☆今回のコラムは、上北沢を離れて新宿五丁目に移転オープンした「ことこと」のご紹介をしたいと思います☆
よくぞこの街に移転してくれた!
と思った。
「ことこと」移転先の最寄り駅は、何と新宿三丁目駅!
そう、おたつにとってホームグラウンド(?)と言えるかもしれない「新宿二丁目」の最寄り駅なのだ。
京王線(京王新線)だと上北沢から新宿二丁目まで電車一本で行けるから遊びに行く時はとても便利。
といっても、結構久しぶりだったんだけど。
新宿三丁目駅C8出口。
今日はニューオープン「ことこと」の初体験の日。
そのお相手として選んだのはきーさん。
(きーさんに関しては「ドリームスタンプ引継ぎ式」2006.3.17を参照)
そう、男じゃないの。
残念ながら~。
実際は、きーさんから誘われて来てみたのだけど。
4月下旬に「移転オープンしました!」のお葉書を貰っていたのだけど、なかなか行くきっかけがなくて。
ま、それだけ二丁目にも遊びに行ってなかったってことね。
新宿二丁目は世界的に見るとゲイの聖地と言える街らしい。
街一体に「これでもか!」という数のゲイのお店が密集しているのも、世界的に見て珍しいみたい。
札幌のすすきのみたいに。
外国人のゲイの皆さんは、日本に来たら必ず二丁目に行くのが通例なのだとか。
イスラム教の聖地メッカへ信者が巡礼に行くみたいに?
あるいは、田舎の学校が東京へ修学旅行に行く時とりあえず東京タワーと浅草寺と国会議事堂は押さえとこうみたいな感じかな?
大阪の堂山とか札幌、博多とかもたくさんのお店があるけど、二丁目ほどではないしね。
おたつは今回で何回目かなぁ・・・?
10回以上は来てると思うのだけど、何かねゲイバー(オカマバーじゃなくて普通のバーね)って疲れるのよね。
皆キレイでカッコ良くて、こなれてるって感じで(もちろん汚いのもいるけど)、独特の空気があるから気を使ってしまう。
お店の人と仲良くなったり、誰か一緒に行く人がいたらいいんだけど・・・おたつは疲れるな。
若い子が集まるお店は特にね。
ま、行かないけど。
何でかな?
昔からおじさんが好きだからかな~?
35歳~44歳くらいがちょうど良くてね。
最近はさすがに自分が歳を取ったこともあって同年代以上・・・という気持ちもあるし、年下もいいかな?なんて思う時もあるのだけど。
最近、年下の子を見て「カワイイな~」って思うことも増えたし。
でもね、カワイイのはいいけど実際付き合うとなると・・・微妙なんだな、これが。
まだ自分がお子ちゃまだからかな?
大人じゃないと無理なのかも。
でも・・・自分がこの先35、40となった時に上がいい・・・といっても、その時まだ「ウケ」だったら多分相手いない。
いつかは「タチ」になんなきゃいけないのかな~?
やっぱり。
40歳前後の「タチ」は、基本年下のカワイイ「ウケ」の子が好きだから歳を取った「ウケ」は難しい。
今のうちに売れ残りになんないように活動しないと。
「タチ」なら歳取ってもいくらでも相手は見つかるけど。
おたつはできるかな・・・?
「タチ」は無理でもせめて「リバ」じゃなきゃダメだな。
何の話してるんだ?
