び飲む。
蕎麦湯に牡蠣天そばのお出汁を入れても、これまたうんまいんです。
そして ひこ孫 も出していただき、再びちょびちょび。
が、どんなに昼早くから飲んでいたとしても、シンデレラタイムはあるもので。
気づいたら15時だ!
OPENから3時間半もお相手いただき、ありがとうございました♪
だって、やっぱり遠いんだもん、一回一回が貴重。
できるだけゆっく~~~~り居座りたいんです。
[前回までの訪問]
・2007/07/23 蕎麦きり さいとう (伊奈中央) で どぶ
・2007/09/09 蕎麦きり さいとう (伊奈中央) で 辨天娘 玉栄
[お店情報]
アクセス:伊奈中央駅から徒歩3分(ニューシャトルの先頭に乗るのは危険だそうです?!)
住所:埼玉県北足立郡伊奈町小室9819-1
TEL:048-722-2725
営業時間:11:30~20:00LO (火~金は15時~17時中休み)
定休日:月曜日(日曜日じゃないのが嬉しい)
[飲めるお酒]
竹鶴
どぶ
睡龍
ひこ孫
などなど、他にも「今月のお酒」といった+αがあるみたいです。
賑わうニューシャトルから見える空が、抜けるような青さ。
みんなどこに行くのかな~と思ったら「鉄道博物館」。
で、大宮から一駅でガラ~ん・・・この車両、私たちだけになっちゃいましたよ(笑)。
降りるたくさんの人たちを見送って、我々が向かうは 蕎麦きり さいとう さん。
もう、アレとアレとが食べたくて!!
日曜日だし、お昼だし、帰りの時間を気にしないで良いとはいえ、
せっかく行くんだから、ゆっくり飲みたい。
そして、さいとうさんとも、いっぱいお話したい。
そんなワケで、OPEN直後であれば空いててお話もできるだろう、と狙っていたが、気合いれすぎ。
“準備中”の看板に、しばしお店の前で連れと立ち話。
OPEN前から待っちゃってました。
でも一番乗りで入ったら、さいとうさんの仕事姿を目撃♪
お蕎麦も既に細く切られて最終段階。
いつもは厨房のドタバタした姿ばかりだったけど、なんか真剣な姿がカッチョイイなぁ。
「やっぱ飲兵衛なだけじゃなくて、職人さんなんだ」 と思えてしまう。(なんちゅー失礼な(笑))
テーブルに座って、ビールとおつまみを注文すると、厨房から何かを持ってさいとうさんが出てきた。
「再現性のないお酒です(笑)。 これも本日、ぜひどうぞ。」
おおー!これは良さそうです!
かなり旨そうです。
「もう、つまみは頼みましたので、日本酒は全てお任せしますm(_ _)m」
と、超ラクチン宣言をする自分。
焼き味噌 に 穴子の煮こごり が出てくると、
早速、オーダーもしていないのに 鯉川 特別純米 がタイミングよく出てくる。
いやーさっすが。
天気の良い、午前中の光で写真を撮ると、なんて清々しいんでしょう。
一合徳利も、太陽に照らされてキラキラしております。
うーん綺麗だ。
この鯉川は、蔵にあったいろんなお米を寄せ集めたものらしい。
だから「再現性がない」?!
でも、そういうお酒の方が、飲むこちらも楽しい。
まさに一期一会なんだもの。
しかし・・・もう熟した味わいになっている?! つけた温度も良い感じで、奥深い。
まだお客さんが少ないせいか、 穴子の白焼き が出てくるのも素早い。
やっぱり、ふわふわで、良い香り。
ここの穴子の白焼きは、本当に質が高くてビックリ。
さて。
こんなアテをつついていると、待ってました!!なモノが。
ぃやったー!! レバーぺースト だ!!
