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| 2008/10/22 10:10 | コメント(6) | トラックバック(0) |
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田園都市線の駒沢大学駅からすぐ近く、
東西に伸びる弦巻(つるまき)通りにひとつの銭湯がある。
その名も、弦巻湯。
質素で素朴でこれといった主張もない、世田谷の小さなお風呂屋さんだ。
自分はこの銭湯に、不思議な縁がある。
東京にきて、心から好きになった女性僅かな2人の双方が、
なんとこちらの常連さんだったということだ。
中でも忘れられないのは、古風な銭湯とはおよそ結びつかない年下の華奢なバレリーナ。
弦巻湯とは、全く関係ないところで知り合った。
キックボクシングの試合を前に、中学以来となる体重への減量に取り組む自分に
公演を控えた彼女の境遇が重なったのか、不思議な興味を持ってくれたのが始まりだった。
一緒に銭湯へ行くことはなかった。
お互いに、やるべきことが多すぎたから。
けれど弦巻湯は2人の夢や希望を語らう中に幾度となく登場し、
その度に、夕暮れの暖簾を仲良く潜る風景へとささやかな憧れを抱いたものだった。
だがそれも過去の思い出、もはや連絡先すら分からない。
そして弦巻湯も、今月いっぱいでの廃業が決まった。
"もしかしたら壁一枚の向こうで彼女も今、同じこの壁絵を眺めているんじゃないか- "
そんな淡い空想でさえも、もうあと何回もできなくなってしまった。




○ 弦巻湯
住所 東京都世田谷区弦巻2-8-2
電話 03-3429-0507
営業 15:00~25:00
定休日 木曜
※ 2008年10月31日をもって廃業
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村雲さん、こんにちは。
ええっ!弦巻湯今月いっぱいなんですか?
知らなかった〜。
ご近所なのでたまに行ってたのに残念です。
終わる前に行っておかなくては。
ここで知ることができてよかったです。
ありがとうございます!
それにしても銭湯と恋の想い出いいですねえ。
>ORIさん
こんばんは。
あ、ご近所と言われていましたものね。
いつも三茶のジムへは電車で行くのですが、
気まぐれにバイクで行った帰り道、ふらっと寄っていたのが弦巻湯でした。
お隣の小洒落たommblaとのギャップが、また良いですよね。
今年は個人的に思い入れのある銭湯が、相次いで無くなってしまっています。
一緒に思い出までもが消えていくようで、悲しくてなりません。
小生も先月、一見ながら銭湯巡礼の76番目札所として、且つ世田谷区の1番目の銭湯として弦巻湯に入りました。番台で頂いた緑色のスタンプが印象的です。往路は駒沢大学駅から駒沢病院前を通り、この銭湯の入り口が面する弦巻通りに出ました。復路は松陰神社まで北上し、世田谷線に乗りました。
脱衣場にやや雑然と置かれた油絵について、番台の女将さんに聞いたところ、ご主人の作品とのことでした。都の西北住まいの小生にとって、芸術に造詣の深いご主人の居る銭湯とは世田谷らしいな?!と感じました。西武沿線在住の小生にとって、田園都市線や東横線の沿線は「高級住宅街」の香りが強く、なかなか近づけませんでしたが、松蔭神社の近くは銭湯の似合う懐かしい風景が残っていて、なせが和めます。
田園都市線が玉電という路面電車だったころ、小生は「弦巻」を「げんまき」と読んでいました。東急沿線は、二子玉川の再開発を筆頭に激しく変貌してますね…。
東京銭湯ナイト3で声をかけて頂いたWadyfarmこと和田です。
サイトを拝見させていただきました。
個人のストーリーを交えながらの入浴記、なかなか面白いですね。
龍の湯の19番下足錠、ほんとうに同じものを写していたのですね。
弦巻湯の情報、ここ以外には出ていませんね。
びっくりして昨日入ってきました。世田谷で一番行きたかった所だったのです。
このタイミングでこのブログを見て本当によかった。
いろいろ見所の多い、いい銭湯でした。
女将さんにもいろいろ話が聞けました。
油絵女将さんが描いたと聞いたんですが、聞き間違えかな(ご主人?)。
トーキョーワッショイは面白い企画ですね。
主催者の方は下北在住?私も前6年間ぐらい住んでました。
東京銭湯ナイト3の協賛サイトになられていたのですね。
これからもよろしくお願いします。
なお、AOLがホームページサービスを一切終了するので、
私のサイトのトップページがBIGLOBEになります。
よろしくお願いします。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/
>昭和34年生まれさん
>芸術に造詣の深いご主人の居る銭湯とは世田谷らしいな?!と感じました。
田園都市線は毎日使う路線なだけにあまり考えたこともなかったのですが、
なるほど、確かに油絵とは世田谷を感じさせてくれますね。
駒沢大学駅前こそ騒がしいですが、このあたりはとても閑静な住宅地。
その中でひっそりと、人々の疲れを癒し続けてきたのでしょうね。
先日ようやく88浴場達成の記念品をもらったのですが、
私も緑のスタンプが、台紙にひと際目立ちます。
二子玉川も、ここ数年の再開発でだいぶ変わってきましたね。
もっともよく訪れていた、新寿湯も無くなってしまいました。
>和田さん
こんばんは、コメントをありがとうございます。
先日は銭湯ナイト、とても楽しませていただきました。
思わず笑ってしまったのは、棒グラフ状の下足箱錠!
そこまでの細かな観察眼に、脱帽してしまいました。
本格的に銭湯巡りを始めてまだ1年ですが、
自身の個人的な思い入れや感じたことを織り交ぜつつ、
都内の銭湯を紹介しているのがこのコラムです。
代表はプロフィールにもあるように下北在住で、
ちょっと前までコラムを担当しておりました。
たまたま昨日は宇田川湯に八幡湯を訪れていたので、
下北に住まれていたと聞いてなんだかびっくりです。
銭湯仲間として、今後ともよろしくお願いしますね!
弦巻湯、本当に残念でした。
銭湯巡りをされていると様々な思い出も重なってくることと思いますが、
それが消えゆくのはなんとも切ない限りです。
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