三番街。
そうそう、今日は「ことこと」のお話。
靖国通りを挟んで北は二丁目。
少し歩けば歌舞伎町。
なのに・・・。
三番街メインストリート。
ここ、新宿なのに上北沢みたい。
普通の商店街なのね。
「なんとか・・・商店」みたいな古~いお店もあって、あまり都会という気がしない。
道路を一つ挟んだだけでこうも景色が変わるとは。
何故かホッとするけど。
ことことの正面。
「ことこと」は三番街の入り口から50mほど進んだ右手にある。
二階がお寿司屋さん(?)の一階。
入り口の左手はテラスになっていて、これからの季節ビール片手に美味しいお食事を楽しむにはピッタリの席となっている。
お店は大きなオレンジの看板が立っているからすぐに分かる。
看板はライトに光ってちゃんと写真が撮れなかった。
当たり前だけどまだオープンして間もないから外観も中もキレイだった。
いつもの立看板。
そうそう、この看板。
あ~懐かしい。
ここに書かれてるメニュー全部食べたな。
定番はやっぱり「ロールキャベツ」と「水・粉を使わないルーで作っているカレー」ね。
ロールキャベツが定番メニューの定食屋ってのもあんまり見かけないけど。
美味しいからいいの。
中の様子(左の女性がきーさん)。
時刻は20:00過ぎ。
「いらっしゃいませ・・・あら!まあ、どうも。お久しぶりです。」
「やっとお越しくださいましたね~。」
奥さんの明るい声を聞いたのは約3ヶ月ぶり。
奥さんによると、上北沢からのお客さんに「まだトーキョーワッショイにことことが載ってないけど、おたつさん来てないの?」と聞かれたらしい。
すみません。
忘れてました(正直に白状)。
まだオープンして1ヶ月半だし、そろそろ行こうと思ってたの~。
きーさんが誘ってくれて良かった。
誘ってくれなかったら多分来年になっても行かなかったな。
ことこと夜のメニュー。
この日は奥にお客さんが1組いたけど、あとはおたつのみ。
奥さんと息子さん(この日初めてお会いした)とゆっくりお話ができた。
メニュー表も新しくなっていた。
「めにゅう」ってカワイイね。
あ、「めにゅう」じゃなくて「めにゅぅ」か。
「う」が「ぅ」なのね。
あと、「ことこと」が「こと・こと」になっている。
「・」が付いたのね。
細かくてどうでもいいことなんだけど。
ちょっと目に付いたから。
しかも、「June」なんだ。
店の前の看板に「季節のお料理」って書いてあったけど、本当に季節によっていろんなメニューが出てくるのね。
それは楽しみ。
(ちなみに中はお酒のメニューだった)
メニューの裏。
こちらが上北沢に店を構えていた頃からの定番メニュー。
(読めますか?)
ロールキャベツにオムレツにカレー。
吉野家なら牛丼(今は豚丼)、スターバックスなら今日のコーヒー、ことことならまずはロールキャベツかな(適当)。
まずはビールを頼んで、店内の黒板を見てみた。
本日のおススメメニュー。
「ことこと」で一度でも食べたことのある人ならこの黒板に見覚えがあるでしょう。
店内には合計で・・・7枚くらいの黒板が壁に立て掛けてあった。
本日のオススメはよく変わるらしい。
季節によって扱う食材が変わるから。
特に秋から冬にかけては美味しいものが一杯。
魚や野菜や・・・何でも。
今は初夏(もう梅雨か)。
何が美味しいのかな?
最初に目に付いたのは、コレだった。
?かつおのニース風。
おたつは魚介類が大好きだから、必ず魚料理を頼む。
刺身、カルパッチョ。
焼き魚よりも生がいいのよ。
何でもね。
おたつもきーさんもお腹が空いていたからがっつくがっつく。
最低限の品は保ってちょうだい。
かつおと一緒にお刺身も頼んでみた。
?すすきの昆布〆刺身。
レモンがほんのりと効いていて美味しい!(byきーさん)
こんなお刺身は初めて食べた。
しかも、
きゅうりアップ。
細かい!
職人の仕事ね。
どうやったらこんなのができるの?
同じきゅうりなのに美味しく感じられるのは何故?
きーさんが感動していた。
お次は・・・。
?小いかの冷製。
白い切れたイカが出てくるのかな~と思っていたら、コレ。
ちょっとビックリ。
イカの周りにある小さいつぶつぶは、何と「ポン酢のゼリー」。
ゼリーと一緒にイカを頂く。
このゼリー、結構濃厚。(byきーさん)でもさっぱりしている。
イカ自体に味が付いてないからしつこくないのね。
「冷製」の名前通り、涼しげな料理だった。
当たり前か。
おたつは正直言って料理の批評は苦手。
基本的に「美味しい」・「美味しくない」の2択しか表現できないから、お店の方の言葉や同行者の感想(今回の表現はきーさんの言葉をかなり拝借しちゃった)を書き留めておかないとあとで非常に困ることになる。
この日も、写真撮って、食べて、奥さんや息子さんのお話ときーさんの料理の感想を携帯のメールに残して、また食べて・・・忙しかった。
さて、お次は「和食メニュー」から頂きましょうか。
和食メニュー。
リニューアルオープン「ことこと」では和食と洋食のコラボがスタート。
元々は洋食屋さんなんだけど、和食も出るし、中華も出たりする。
仕入れた魚の持ち味を活かしたお寿司も出てきたりする。
今日は残念ながらお寿司は無かったけど。
その日によって、季節によって、メニューが変わる。
季節が変わると、お店もまた新しい顔を見せる。
何度でも楽しめるお店、といったところだろうか。
おっ!
