年末に彼女と3人で旅をしたとき、ワッショイ代表に大阪で「鶴橋風月」に連れて行ってもらった。

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長旅の途中というエッセンスも加わって、このとき食ったお好み焼きは、
これまで食べたどのお好みよりおいしかった。
(実際大阪でもランキング1位らしい。)

それまでも、ちょーうまいカツサンド、
でりゃうみゃーみそ煮込みうどんを食べていた。

けれど、ごっつうまいお好みが旅の中でもっともおいしかったものとして
記憶に残ったのは、

服のくさくなる空間、テーブルといすの間がせまい空間、
目の前に大親友、横にハニーという空間、
そこに幸せだけがあって、この上ない楽しい食事をかみ締めていたからかもしれない。

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東京の人はピザみたいに切るけど、こっちじゃこーやって
横に切っていって最後に縦にへら入れて半分にするんやで~

という会話で3分ぐらい話が膨らむ。
まぎれもなく楽しい。

笑顔のある食卓ほどいいものはない。
世界中の”おいしい”を言いながら楽しもう。

リストニア語でskanuです。好かぬ。
お前のとんぺい食わせろ。
ん~好かぬぜ、こりゃ、ん~たまらん好かぬ、好かぬ。

タヒチ語ではmomonaです。桃な。
お前のカクテルのませろ。
ん~桃な、こりゃ、ん~たまらん桃な、桃な。

九州弁ではumakaです。馬か。
お前のお好み食わせろ。
ん~馬か、こりゃ、ん~たまらん馬か、馬か。



それからというもの、月に一回はモダン焼きを食べている。
(東京の風月にもいったが、大阪より高くて、さらに味もちょっと落ちる気がしたので
もうこっちでは行かん。)

今月は、こむぎへ行きました。

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東口商店街が終わるところで、ampmにつきあたったら右にあるこの店。
店内はとてもアットホーム。

近所の人がたくさん入ってて、子供が座敷で走り回ったり泣いたりで
ワイワイしてた。

ビールを頼んで、すかさずとんぺいを頼む。
大阪ではじめて知ったくせに通を気取る。(笑)

食べる前は写真を撮ろうと思っていたのだけど、
うまそうな匂いに我を忘れて食ってしまった。

とんぺいうまいね、ヘイ・ユウ・ブルース。

続いてでてきた、モダン焼き。
自分で作るので、できあがりがすごく待ち遠しい。

大将がこうやって作って、と教えてくれた通りに作る。
風月よりキャベツは少なめ、生地も多いが、普通そうだろう。

とてもうまそうにできあがっていく、お好み焼き。
まってる間にどんどん、胃の中のとんぺいがサヨナラしていく。

できあがったkeito作お好みはかなりうまい。
風月とは別ジャンルでうまい。
生地にうまみがあったほうが好きか、キャベツの甘みをいかした
お好みが好きか。

オレはどっちも好かぬ(skanu)。

で、写真も取らずに平らげてしまった。
ペロリ直前でのハイ・チーズ。
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いやー。うまいものってほんとによいよい。
でも、誰かと一緒に食べるのがもっとよいよい。
誰でもいいはずではなくて、短い人生を支えながら生きていく
かけがいのない人と、楽しく食べるのが、これ以上ないってほどよいよい。