蔵造りを始める前に、まず「どぶ」を飲ませてから造らせるんですわ!

の、第一声。
さすが 加藤杜氏 です(笑)。


そんな一声から始まった 松の屋 さんでの「睡龍とどぶの会」。

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今回の会は、練馬にある酒屋 大塚屋 さんのお陰もあって至ったんだとか。
そうして色々用意してもらったのは、速醸と生もとの違い、年度の違いの飲み比べ・・・

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そしていっちばん楽しみにしていた H18BY どぶ の飲み比べも。

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松の屋さんの料理も、どぶに合うものばかり!特にあの酢味噌が美味しかったなぁ~。
(・・・と思ったら、メニューを良く見たらあれは黄身酢ヨーグルトだった!酢味噌じゃないよな~申し訳ないっす。)
食べながら、仕込み13号・14号・15号・16号・17号・18号 すべてを、まんべんなく頂きました。


全部おいしい!けど、個人的好みは仕込み16号だったなぁ。
強力を使ったもの。
熟成後も楽しみだけど、今でも十分旨く、かと思ったらスっとキレて、でも余韻が優しい感じ。


他には13号・14号も大人気、みんなに「今、飲めるよね」って言われてたり。
「後にどう変わるか楽しみなのは18だよねーーー!!!」なんて言ってたり。

ワイワイ飲みながら笑いながら、参加したみんなで、いろ~~~んなお話。

それに応えて「がははは!」って豪快に笑いながらお話してくれる
加藤杜氏のファンになった人は多いかと。

うまい酒を知らん蔵人が、うまい酒を造れるわけがぁないですよね。
まずは蔵人をどぶ漬けにして、逃げられなくせんと、酒造りは始まらんのです。


という言葉に、笑っているのか苦笑しているのか、蔵人さんの反応も面白いっす。


ううーーん。
今回も、私の耳の中に残るお言葉がたくさんだ。


その中でも一番だったのが、思いっきり庶民的な内容で申し訳ないくらいなんですが・・・

「温度上げちゃうと、アルコールって、どのくらい飛んじゃうんですか?」 
と質問する自分に

ぜんぜん飛ばん飛ばん!
上げすぎて飛んだら勿体無い、って思っとったやろ!



!!ハイ、思ってましたーーー!!!
ほんと、これ思ってました。

あっつーいのは好きなんだけど、
「アルコール飛んじゃうと、あまり酔っ払わなくなる = 勿体無い」
って、ものすごーーーく、思ってました。

これで・・・これで、これから思う存分、あっつーーくできる(>_<) !!

うう、ありがとうございます(涙)。
加藤杜氏のお陰で解放された気分です。


とか言ってたら
「いじめすぎるなよ~。」

は、はい(汗)。


[以前のエントリ]
松の屋 (新宿2丁目) で 日置桜  2006/7/2

[飲めるお酒]
お燗もから冷たい系までまんべんなく。

[お店情報]
アクセス:新宿御苑駅新宿門口徒歩3分/新宿三丁目駅C7出口徒歩30秒/新宿駅徒歩10分
住所:東京都新宿区新宿2?15?13 ナカエビル3?1F
営業時間: 月~木/17:00~24:00(ラストオーダー22:45)
金・土・祝前/17:00~翌2:00(ラストオーダー24:45)
定休日: 日・祝