このコメントは結構使える感じ。
たまにはいいこと書くのね。
?自家製だし巻玉子。
熱々の玉子焼きも頼んでみた。
ちなみにおたつ家の玉子焼きは、玉子、醤油、砂糖、ネギ、海苔を混ぜて、型に流し込んで焼いていたと思う。
ネギ入ってないのね。
こっちに来て・・・というか、外食の玉子焼きでネギが入ってるの見たことないんだけど。
普通は入れないものなの?
美味しいのにね。
今回、和食メニューからは一品のみでした。
次は、洋食メニューから二品どうぞ。
洋食メニュー。
奥さんおススメの「豚バラの角煮風」を頼んでみた。
何故に「角煮」ではなく、「角煮風」なのか・・・?
?豚バラの角煮風。
「角煮」は、元々は和食のメニュー。
その角煮を、「ことこと」では味付けに中華山椒を使用し、トンポーロー風に仕上げた。
そして、盛り付けは洋風仕立て。
和洋折衷じゃなくて、和洋中折衷の料理に仕上がったのだ。
だから「角煮」じゃなくて、「角煮風」なのね。
この角煮、以前は約5時間(!)もことこと煮込んで作っていたのだとか。
最近圧力鍋が手に入ったので、現在は約3時間(それでも長い!)で作れるようになったらしい。
大変。
口に入れた瞬間に溶けてあっという間に無くなってしまった。(byきーさん)おたつも同じ感想。(乗っかってみた)
濃厚で。
でも、これは本当。
付け合せのじゃがいももホクホクで美味しかった~。
2人してガツガツ食べていたら、奥さんがあるお客さんを紹介してくれた。
奥に座っていた「粂野さん」という上北沢に27年在住の双子の男性。
以前から「ことこと」の常連さんで、この日もワインなどのお酒を飲みながら奥さんと盛り上がっていた。
「どうも、初めまして、おたつと申します。」
なんて恐縮しながら、名刺とワッショイのフライヤーをお渡しした。
お二人とも丁寧な方で、わざわざ立って名刺とフライヤーを受け取ってくれた。
しかも美味しいワインまでご馳走して下さったし。(ラッキー♪)
このワインかなり美味しかった。
安いワインのような味(ぶどうジュースみたいな)じゃない。(byきーさん)
重すぎず、飲んだ後、ほんのりと鼻に抜ける葡萄の香りがなんともいえない・・・。(byきーさん)
しかもお肉と一緒というタイミング。(byきーさん)
赤ワインと角煮。ピッタリ。(byきーさん)
繰り返すけど、おたつも同じ感想なのよ。
粂野さん、ご馳走様でした。
もしかしたら上北沢の街でお会いするかもしれませんね。
その際はお声掛けます。
たぶん。
?山芋ベースのちぢみ。
締めはやっぱりちぢみね。
ちょっと変わった「山芋」のちぢみ。
以前はもっと山芋をつぶしていた感じだったけど、今のは角切りの山芋が入っていて、食感がとても良かった。
奥さんも「そう、今の方が美味しいのよ~。」って言ってたし。
スパイシーな味付けでくせになる感じかな?
