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| 2008/09/25 10:10 | コメント(2) |
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趣溢れる、東京の歴史あるお湯屋さんたち。
何十年も昔からある銭湯では、今ではすっかり目にすることの無くなったモノたちが
現役で活躍している姿に出会うことが出来ます。
脱衣所に入ったら、男女の間仕切りのちょうど真ん中を見上げてみてください。
番台の頭上ではなく、浴室側の壁ですね。
多くの場合、振り子式の柱時計が掛けられているのではないでしょうか。
"大きなのっぽの古時計"。
これは銭湯が買うのではなく、建築業者であったり、近くの商店であったり、
はたまた親戚類から、新築時のお祝いとして贈られたものといいます。
それでは、一緒に覗いてみましょうか。

- もっともよく見る、黒に近いシンプルなタイプ。
練馬区の、富士の湯にて。

- 荒川区・日暮里の帝国湯。
旧字体が、歴史を感じさせます。

- 千駄ヶ谷の鶴の湯。ステッチ状の装飾が映えますね。
"武田工務店一同"
時計を寄贈した、建築業者の名前でしょう。

- こちらも贈り主の名前が...
ん、"出入中"?
台東区・日の出湯。

- 黒より少ないですが、茶色のタイプもあります。
"杉並のキング・オブ・銭湯" 玉の湯。

- 昔の木製オルガンのような、明るい茶色。
"鶴乃湯" 中心に屋号が入っています。
目黒区にて。

- 旧型の扇風機と、セットです。
江東区、春の湯。

- こちらも2つセット、町田市・大蔵湯。
縁起物の、恵比寿大黒と。

― 小平市・小平浴場にて。
丸く突き出た文字盤周りが、レトロさを加速します。
それにしても、本当に大きくて立派ですよね。
私の祖父母の家にも、ありました。
すぐ後ろには深い竹林、木造の牛舎にはタヌキが牛と遊びに来るような、栃木の田舎の酪農家。
その居間に、得体の知れない額縁と並んで掛けてありました。
この家、晩御飯は遅いのに夜はめっぽう早いんです。
さっきまで賑やかだったのに、9時を回るとぱたぱたと人がいなくなって、
一気に暗くしんとしてしまう。
そんな空間に突然"ボーン"という大きな鈍い音が響き渡ると、
奥の座敷の暗闇から何かが今にも飛び出してきそうな気がしてしまって、
一人びくっと首をすくめては、何事もないことにほっと胸を撫で下ろしたのを覚えています。
トーキョー銭湯雑学コラム ~ 茶屋で一服 ~
~ 番台とフロントとの違い ~
~ 銭湯に行ってみよう ~
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こんにちは。
時計コレクション、すごいですね!
「建築業者であったり、近くの商店であったり」から贈られた、っていうのがいいですね。
そういう慣習があったんですね。
>aiconさん
何10年も前に贈られたものが現役で稼動しているなんて、
なんだかすごいですよね。
主なものは時計ですが、縁起物の額縁であったり、体重計であったり、
古い銭湯では他にもいろいろな贈り物を目にします。
静かな室内にコチコチ振り子の音だけが響いていると、
なんだか時が止まったような気がしてしまいます。
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