トーキョーワッショイに参加し、コラムを始めたのが2006年。
もう10年も立っていることに驚きました。

今日は仕事を休んでひとり、暗い部屋のPCの前に居ます。
久しぶりにトーキョーワッショイを覗いたら、2015年で更新は止まっていました。

 一人の部屋の窓から、隣のビルの空き部屋を覗き込んでいるような気持ちです。

もう一度このトーキョーワッショイという部屋の窓を開けて、風を通してみようかと思い、投稿することにしました。

自分の投稿を読み直してみました。

週に一度ぐらいは更新しなきゃね、という気持ちでささっと書いたものもあれば、みんなに伝えたくてじっくり書いたものもあります。今こうして冷静になって読んでみるとすぐに、それが分かります。

面白がって書き残した物は、今自分で読んでも面白いなあ。

うん。

この部屋には、今だれも居ないのだけれど、誰かがまたやってくるかもしれません。
それは、これまでのワッショイライターみんなで投稿を重ねてきた、どこにも無い「生のトーキョー」の蓄積がみんなを手招きするからなのだと思います。

テーマはばらばら、文体も、写真のレベルもばらばら。

だけど、ばらばらな毎日を送る、ばらばらな人たちが、互いの気配を感じながら、あやういバランスで共存しているこの状況。何ともこれはトーキョーそのもののようではありませんか。

だから、また、書いていきたいな、と思いました。
よろしければ、時々見に来てください。


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