熱いうちにどうぞ。
きーさん、結構お腹一杯になったらしく、これはおたつが7割方食べた。
お酒の棚。
「ことこと」はご家族で営業している。
役割分担がハッキリしていて、
旦那さんは洋食担当、
息子さんは和食担当、
そして、奥さんは飲み担当らしい。
奥さん、お酒が大好きなようだ。
緑茶梅酒。
きーさんにおススメで出してくれたのは緑茶で梅酒を割ったお酒だった。
おたつも味見させて貰ったけど、飲んだ後濃い緑茶の香りが残る珍しい味のお酒だった。
新鮮な味。
きーさん、結構感激していた。
どこで作っているかは・・・秘密みたい。
飲みたい方はお店でどうぞ。
?水ようかんのサービス。
最後にデザートを頂いた。
あっさり、甘すぎない味。
ようかんというよりは寒天に近い感じかな。
それ自体で楽しむというよりは、食後にちょっと食べるのがいいと思う。
多分すぐに無くなっちゃうから。
さて、ここまで食べて充分お腹一杯になった。
おたつもきーさんも至福の顔をしていたと思う。
どれもこれも値段はお手頃。
全部美味しかったな~。
繰り返すけど、おたつの表現は「美味しい」か「美味しくない」かの2択なので、細かい内容についてはご想像にお任せします。
実際に足を運んでみれば分かります。
奥さんによると、どうやらこの街は結構保守的らしい。
「新宿なのに笹塚みたい」とは奥さんの弁。
上北沢では新しいメニューが出たらお客さんは積極的に頼む人が多かったのに、こちらではまだ少ないらしい。
営業中も店の前を通る人が中を見るのだけど、なかなか入るのをためらう人が多いみたいで、「定着するには2~3ヶ月かかるかな?」とのこと。
でも、おたつも最初は「ロールキャベツ」から入って次に「カレー」で、「オムレツ」に行って、やっとその次から面白そうなメニューにシフトして行ったから・・・。
まあ、いわゆる定番の定食(ラーメン定食、とんかつ定食、〇〇魚定食とか)を出している店ではないので時間がかかるのは仕方がないのかな?
予約はコチラ。
そう、それと、ここはランチが安い!
おそらく上北沢より安い。
何と、800円!ライス、サラダ、デザート付きで。
今は「鰆のムニエル」とか出しているみたい。
平日休みの時に行ってみようかな?
あっという間に時刻は23:00。
楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
お腹も胸も一杯なって幸せだった。
やっぱり美味しいものを食べるということは人生の大きな楽しみね。
また味わいたいわ~。
奥さんと旦那さんと息子さんにお店の外まで送って頂いて、「ことこと」を後にした。
BYGSの前。
ここは東京のゲイなら皆分かる場所。
よく待ち合わせで使うから。
もういい時間だし、帰ろうかな~って思ったんだけど、せっかくだからきーさんを連れて二丁目に遊びに行くことにした。
本当は男と一緒の方が良かったんだけど~(なんて)。
仲通をうろついて、辿り着いたのは「Ken」というお店。
ここは、以前上北沢のある方に連れて行って貰ったお店で、男女ゲイ関係なくOKのお店なのだ。
きーさんは仕事があるから24:00にはお店を出たけど、軽く1杯のつもりがおたつは結局27:00時まで飲んでしまった。
きーさんが帰ってから、何故か約15年前の俳優座の舞台「カルメン」を映像で見た。
たまたま来てた舞台俳優の方とママと3人で。
舞台というものを見たことの無い人間が、初めて目にしたのがDVDから流れてくる「カルメン」の映像。
これは非常に珍しいことみたい。
この世界のことを全然知らない人間にとっては「ほ~、へ~。」ってな感じだったけど。
舞台って大変なんだな~って。
踊る前田美波里さんと藤木孝さんも初めて見たし。
特にファンでも何でもないんだけど、藤木さんが面白くて妙に印象に残った。
店内は伊代ちゃんやいとうまいこの歌が流れてた。
前は山口百恵だったな。
80年代アイドルの歌ね。
素晴らしく楽しい空間だった。おたつにとっては。
また行こ。
「ことこと」で美味しいもの食べて、二丁目で飲む。
新しい行動パターンができたかも。
元々二丁目に遊びに行く人間ではなかったけど・・・これをきっかけに活動開始するかな?
楽しくなりそう。
よくぞこの街に移転してくれた!
と思った。
「ことこと」移転先の最寄り駅は、何と新宿三丁目駅!
