*群馬泉が置いてあるワケではないので悪しからず・・・
お寿司屋さんの業界についてはあまり知らない。
日本酒の揃えがいいお店ばかり探しているので、お寿司屋さんには滅多にたどりつかないし
メディアに出ている有名処は、お酒ばっかり飲んで寿司を食べないと怒られそうだし。
と、思っていたところ。
業界では有名らしいのだけど、寿司命?の先輩の行き着けで、店主とも仲が良く
「日本酒も持ち込みOKとったよ!」
と、なんとも嬉しいお言葉を頂戴して向かったところは まね山 。
メインストリート沿いから、ちょっとした小路に入ると
コンクリートの壁と小岩でできた、隠れ家のような建物が。
小さく「まね山」と書かれただけでシンプル、そして一見、お寿司屋さんではないようなファザードだ。
中はカウンター7席だけで、とってもこぢんまり。
店主一人でも、全部のお客さんにきちんと対応できて、お喋りも楽しめるような広さだ。
明るめの照明で、ジャパニーズモダンな、とっても好感がもてる清潔な店内。
一瞬 「カウンターの上にカニがいる!!」 と思ったら、木でできたオブジェ。
こんな、ちょっとした遊び心があるのも良いなぁ。
さて、この日は奥さんもカウンターに立っていたのだけど、珍しい事なんだとか。
普段はご主人の間根山さん1人で仕切っているのだけど、
ちょっとした手の怪我の治療直後で、助っ人として入ったんだそう。
ビールを頂きながら、いきなりすごい勢いで奥さんとの話に盛り上がる。
滅多にいない奥さんが居る時に来れてよかった~、 と先輩も嬉しそう。
とっても明るい方で、お喋りも上手、それに可愛い!
お店の仕事に慣れていないなりに、とっても一生懸命に手伝っている姿も可愛い!
(一応、大学生のお嬢さんもいるんだけど)
一方、いつもの間根山さんを知っている先輩は
「いつもより大人しいですねぇ~。奥さんがいるからかなぁ?」 と、いじっている。
でも、間根山さんも明るい感じで、笑顔がこれまたステキなのだ。
家内は怖くて何も逆らえません、と言いつつも、とっても仲良し夫婦で見ていて微笑ましい。
さて、当然のごとく、まずはおつまみから。
赤貝 と コチ のお刺身。
そして、持ち込みお酒もさっそく出していただく。
家の在庫の中から 鯉川 鉄人うすにごり / 鯉川 美郷錦 / 群馬泉 をチョイス。
「鉄人うすにごり」と「群馬泉」は、もう好い加減に常温放置されていた、最後の2合ちょい。
どうせ飲みきってしまうのなら、
家の晩酌では食べられないような、美味しいつまみと一緒に飲みたいな、と思って。
(もちろん一升瓶3つも持ち歩けないため、ペットボトルに入れ替え)
時期ではないけど、カニ味噌 と合わせて飲むと、これまた群馬泉とぴったり。
「カニ味噌だけでも食べたいな~」とワガママをいうと、こんもり出してくれるから嬉しい。
よくよく考えたら、家ではしばらく群馬泉を飲んでいなかったので、かなり久しぶりだ。
しっかしウマーーイ!
円やかでふくよかで、ほんのり熟された甘さもあって・・・。
それに、こんなに美味しいカニ味噌と一緒に合わさって、群馬泉くんも喜んでいることでしょう。
お酒は冷やで飲んだり、温度を変えたり。
「50℃くらいにつけてください」 と言えば 「ハイ!頑張りますっ!」 と、奥さんも良いノリで
何でも快く受け付けてくれる。
ちなみに、お猪口もとっかえひっかえできるくらい、カゴに揃っている。
もちろん銘柄ごとに変えてくれるので、
いつもの様に、目の前にはたくさんのお猪口たちが並んでしまうワケで。
つまみも、少量を沢山の種類で出してくれるところが、飲兵衛にとっては嬉しい限り。
タコ や 松茸 などをつまみつつ、
「酔っぱらう前に、旨い寿司もちょっと味わっておきたいね~。」 と、鯵 を握ってもらった後でも
また、豆腐よう などのツマミでグビグビモードに戻っても、全然OK!
途中からは、先輩が持って来た はなぶさ で、また飲みだすワケだが、
「納豆のアレちょうだい。」 と言って出てきたものがスゴイ!
あぁ、どれもこれも大好物。美味しそう。
ポイントは、細かく砕かれた納豆。
でも「これをグチャグチャにかき混ぜて、海苔で巻いて食べろ」というのだ!!
