もう2・3月の事なのだが、馬喰横山~人形町界隈を一日ゆっくり歩いてみることにした。
前回、貸切中で入れなかった馬喰町ART-EATを訪れた。
不思議な雰囲気のあるレトロビル、アガタ竹澤ビルの2Fにこの店はある。

白が基調の空間、板張りの床を歩くと気持ちが整然とする。
シンプルな木製家具が落ち着きをかもしてる。
なんか、席と席の間隔が"あっ"て言うほどゆったりしている。 でも相席覚悟。

ここはカフェでもあるのだけど、あまり見かけない"レバノン料理"のお店らしい。
レバノン料理は地中海料理のひとつで、
野菜・豆や乳製品・オリーブオイルがふんだんに使われていて、体が自然とおいしいと感じるらしい。

ひよこ豆のディップがついたパンと、コーヒーを頼んだ。
元気をもらえるような、ヨーグルトっぽいような、ディップ。

店内ではよく展示をしているようで、この日は東南アジアのモン族の刺繍絵本などが飾られていた。
刺繍で描かれた絵本は全ページをめくることができて、
布と糸のぬくもりとか、人物のかわいらしさにほっとできる。
そういえばモン族って、クリント・イーストウッドの映画『グラン・トリノ』にも
主人公である気難しいおじさんの隣に引っ越してきた、手先が器用でおっとりとした民族として登場している。
果たしてあのイメージで捉えてしまってよいものか、分からないけど。

このあと、小伝馬町・十思公園の時の鐘・処刑場跡。
そして甘酒横丁の老舗の居酒屋「笹新」と、スペインバルへ。
人形町って、こじんまりして、美味しいお店が多くて落ち着く。
戦前から残る街並みも懐かしいし、やっぱり好きな街だ。

甘酒横丁の近くで、おばあちゃんが一人で営んでいるというおでん屋はこの日、休みだった。
こうして宿題(行かなきゃいけないところ)はどんどんたまっていく。

あまりレバノンっぽい料理をいただけなかったのでART+EATにはまた行きたい。
一人で夕飯でも...と思ったら、夜は19時まで。ちょっとしんどい。
しかもレバノンってワインが美味しいとWikipediaに。
ワインも飲めたらいいのに・・・。
会社から徒歩30分ほどの場所なので(これでも同じ神田なのがすごいが)平日のお昼はきびしい!

でも、休日を使ってでも行きたいくらい、このあたりは心くすぐる場所が増えている。
アガタビルの1Fにフクモリさんというカフェが出来たらしいので、行ってみたいと思っている。
ここは東京R不動産がテナントを募集している頃から知っている場所なので、楽しみ。
しかもすぐ近くが浅草橋の繊維街。手芸系のお買い物もして来よう、とかとても心おどっているこの頃。



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馬喰町ART+EAT
営業時間11:00~19:00(日、月、祝日休廊)
ランチタイム11:30~14:00
※ランチタイム以外は軽食メニューのみ
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202
TEL/FAX:03-6413-8049
http://www.art-eat.com/