そう、おたつにとってホームグラウンド(?)と言えるかもしれない「新宿二丁目」の最寄り駅なのだ。
京王線(京王新線)だと上北沢から新宿二丁目まで電車一本で行けるから遊びに行く時はとても便利。
といっても、結構久しぶりだったんだけど。
新宿三丁目駅C8出口。
今日はニューオープン「ことこと」の初体験の日。
そのお相手として選んだのはきーさん。
(きーさんに関しては「ドリームスタンプ引継ぎ式」2006.3.17を参照)
そう、男じゃないの。
残念ながら~。
実際は、きーさんから誘われて来てみたのだけど。
4月下旬に「移転オープンしました!」のお葉書を貰っていたのだけど、なかなか行くきっかけがなくて。
ま、それだけ二丁目にも遊びに行ってなかったってことね。
新宿二丁目は世界的に見るとゲイの聖地と言える街らしい。
街一体に「これでもか!」という数のゲイのお店が密集しているのも、世界的に見て珍しいみたい。
札幌のすすきのみたいに。
外国人のゲイの皆さんは、日本に来たら必ず二丁目に行くのが通例なのだとか。
イスラム教の聖地メッカへ信者が巡礼に行くみたいに?
あるいは、田舎の学校が東京へ修学旅行に行く時とりあえず東京タワーと浅草寺と国会議事堂は押さえとこうみたいな感じかな?
大阪の堂山とか札幌、博多とかもたくさんのお店があるけど、二丁目ほどではないしね。
おたつは今回で何回目かなぁ・・・?
10回以上は来てると思うのだけど、何かねゲイバー(オカマバーじゃなくて普通のバーね)って疲れるのよね。
皆キレイでカッコ良くて、こなれてるって感じで(もちろん汚いのもいるけど)、独特の空気があるから気を使ってしまう。
お店の人と仲良くなったり、誰か一緒に行く人がいたらいいんだけど・・・おたつは疲れるな。
若い子が集まるお店は特にね。
ま、行かないけど。
何でかな?
昔からおじさんが好きだからかな~?
35歳~44歳くらいがちょうど良くてね。
最近はさすがに自分が歳を取ったこともあって同年代以上・・・という気持ちもあるし、年下もいいかな?なんて思う時もあるのだけど。
最近、年下の子を見て「カワイイな~」って思うことも増えたし。
でもね、カワイイのはいいけど実際付き合うとなると・・・微妙なんだな、これが。
まだ自分がお子ちゃまだからかな?
大人じゃないと無理なのかも。
でも・・・自分がこの先35、40となった時に上がいい・・・といっても、その時まだ「ウケ」だったら多分相手いない。
いつかは「タチ」になんなきゃいけないのかな~?
やっぱり。
40歳前後の「タチ」は、基本年下のカワイイ「ウケ」の子が好きだから歳を取った「ウケ」は難しい。
今のうちに売れ残りになんないように活動しないと。
「タチ」なら歳取ってもいくらでも相手は見つかるけど。
おたつはできるかな・・・?
「タチ」は無理でもせめて「リバ」じゃなきゃダメだな。
何の話してるんだ?
三番街。
そうそう、今日は「ことこと」のお話。
靖国通りを挟んで北は二丁目。
少し歩けば歌舞伎町。
なのに・・・。
三番街メインストリート。
ここ、新宿なのに上北沢みたい。
普通の商店街なのね。
「なんとか・・・商店」みたいな古~いお店もあって、あまり都会という気がしない。
道路を一つ挟んだだけでこうも景色が変わるとは。
何故かホッとするけど。
ことことの正面。
「ことこと」は三番街の入り口から50mほど進んだ右手にある。
二階がお寿司屋さん(?)の一階。
入り口の左手はテラスになっていて、これからの季節ビール片手に美味しいお食事を楽しむにはピッタリの席となっている。
お店は大きなオレンジの看板が立っているからすぐに分かる。
看板はライトに光ってちゃんと写真が撮れなかった。
当たり前だけどまだオープンして間もないから外観も中もキレイだった。
いつもの立看板。
そうそう、この看板。
あ~懐かしい。
ここに書かれてるメニュー全部食べたな。
定番はやっぱり「ロールキャベツ」と「水・粉を使わないルーで作っているカレー」ね。
ロールキャベツが定番メニューの定食屋ってのもあんまり見かけないけど。
美味しいからいいの。
中の様子(左の女性がきーさん)。