こ・・・こんな美味しそうな具たちを、ぐちゃぐちゃに・・・もったいな~~い(涙)。
といいつつ、おもいっきりかき混ぜてみる。ここぞとばかりに、納豆のネバネバを増やすように。
そして、少量を海苔で巻いてパクリ。
うわーっ ウマっ!
お酒を流し込むと、もっとウマイ!!
納豆のネバネバが良い感じに素材とマッチしているというか。
常連ならではのメニューかもしれないけど、こんな贅沢ものを頂いてしまって良いんだろうか。
(また「痛風にでもなってしまえ!」という声が聞こえてきそう・・・)
こんなつまみでワイワイお喋りしながら楽しみ、そろそろ握りに移行。
ここでは是非とも食べた方が良いというのが トロタク と 穴子 。
穴子の柔らかさにビックリ。塩とツメ、両方で出してくれるのも嬉しい。
トロタクも、素朴なんだけと、この組み合わせはやっぱり美味しい。
他にもいくつか握ってもらったけど、全部ぺろっと平らげてしまって、自分でもびっくり。
というのも、握りは一口でいただけるような小ぶりサイズで、おつまみ感覚でもいただけてしまうのだ。
シャリは少な目だけど、口の中でほろっと崩れる感覚とその瞬間にネタと一緒になる味わいに、
「さすが、職人さんだな」 と思わせられる。
しかも寡黙で怖そうな職人さんとは違い、
ワガママも聞いてくれるし、ホントに朗らかでフレンドリーな間根山さん。
肩肘張らず、居心地よく、気付けば3時間以上は飲んでいたような。
一人で行っても充分楽しめるだろうなぁ。
常備しているお酒は新潟系?のお酒が多いらしいけど、
間根山さんの人柄に、美味しいつまみに、まっとうな握り・・・この日は奥さんもいて。
それに我家のお酒たちを合わせられて、本当によかった。
[お店情報]
アクセス:赤坂見附駅/赤坂駅から徒歩8分
住所:東京都港区赤坂5-1-35
TEL:03-3588-1611
定休日: 日祝
営業時間: 17:30~24:00
[飲めるお酒]
八海山とか?
未確認ですが・・・
お寿司屋さんの業界についてはあまり知らない。
日本酒の揃えがいいお店ばかり探しているので、お寿司屋さんには滅多にたどりつかないし
メディアに出ている有名処は、お酒ばっかり飲んで寿司を食べないと怒られそうだし。
と、思っていたところ。
業界では有名らしいのだけど、寿司命?の先輩の行き着けで、店主とも仲が良く
「日本酒も持ち込みOKとったよ!」
と、なんとも嬉しいお言葉を頂戴して向かったところは まね山 。
メインストリート沿いから、ちょっとした小路に入ると
コンクリートの壁と小岩でできた、隠れ家のような建物が。
小さく「まね山」と書かれただけでシンプル、そして一見、お寿司屋さんではないようなファザードだ。
中はカウンター7席だけで、とってもこぢんまり。
店主一人でも、全部のお客さんにきちんと対応できて、お喋りも楽しめるような広さだ。
明るめの照明で、ジャパニーズモダンな、とっても好感がもてる清潔な店内。
一瞬 「カウンターの上にカニがいる!!」 と思ったら、木でできたオブジェ。
こんな、ちょっとした遊び心があるのも良いなぁ。
さて、この日は奥さんもカウンターに立っていたのだけど、珍しい事なんだとか。
普段はご主人の間根山さん1人で仕切っているのだけど、
ちょっとした手の怪我の治療直後で、助っ人として入ったんだそう。
ビールを頂きながら、いきなりすごい勢いで奥さんとの話に盛り上がる。
滅多にいない奥さんが居る時に来れてよかった~、 と先輩も嬉しそう。
とっても明るい方で、お喋りも上手、それに可愛い!
お店の仕事に慣れていないなりに、とっても一生懸命に手伝っている姿も可愛い!
