日曜大工@神楽坂

トーキョー盗み読み
2009/12/16 00:52 | コメント(0)
  • たま

電車の中で「英会話本」を読んでいる人は多いです。

でも
私が通勤で乗っている電車にその逆はめったにおらん。
京都にいたころには
「日本語本」を読んでいる外国人もよくみかけたんやけどなあ。

京都市内は狭いので
どこに行っても「その地区らしさ」はあまりなかった気がする。
(どこ行っても学生と観光客だらけ)
東京はエリアによって住んでいる人の種類が違うんやね。

***


東西線に乗って神楽坂に向かいました。

ドアのすぐ左に外国人の男性が座っていて

それは明らかに観光客でなかったので
そんな光景が懐かしくなって
思わず隣の席に座ってみる。

イケメン。


彼の持っていた本は


キタっ!久々「日本語本」!!


ナイスポジションどり!!



一生懸命日本語の勉強をしているようでした。



=====
はし<が>使えます。
東京<へ>行きます。
=====


<が>
<へ>のところに赤いまる。


助詞かあ。
そのニュアンスはなかなか難しいんじゃないんか。
日本語レベル高いんじゃないんか。




そしてめくった次のページはよくある会話形式の例文。

=====
「このイスはだれがつくったんですか?」
「わたしです。」
「へえ、すごいですね。ではこのつくえは?」
「それもわたしです。」
「なんでもつくれるんですね」
「ええ、日曜だいくがしゅみなんです。」

=====


日本語レベルそんな高くなかったわ。


そんな会話あんませんやろ。

 

 


「なんでもつくれるんですね」


 

って

 

イスとつくえしかつくってないのに。



やっぱり英会話本も、日本語本も

会話の例文のくだらなさレベルって変わらんのじゃね。

 

「Is this a pen?」
「Yes,this is a pen」

みたいな。
なんだろう、この報われない感じ。
この会話に意味あんのか、みたいな。



例文の横に赤ペンで何かメモしてあって
それが気になって気になってじっとみていたんやけど
どうしても見えず
タイムリミット。
彼も私も神楽坂で下車をしました。


隣で盗み読みをしたのは、ほんの10分くらいだけど
ラインをひいたり、まるをつけたりして
一生懸命日本語を勉強していた彼が、すごくいとしくなってしまう。


あの例文で、助詞のニュアンスは伝わるのだろうか。

ちょっと心配。
改札を出る彼の背中に、心の中でエールを送りました。

私もなんか勉強したいなあ。


***


神楽坂は外国人多いんやろうか。

サラリーマンのまち。
OLのまち。
ギャルのまち。
学生のまち。
寝るためのまち。
家族のまち。



いろんなまちがある東京やから

いつもと違う電車に乗ると

いつもと違う本に出会えて

なんかトクした気分になる。



***

評価★★★★

本屋で日本語本を読むんじゃなくて
アンダーラインが引いてあったりする
勉強中のヤツが読みたい。

「日曜大工」のニュアンスは伝わっとるんだろうか。


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