時刻は20:00過ぎ。
「いらっしゃいませ・・・あら!まあ、どうも。お久しぶりです。」
「やっとお越しくださいましたね~。」
奥さんの明るい声を聞いたのは約3ヶ月ぶり。
奥さんによると、上北沢からのお客さんに「まだトーキョーワッショイにことことが載ってないけど、おたつさん来てないの?」と聞かれたらしい。
すみません。
忘れてました(正直に白状)。
まだオープンして1ヶ月半だし、そろそろ行こうと思ってたの~。
きーさんが誘ってくれて良かった。
誘ってくれなかったら多分来年になっても行かなかったな。
ことこと夜のメニュー。
この日は奥にお客さんが1組いたけど、あとはおたつのみ。
奥さんと息子さん(この日初めてお会いした)とゆっくりお話ができた。
メニュー表も新しくなっていた。
「めにゅう」ってカワイイね。
あ、「めにゅう」じゃなくて「めにゅぅ」か。
「う」が「ぅ」なのね。
あと、「ことこと」が「こと・こと」になっている。
「・」が付いたのね。
細かくてどうでもいいことなんだけど。
ちょっと目に付いたから。
しかも、「June」なんだ。
店の前の看板に「季節のお料理」って書いてあったけど、本当に季節によっていろんなメニューが出てくるのね。
それは楽しみ。
(ちなみに中はお酒のメニューだった)
メニューの裏。
こちらが上北沢に店を構えていた頃からの定番メニュー。
(読めますか?)
ロールキャベツにオムレツにカレー。
吉野家なら牛丼(今は豚丼)、スターバックスなら今日のコーヒー、ことことならまずはロールキャベツかな(適当)。
まずはビールを頼んで、店内の黒板を見てみた。
本日のおススメメニュー。
「ことこと」で一度でも食べたことのある人ならこの黒板に見覚えがあるでしょう。
店内には合計で・・・7枚くらいの黒板が壁に立て掛けてあった。
本日のオススメはよく変わるらしい。
季節によって扱う食材が変わるから。
特に秋から冬にかけては美味しいものが一杯。
魚や野菜や・・・何でも。
今は初夏(もう梅雨か)。
何が美味しいのかな?
最初に目に付いたのは、コレだった。
?かつおのニース風。
おたつは魚介類が大好きだから、必ず魚料理を頼む。
刺身、カルパッチョ。
焼き魚よりも生がいいのよ。
何でもね。
おたつもきーさんもお腹が空いていたからがっつくがっつく。
最低限の品は保ってちょうだい。
かつおと一緒にお刺身も頼んでみた。
?すすきの昆布〆刺身。
レモンがほんのりと効いていて美味しい!(byきーさん)
こんなお刺身は初めて食べた。
しかも、
きゅうりアップ。
細かい!
職人の仕事ね。
どうやったらこんなのができるの?
同じきゅうりなのに美味しく感じられるのは何故?
きーさんが感動していた。
お次は・・・。
?小いかの冷製。
白い切れたイカが出てくるのかな~と思っていたら、コレ。
ちょっとビックリ。
イカの周りにある小さいつぶつぶは、何と「ポン酢のゼリー」。
ゼリーと一緒にイカを頂く。
このゼリー、結構濃厚。(byきーさん)でもさっぱりしている。
イカ自体に味が付いてないからしつこくないのね。
「冷製」の名前通り、涼しげな料理だった。
当たり前か。
おたつは正直言って料理の批評は苦手。
基本的に「美味しい」・「美味しくない」の2択しか表現できないから、お店の方の言葉や同行者の感想(今回の表現はきーさんの言葉をかなり拝借しちゃった)を書き留めておかないとあとで非常に困ることになる。
この日も、写真撮って、食べて、奥さんや息子さんのお話ときーさんの料理の感想を携帯のメールに残して、また食べて・・・忙しかった。
さて、お次は「和食メニュー」から頂きましょうか。
和食メニュー。
リニューアルオープン「ことこと」では和食と洋食のコラボがスタート。
元々は洋食屋さんなんだけど、和食も出るし、中華も出たりする。
仕入れた魚の持ち味を活かしたお寿司も出てきたりする。
今日は残念ながらお寿司は無かったけど。
その日によって、季節によって、メニューが変わる。
季節が変わると、お店もまた新しい顔を見せる。
何度でも楽しめるお店、といったところだろうか。
おっ!