こんなものを見せられたら、そりゃ食べたくなるに決まってる。
でも、試作的に作ったものらしいので、ありつけるかどうか心配だったのだ。
あぁ~~ホントにありがとうございます(感涙)。
まずはレバーだけ。
次に蕎麦クレープにちょびっとつけて。
・・・。
・・・。
激ウマです。
レバー好きにはたまらない、レバー独特の味わい。
レシピではコニャックを使うと書かれていたそうだけど、さいとうさん曰く。
「コニャック?!そんなものはねぇ!竹鶴じゃー。」(言葉使いはイメージ合成です)
ということで、今回は 竹鶴 生もと 16BY を使ったんだそう。
酒エロスのエキスのお陰か、日本酒にも合う合う。
というか、さいとうさーん、次のお酒を。
と、お願いしたら、もう既に準備してありました(笑)。
そろそろお客さんも入って忙しそうなのに、やっぱさすがです。
睡龍 17BY ひやおろし 、これ良いですね~。
去年のひやおろしが、この時期になってちょうど飲み頃。
レバーと合わせると、見事に味がハマる。お口のなかでハモっている。
さいとうさんの 「どぶも合わせてみます?」 の言葉に 「もちろんデス!」
「幸せいっぱい!」な味わい、非常によく分かりました、はい。
睡龍のハモリとはまた違って、レバーの味わいと一緒にささっと舌を綺麗にしていく感じ。
そんなキレが良いこの 生もとのどぶ は 18BY 13号 とのこと。
さてさて。
こんなに美味しいおつまみが揃っていては、日本酒もススムにきまっている。
頃合を見計らって、若い女の子店員さんが 「次のお酒、頼まれますか?」 と聞いてくれるのも嬉しい。
というか、さいとうさんが
「あの客は飲むペースが速いから、注意して見ててね。」 なんて言ったのかもしれない・・・。
辨天娘 18BY 玉栄 をいただき、そのあとは。
次は 小笹屋 竹鶴 16BY 大和雄町 だ。
熱っつーーくつけてくれて、これまたレバーペーストにもぴったり。
原料が同じ蔵のお酒なんだから、相性も良いハズ。
さて。
お蕎麦に行く前に、食べたかったものをもう一品。
1人で行くと、ちょっとお腹いっぱいになってしまうくらいのボリュームと言われていた 蕎麦がき 。
すごーい蕎麦蕎麦した味わいで、歯ごたえもしっかり。
これ、十割そばでも使用している 茨城 の蕎麦で作ってくださったんだそう。
そんな貴重な蕎麦で・・・ありがとうございます(涙)。
ちょびちょび食べ、ペース早く飲み、何客か回転し、時間も過ぎてゆく。
さぁ、ではそろそろ、最終目的であるアレをお願いしますか!
牡蠣天そば を!!
と、同時に 「牡蠣天そばに合うお酒をください。」 とお願い。
ちなみにこの時入店されたお客さん。
「あれ?後姿に横顔が・・・見覚えがあるけど、まさかそんな都合よくバッタリなんて・・・ね。」
と流してしまった。
しかも美味しそうなお酒が出てきてしまったし。
睡龍 生もと 純米吟醸 16BY 。
どっちも旨い!(言わずもがな・・ですね(汗))
牡蠣は厚岸のもの(だと思う)でぷりっぷりっ、しかもでかい。
天ぷらにすると味が濃厚になるそうで、味だけでなく牡蠣の風味もふんわり口に広がる。
蕎麦だけ、お汁だけ、牡蠣だけ、ちょびっと味わいつつ、今度はそれぞれの組み合わせを楽しむ。
牡蠣は5つも入っているから、十分つまみにもなる。
そして、あまり見たことがなかったこのグルグルの色の睡龍、
キレと共に柔らかい味わいが広がって、牡蠣天そばと一緒に飲むと出汁と絡み合う。
スゴイなぁ~。
蕎麦好きも酒好きもうならせてしまう、この技。
そして、このお酒のラインナップ。
絶対に、2時間かけてウチから通う価値アリだ。
と、感動していると、なんとー。
やっぱり、あの時気になったお客さんは!
なんとなく 「あの酒屋店主かな~」 と思ってたけど、確信が持てずに気になっていた。
が!顔を見て確信。
すっとんきょうな声(しかも大きかったらしい)をかけると、厨房のさいとうさんも気づいたみたい。
「なに覆面できてるんですかー!(お店に来たの)言ってくださいよー!!」 と(笑)。
しかも2人して
「あの2人、OPENから居るんですよ、んも~~。」
「てことは3時間も飲んでんの?信じらんない!」
「来店前から、日本酒の出し順もシミュレーションしてたのに、それを狂わせる飲みっぷり。」
「って、どんだけーーー?!」
と。
(これもイメージ合成の言葉使いです)
で・・・でも、そんなことないっすよぅ。
だって6合、1人にしてみたら3合。
ね、普通ですよ、フツー。
と言いつつ、酒屋さんを見送って、再び飲む。
蕎麦湯に牡蠣天そばのお出汁を入れても、これまたうんまいんです。
そして ひこ孫 も出していただき、再びちょびちょび。
が、どんなに昼早くから飲んでいたとしても、シンデレラタイムはあるもので。
気づいたら15時だ!
OPENから3時間半もお相手いただき、ありがとうございました♪
だって、やっぱり遠いんだもん、一回一回が貴重。
できるだけゆっく~~~~り居座りたいんです。
[前回までの訪問]
・2007/07/23 蕎麦きり さいとう (伊奈中央) で どぶ
・2007/09/09 蕎麦きり さいとう (伊奈中央) で 辨天娘 玉栄
[お店情報]
アクセス:伊奈中央駅から徒歩3分(ニューシャトルの先頭に乗るのは危険だそうです?!)
住所:埼玉県北足立郡伊奈町小室9819-1
TEL:048-722-2725
営業時間:11:30~20:00LO (火~金は15時~17時中休み)
定休日:月曜日(日曜日じゃないのが嬉しい)
[飲めるお酒]
竹鶴
どぶ
睡龍
ひこ孫
などなど、他にも「今月のお酒」といった+αがあるみたいです。