(一応、大学生のお嬢さんもいるんだけど)
一方、いつもの間根山さんを知っている先輩は
「いつもより大人しいですねぇ~。奥さんがいるからかなぁ?」 と、いじっている。
でも、間根山さんも明るい感じで、笑顔がこれまたステキなのだ。
家内は怖くて何も逆らえません、と言いつつも、とっても仲良し夫婦で見ていて微笑ましい。
さて、当然のごとく、まずはおつまみから。
赤貝 と コチ のお刺身。
そして、持ち込みお酒もさっそく出していただく。
家の在庫の中から 鯉川 鉄人うすにごり / 鯉川 美郷錦 / 群馬泉 をチョイス。
「鉄人うすにごり」と「群馬泉」は、もう好い加減に常温放置されていた、最後の2合ちょい。
どうせ飲みきってしまうのなら、
家の晩酌では食べられないような、美味しいつまみと一緒に飲みたいな、と思って。
(もちろん一升瓶3つも持ち歩けないため、ペットボトルに入れ替え)
時期ではないけど、カニ味噌 と合わせて飲むと、これまた群馬泉とぴったり。
「カニ味噌だけでも食べたいな~」とワガママをいうと、こんもり出してくれるから嬉しい。
よくよく考えたら、家ではしばらく群馬泉を飲んでいなかったので、かなり久しぶりだ。
しっかしウマーーイ!
円やかでふくよかで、ほんのり熟された甘さもあって・・・。
それに、こんなに美味しいカニ味噌と一緒に合わさって、群馬泉くんも喜んでいることでしょう。
お酒は冷やで飲んだり、温度を変えたり。
「50℃くらいにつけてください」 と言えば 「ハイ!頑張りますっ!」 と、奥さんも良いノリで
何でも快く受け付けてくれる。
ちなみに、お猪口もとっかえひっかえできるくらい、カゴに揃っている。
もちろん銘柄ごとに変えてくれるので、
いつもの様に、目の前にはたくさんのお猪口たちが並んでしまうワケで。
つまみも、少量を沢山の種類で出してくれるところが、飲兵衛にとっては嬉しい限り。
タコ や 松茸 などをつまみつつ、
「酔っぱらう前に、旨い寿司もちょっと味わっておきたいね~。」 と、鯵 を握ってもらった後でも
また、豆腐よう などのツマミでグビグビモードに戻っても、全然OK!
途中からは、先輩が持って来た はなぶさ で、また飲みだすワケだが、
「納豆のアレちょうだい。」 と言って出てきたものがスゴイ!
あぁ、どれもこれも大好物。美味しそう。
ポイントは、細かく砕かれた納豆。
でも「これをグチャグチャにかき混ぜて、海苔で巻いて食べろ」というのだ!!
こ・・・こんな美味しそうな具たちを、ぐちゃぐちゃに・・・もったいな~~い(涙)。
といいつつ、おもいっきりかき混ぜてみる。ここぞとばかりに、納豆のネバネバを増やすように。
そして、少量を海苔で巻いてパクリ。
うわーっ ウマっ!
お酒を流し込むと、もっとウマイ!!
納豆のネバネバが良い感じに素材とマッチしているというか。
常連ならではのメニューかもしれないけど、こんな贅沢ものを頂いてしまって良いんだろうか。
(また「痛風にでもなってしまえ!」という声が聞こえてきそう・・・)
こんなつまみでワイワイお喋りしながら楽しみ、そろそろ握りに移行。
ここでは是非とも食べた方が良いというのが トロタク と 穴子 。
穴子の柔らかさにビックリ。塩とツメ、両方で出してくれるのも嬉しい。
トロタクも、素朴なんだけと、この組み合わせはやっぱり美味しい。
他にもいくつか握ってもらったけど、全部ぺろっと平らげてしまって、自分でもびっくり。
というのも、握りは一口でいただけるような小ぶりサイズで、おつまみ感覚でもいただけてしまうのだ。
シャリは少な目だけど、口の中でほろっと崩れる感覚とその瞬間にネタと一緒になる味わいに、
「さすが、職人さんだな」 と思わせられる。
しかも寡黙で怖そうな職人さんとは違い、
ワガママも聞いてくれるし、ホントに朗らかでフレンドリーな間根山さん。
肩肘張らず、居心地よく、気付けば3時間以上は飲んでいたような。
一人で行っても充分楽しめるだろうなぁ。
常備しているお酒は新潟系?のお酒が多いらしいけど、
間根山さんの人柄に、美味しいつまみに、まっとうな握り・・・この日は奥さんもいて。
それに我家のお酒たちを合わせられて、本当によかった。
[お店情報]
アクセス:赤坂見附駅/赤坂駅から徒歩8分
住所:東京都港区赤坂5-1-35
TEL:03-3588-1611
定休日: 日祝
営業時間: 17:30~24:00
[飲めるお酒]
八海山とか?
未確認ですが・・・