このコメントは結構使える感じ。
たまにはいいこと書くのね。
?自家製だし巻玉子。
熱々の玉子焼きも頼んでみた。
ちなみにおたつ家の玉子焼きは、玉子、醤油、砂糖、ネギ、海苔を混ぜて、型に流し込んで焼いていたと思う。
ネギ入ってないのね。
こっちに来て・・・というか、外食の玉子焼きでネギが入ってるの見たことないんだけど。
普通は入れないものなの?
美味しいのにね。
今回、和食メニューからは一品のみでした。
次は、洋食メニューから二品どうぞ。
洋食メニュー。
奥さんおススメの「豚バラの角煮風」を頼んでみた。
何故に「角煮」ではなく、「角煮風」なのか・・・?
?豚バラの角煮風。
「角煮」は、元々は和食のメニュー。
その角煮を、「ことこと」では味付けに中華山椒を使用し、トンポーロー風に仕上げた。
そして、盛り付けは洋風仕立て。
和洋折衷じゃなくて、和洋中折衷の料理に仕上がったのだ。
だから「角煮」じゃなくて、「角煮風」なのね。
この角煮、以前は約5時間(!)もことこと煮込んで作っていたのだとか。
最近圧力鍋が手に入ったので、現在は約3時間(それでも長い!)で作れるようになったらしい。
大変。
口に入れた瞬間に溶けてあっという間に無くなってしまった。(byきーさん)おたつも同じ感想。(乗っかってみた)
濃厚で。
でも、これは本当。
付け合せのじゃがいももホクホクで美味しかった~。
2人してガツガツ食べていたら、奥さんがあるお客さんを紹介してくれた。
奥に座っていた「粂野さん」という上北沢に27年在住の双子の男性。
以前から「ことこと」の常連さんで、この日もワインなどのお酒を飲みながら奥さんと盛り上がっていた。
「どうも、初めまして、おたつと申します。」
なんて恐縮しながら、名刺とワッショイのフライヤーをお渡しした。
お二人とも丁寧な方で、わざわざ立って名刺とフライヤーを受け取ってくれた。
しかも美味しいワインまでご馳走して下さったし。(ラッキー♪)
このワインかなり美味しかった。
安いワインのような味(ぶどうジュースみたいな)じゃない。(byきーさん)
重すぎず、飲んだ後、ほんのりと鼻に抜ける葡萄の香りがなんともいえない・・・。(byきーさん)
しかもお肉と一緒というタイミング。(byきーさん)
赤ワインと角煮。ピッタリ。(byきーさん)
繰り返すけど、おたつも同じ感想なのよ。
粂野さん、ご馳走様でした。
もしかしたら上北沢の街でお会いするかもしれませんね。
その際はお声掛けます。
たぶん。
?山芋ベースのちぢみ。
締めはやっぱりちぢみね。
ちょっと変わった「山芋」のちぢみ。
以前はもっと山芋をつぶしていた感じだったけど、今のは角切りの山芋が入っていて、食感がとても良かった。
奥さんも「そう、今の方が美味しいのよ~。」って言ってたし。
スパイシーな味付けでくせになる感じかな?
