辨天娘 で 大宴会 (若桜 後編)

まきこの酒
2008/01/29 11:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
  • まきこ

前半からの続き

粕風呂にゆっくり浸かって、体はポカポカ。
飲む準備万端!

食卓の上も、おかあさんと娘さんのお陰で、準備万端!

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さぁ、みんなで、かんぱーーいい!!!

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乾杯の 辨天娘 は H16BY(だったかな) の 純米大吟醸 。
優しい温度でつけられているけど、ふんわりと温かい味わい。
純米大吟醸らしい上品な感じがする。


そして、おとうさんが面白い飲み比べを用意してくれた。

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冷や用の酒器に、今年の 一番娘 の あらばしり と 中垂れ と 責め の3本。

あらばしりは、やんちゃ娘みたいに、まだまだ未熟感があるけど、将来が楽しみな感じ。
中垂れが一番バランスが取れてて、これはうま〜い!友達もこれが一番お気に入り。
でも責めもうまいなぁ〜。雑味がある味わいだけど、こういうのがまた好きなのだ。


こんな飲み比べをしつつも、娘さんやお父さんが、次々とお酒をお燗につけてくれる。

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娘さんは、ただお燗にするだけではなく、
温度を変えたり、割り水したり、色々な味わいを楽しませてくれるし、
おとうおさんは、杯が空く前から、どんどんお酌してくれる。

同時に、楽しい会話に笑いは絶えず。

こんな幸せな事ってあるだろうか・・・。


それに、おかあさんと、おばあちゃんの家庭料理もとーーっても美味しい!

ピーナッツ豆腐 は固さもいい感じで、濃厚な味わい。

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もちろんお母さん手づくり。
「あたしは、もうちょっとトロっとしたのが好みだけど、今日は固くて失敗しちゃった〜。」って、
ぜーーーーーーーーーーーーんぜん!すっごく美味しいんですけど!!


お漬物の野菜も、全て太田さんの畑から取れるもの。

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「野菜なんて、買うもんじゃないわよ〜〜!」 と、さっすがおかあさん。


この辺りでは、魚も丸々一匹しか買えないことが多いので、おかあさんが全て裁くんだとか。
ブリ刺し も 水蟹 も、おいし〜い。
水蟹の食べ方のコツも、教えてもらう。簡単ですぐにマスターできちゃう。


そして、あまりにも美味しくて、ものすごーーく感動!!!したのが サバ粕漬け 。

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殺菌作用の効く笹に包まれている、このサバ。
粕のあま〜い香りと、いい感じに漂ってくるサバの熟した香り・・・それだけでもたまらないのに。

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食べてみると、本当に本当に美味しくてびっっっっくり!!!
おかあさんは「お正月の残り物でごめんなさいね〜。」なんて言ってたけど、
しっかり漬けられて、甘味をほんのり感じる酒粕と、サバの持つ旨みが・・・たまりません(涙)。


しかし。
飲んで、食べて、ばっかりもいられない。

こんな、宴会で盛り上がっている夜にも、我々に課してくださった作業が残っているのだ。


でも、おとうさんやおかあさんからは「様子を見て、立ち入り禁止(笑))」
と言われていた、娘さん、友達、そして私3人。


「そーんな赤い顔して、大丈夫?!」と、冗談半分、本気半分で、みんなに言われつつ、
30分くらいの水タイムでアルコールを抜けば、
3人とも 「大丈夫!」「しっかりしてるよね。」「何でも来い」 と、やる気満々。


そして、許可をいただき、再び室へ!!

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午前中に中央に寝かせた麹米に対し、今度は「きりかえし」という作業が始まる。
これが、結構な体力を必要とする。

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固まった麹米をブロックに切り分けるのも大変。
特にヒヨっこな自分らにとっては、「ふんぬ〜〜!!!」と全身踏ん張り入れないと割れない。


切りかえしして、パラパラになったお米を取り分けるのも大変。

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1時間くらいだろうか、みんな真剣!
黙々とやっていると、いつの間にか汗だく、前半の宴会で摂取したアルコールも
全て汗になってそう。


そうして、パラパラになった麹米は、最終的に中央に、またギュっと集められる。


まだ、言われるがままに作業したこの仕事・・・
でも、その一つ一つの作業の意味がもっと理解できたら、もっともっと強い愛情が生まれるんだろうな。


自分が体験したことなんて、ほんの一握りだと思う。

一握りじゃ、他の蔵人さんからしたら「こんくらいで・・・」って思われるかもしれないけど、
この麹米たちが、

「ちゃんと美味しいお酒の素になってくれるかな〜」
「ちゃんと育ってくれるかな〜、立派なお酒になってくれ〜」
「出来栄えがもし悪くても、タンク全部、自分の娘だと思って、飲み干すからね〜」

と、とってもいとおしく、かわいらしく、心配になる、まるで我が子のように。

あああーー、ホント、今年の七番娘、大丈夫かなぁぁぁ〜〜。

一年後に再会できるのを、楽しみにしてるね、七番娘。


さて。
蔵の仕事を終了してからも、まだまだ宴会は続く。


新たに出された、鮒寿司や、にごり。

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やった〜!「おこたでにごり」だ〜!


美味しい辨天娘に、手作り料理を楽しんだだけではなく、
会話が絶えることがなければ、笑いも絶えず、いつまでもいつまでも、こうして一緒にいたい・・・
そう思えるひと時だった。


すっっかりお世話になってしまった、太田酒造場のみなさま、本当に本当にありがとうございました!
「ウチの蔵に、新しい風が来たわよ!」と言ってくれたみんなに、心から感謝です。

でも、また今回も蔵から一本も出ずに終わってしまった。
「若桜散策、また出来なかったから、是非また来てね!」という言葉、忘れません!


だーいすきな、太田のみんなに会いに、また行きます!!!







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