一見普通の酒屋さん。三幸商店。

ここには地下室に8千本のワインが眠っている。

普段は立ち入り禁止のその場所に今回入れてもらった。


地下室で開かれる、ボジョレー・ヌーボ(樽)のワイン会に行ってきたのだ。


地下室へ案内されると、そこには想像もつかなかった素敵なカウンターバーが。

壁には、著名人ととった酒屋の社長の写真と高級ワインの空いたビン(ロマネコンティとかね)


さらに奥には古くは江戸時代のワインが眠る蔵があった。


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樽で飲むボジョレー。むふふ。






期待大





刻印を見ると・・・・・・・・・・・『ジョルジュ・デ・ブッフ』。


コンビニでヴィラージュ買ってすでに飲んでたので

正直、少しがっかりした。


しかし、違った。

ひとくち口に含み楽しんでみると、口腔に広がる香り、味の穏やかさが全然違う。

ワインさんが上品な香りを放ってらっしゃるし、酸味もほどよく、ビンほどの嫌味がない。

これは、うんまい。


ビン詰めには、酸化防止剤(二酸化硫黄)が入っているが

味や風味の一部となり、血中で溶けてからだの害にもならない。


ワイナリーではそんなことを聞いたが、

ここまで違うと、やはり酸化防止剤の影響かもしれないと思った。


フレッシュなものだから、保存は効かないにせよ、樽でとりよせて

飲むのがいいという勉強になった。


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ワインと本当においしい料理を楽しんだ。

雰囲気は、地元の婦人会を連想させた。

だって、みんなで料理持ち寄って、キャパ以上の人数が地下室に入ってたもんで。

しかも、ほとんどマダム。

こらこら、グラス割るな!割った人はもっと謙虚にあやまりなさい!

大人たちよ、おしとやかに振舞いなさい!!(笑)


フレンチシェフの卵と会話がはずみ、その方の紹介で社長と知り合い、

彼女と二人でワイン会への参加を許された。
(いやー、女性の存在はでかい。オレ一人ではだめだったかも。)


この歳で口にすることはないだろうワインを飲める機会に恵まれるであろう。

出会いってほんとすばらしい。


出会いに、そしてコラムの書き終わりを共に祝して、

フィリップ・バカレ(ボジョレー・ヌーボ)で乾杯!!!