熱いうちにどうぞ。
きーさん、結構お腹一杯になったらしく、これはおたつが7割方食べた。
お酒の棚。
「ことこと」はご家族で営業している。
役割分担がハッキリしていて、
旦那さんは洋食担当、
息子さんは和食担当、
そして、奥さんは飲み担当らしい。
奥さん、お酒が大好きなようだ。
緑茶梅酒。
きーさんにおススメで出してくれたのは緑茶で梅酒を割ったお酒だった。
おたつも味見させて貰ったけど、飲んだ後濃い緑茶の香りが残る珍しい味のお酒だった。
新鮮な味。
きーさん、結構感激していた。
どこで作っているかは・・・秘密みたい。
飲みたい方はお店でどうぞ。
?水ようかんのサービス。
最後にデザートを頂いた。
あっさり、甘すぎない味。
ようかんというよりは寒天に近い感じかな。
それ自体で楽しむというよりは、食後にちょっと食べるのがいいと思う。
多分すぐに無くなっちゃうから。
さて、ここまで食べて充分お腹一杯になった。
おたつもきーさんも至福の顔をしていたと思う。
どれもこれも値段はお手頃。
全部美味しかったな~。
繰り返すけど、おたつの表現は「美味しい」か「美味しくない」かの2択なので、細かい内容についてはご想像にお任せします。
実際に足を運んでみれば分かります。
奥さんによると、どうやらこの街は結構保守的らしい。
「新宿なのに笹塚みたい」とは奥さんの弁。
上北沢では新しいメニューが出たらお客さんは積極的に頼む人が多かったのに、こちらではまだ少ないらしい。
営業中も店の前を通る人が中を見るのだけど、なかなか入るのをためらう人が多いみたいで、「定着するには2~3ヶ月かかるかな?」とのこと。
でも、おたつも最初は「ロールキャベツ」から入って次に「カレー」で、「オムレツ」に行って、やっとその次から面白そうなメニューにシフトして行ったから・・・。
まあ、いわゆる定番の定食(ラーメン定食、とんかつ定食、〇〇魚定食とか)を出している店ではないので時間がかかるのは仕方がないのかな?
予約はコチラ。
そう、それと、ここはランチが安い!
おそらく上北沢より安い。
何と、800円!ライス、サラダ、デザート付きで。
今は「鰆のムニエル」とか出しているみたい。
平日休みの時に行ってみようかな?
あっという間に時刻は23:00。
楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
お腹も胸も一杯なって幸せだった。
やっぱり美味しいものを食べるということは人生の大きな楽しみね。
また味わいたいわ~。
奥さんと旦那さんと息子さんにお店の外まで送って頂いて、「ことこと」を後にした。
BYGSの前。
ここは東京のゲイなら皆分かる場所。
よく待ち合わせで使うから。
もういい時間だし、帰ろうかな~って思ったんだけど、せっかくだからきーさんを連れて二丁目に遊びに行くことにした。
本当は男と一緒の方が良かったんだけど~(なんて)。
仲通をうろついて、辿り着いたのは「Ken」というお店。
ここは、以前上北沢のある方に連れて行って貰ったお店で、男女ゲイ関係なくOKのお店なのだ。
きーさんは仕事があるから24:00にはお店を出たけど、軽く1杯のつもりがおたつは結局27:00時まで飲んでしまった。
きーさんが帰ってから、何故か約15年前の俳優座の舞台「カルメン」を映像で見た。
たまたま来てた舞台俳優の方とママと3人で。
舞台というものを見たことの無い人間が、初めて目にしたのがDVDから流れてくる「カルメン」の映像。
これは非常に珍しいことみたい。
この世界のことを全然知らない人間にとっては「ほ~、へ~。」ってな感じだったけど。
舞台って大変なんだな~って。
踊る前田美波里さんと藤木孝さんも初めて見たし。
特にファンでも何でもないんだけど、藤木さんが面白くて妙に印象に残った。
店内は伊代ちゃんやいとうまいこの歌が流れてた。
前は山口百恵だったな。
80年代アイドルの歌ね。
素晴らしく楽しい空間だった。おたつにとっては。
また行こ。
「ことこと」で美味しいもの食べて、二丁目で飲む。
新しい行動パターンができたかも。
元々二丁目に遊びに行く人間ではなかったけど・・・これをきっかけに活動開始するかな?
楽しくなりそう。
「ことこと」
営業時間 AM11:30~14:30(ラストオーダー) PM17:00~22:30(ラストオーダー)
☆定休日は未定
〒160-0022
新宿区新宿5?10?5(三番街)プログレス新宿1F
TEL:03?3358?0641
☆アクセス 地下鉄(都営新宿線・東京メトロ丸の内線)新宿三丁目駅(C7出口)下車徒歩3分
JR・小田急・京王・西武線 新宿駅下車徒歩15分
移転のお話はおたつさんの記事を読ませていただいて
知ってはいましたが(以前のお店があった所も「テナント募集」
になってますしね)、新宿なら、行きやすくて良いですね。
私は上北沢にあった時は一回しか行ったことがなくて
(あんまり一人で外食する習慣がないので。
一人ご飯は自宅が多いのです…)、その時にいただいた
ロールキャベツの美味しさが忘れられないです(^^)