豆芝さんの路地裏コラムとコラボ企画!
路地裏×スケッチのWコラム。
青山通りを挟んだ、北と南それぞれの路地裏を散策しました。
中間の大坊珈琲にて後ほど集合し、写真やイラストを見せて報告会を実施いたしました。
あえて、他己紹介形式。
豆芝さんの撮った写真にワシズカミがコメントをつける形で、
路地裏の様子をお伝えいたします。
ワシズカミの描いたイラストにも豆芝さんがレポートをつけてくれているはずです。
それでは、「豆芝フォト+ワシズカミ勝手にコメント」はじまりはじまりー。
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■黒い影/赤褐色の屋根
路地裏の壁にもたれかかる、黒い影。
誰だ!?
ハイウェストで胸板も厚い、ガタイよいのマネキンです。
赤褐色の赤い屋根の小屋は、マネキンの家かもしれません。
現役時代は、粋な着こなしで、お店の看板マネキンとして
青山通りのショーウィンドウに彩りを添えていたことでしょう。
地面を指すその中指が、何かを訴えているようです。
お宝があるかもしれません。
■見えんミラー/重ね塗り案内板
街角のミラー。
だめです、だめです。
これじゃあ、曲がり角が見えません。
人生が曲がり角に差し掛かったときにも、見通しよくしておかなきゃね。
団地の案内図。
道は重ね塗りの結果、道はよく見えますが、棟番号が見えません。
これじゃあ、目的地が分かりません。
人生も、道のりの先にある目的地がハッキリ見えないとね。
■わび/さび
割れてます。さびてます。
わびとさびです。
看板もさびてます。残念ながら読めません。
「地震のときにはこうしよう!」
こうしようって、どうしよう。
■ネコまっしぐら/青いベンチ
公園で何かに「まっしぐらなネコ」を捕らえた貴重な写真です。
何かを目指して、ネコがまっしぐらに歩いています。
豆芝さんは、そのまっすぐさにココロ打たれ、写真がぶれたようです。
このネコの庭であろう公園には、青いベンチがありました。
かすれ、こすれ、地色が模様のように見えています。
何人もの男女が座り、肩を寄せ合い、様々なドラマがこのベンチで生まれたことでしょう。
かすれた青色は、みんなの心もよう。
かすれても、こすれても、いい。
いつまでも青色でありますように。
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長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
豆芝とワシズカミがそれぞれお届けしたコラボコラム、いかがでしたでしょうか。
次はまた、どこかの街で!
これならいろんな街で出来そうです。
ワシズカミさんが行かれた方はスキーのジローとかの方面ですね。
豆芝さんの方はZimagin(私がよく行くライブハウス)やダイアログ・イン・ザ・ダークがやってるビルのあるほうかぁ。
どちらも面白い路地がありそうですね。
他のものは哀愁とかありありですが、ミラーはいただけません。
実際見辛いミラーはかなり棄権です。