実家に住んでた時は全然知らなかったのに
トーキョーに出てみて、地元ってこんなに色々あったんだ!と、初めて知ったことって
意外とたくさんあったりする。

小左衛門さんのおかげで最近知ったのは じねんじょ 。

静岡とかで有名なのは知ってたけど、何でこんな田舎の土岐市に?!なんて思ってみても、
じじばばに言わせると 「昔から」 。へぇ・・・。


そんな自然薯、しかも天然のものを食べられる地元のお店へ、家族で行ってみることに。

みくに茶屋 という。

実は、去年今年とお邪魔した 小左衛門さんの新年会 で、みくに茶屋さんもいらっしゃっていて
いつか行きたい行きたい、と思っていたのだ。


峠を越えながら山道を車で走っていると、急に開けた場所に到着!

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なんと、一面に広がったラベンダー畑が。
あと1ヶ月遅かったら花が咲いてただろうにな~。惜しい。

そんな畑を臨むようにお店が建っている。


暖かいし天気もポカポカ気持ち良いので、屋外のテーブルを陣取る。
そこからは色付いた花も見えてイイ感じ。

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庭の裏の方に生えているのは、山菜かな。

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ここには自然薯を使った各種定食や、いろんな地のもののおつまみも沢山ある。
そんな料理をつつきながら飲むと美味しいであろう、小左衛門も発見。


だがしかし!
“昼から飲むなんてダメ” という、家族みんなの厳しい目が(涙)。
「やだ~。飲みたい。飲みたいよ~。」 と、子供のようにダダをこねてみるが対3人の壁は厚い。
何なんでしょうかね、この酒文化の違いは(>_<)!!


が、一気に形勢逆転のチャンス到来!!

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タラの目、こごみにウド、ぜんまいなどの山菜の天ぷら に こしあぶらお浸し
そして、ウドのキンピラ や 自然薯刺身などなど、
美味しそうなおつまみが、ずらずらーっとテーブルに美味しそうなおつまみが並ぶと。

おもむろに、おじいちゃんが一言。
「まき子・・・やっぱりビール飲もか。」

すると母親が 「それなら、まき子が飲みたいっていう日本酒を頼んであげなよ~。」

いや~ん、おじーちゃん、ナイスっ!!
っていうか、こんな美味しそうなおつまみを並べてくれた、みくに茶屋さんに感謝(>_<)!!


飲み心を揺さぶられた飲兵衛2人が飲むと言い出したら、もう止まらないのだ。
「すいませーん、瓶ビールと、あと小左衛門で今いいのありますか?!」


というワケで、小左衛門 仕込13号 純米吟醸 播州雄町 。

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あぁ~ウマイ!
空気もより美味しいせいか、じんわりと日本酒が体に染み渡る~。

山菜も美味しいし、なんといっても、自然薯の刺身。
もっちりもちもちで、濃厚なのだ。


もちろん出汁でといた自然薯も。

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ご飯にかけて食べるより、自然薯の器の方に白飯を入れてヒタヒタにした方が好きな自分。
食べ方、変?!


前夜のBBQに引き続き、地のものと地酒、
しかも昼から青空の下で飲むお酒は、一合だけでも、なんとも幸せな気分になれる。

こんなおもてなしをして下さった、みくに茶屋さんに大感謝です。



[お店情報]
岐阜県土岐市鶴里町柿野3038-1
TEL:0572-52-2528

[飲めるお酒]
小左衛門