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代官山の美容院shiang(シアン)に行きました。
家からは遠いのですが、髪を切ることを理由に
代官山を散策できるのが良いなと思っています。

いつも切ってくれるのは水上さんです。
いつもかっこよく仕上げていただきありがとうございます。

切ったその週だけはヘアスタイルが整い、髪だけがモテモテです。
切ったその週だけは熱い視線を頭部に感じる7日間です。
複雑な気持ちをおさえながらも、やはりそれは嬉しいものです。

「無造作ヘア」どころか「無造作そのもの」の私に
水上さんはいつも適切なアドバイスをくれます。

先日「生え際が後退しそうなほどの強風だ」とツイートしましたら
すかさず「大丈夫。毛根しっかりしてますよ。」と力強いリツイート。
私の髪質を捉えた上での助言をいただき安心しました。

今日のアドバイスは「くしを使うと髪の毛が揃いますよ」でした。
私の髪への無造作っぷりが露呈する基本的なアドバイスでした。

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いつも髪を洗ってマッサージをしてくれるのは萱沼(かやぬま)さんです。
美容室の奥、すだれがかかっている薄暗い部屋に連行されます。

ここシアンでは「髪を洗う」と「眠る」は、ほぼ同義です。

眠りに至る5つの要素があります。
  1. お湯の流れる音
  2. シャンプーのにおい
  3. エプロンの締め具合
  4. 頭皮のマッサージ度合い
  5. 潔いタオルでの耳の穴の水気取り
特筆すべきは4と5です。

まず、頭皮のマッサージについて説明いたします。
萱沼さんのマッサージは頭蓋骨の割れ目に筋をいれるような絶妙な指づかいです。
萱沼さんには内緒ですが、顔にかけられたガーゼの下ではいつも微笑んでいます。

本日、新しい薬用シャンプーを導入、マッサージ効果が一層向上したのとこと。
その説明の時には半分寝入っていましたが、そういうことらしいです。

次に、頭部の水気の拭き取りについて説明いたします。
私にとっての評価ポイントは「耳の穴をどう拭いてくれるか」です。

私はラグビー部時代の名残で右耳の穴がふさがり、穴が小さいのです。
これまで、多くの美容師さんが戸惑い、立ち止まりました。
中には号泣、嗚咽する美容師さんもいなかったとかいなかったとか。
結果、十分に拭き取られず、耳の穴に水が残ることが多々ありました。

ところがどうでしょう、萱沼さんには迷いがありません
小さな耳の穴に臆することなく適度な力でササッと水を拭き取ってくれます。
この潔さはオカン以来です。

***

こうして私は、水上さんと萱沼さんの見事なコンビにより
快適なヘアサポートと至福の時間を享受しています。

シアンには店長初め他にもスタッフの方がいらっしゃいます。
この選手層(!)の厚さからもシアンの実力を伺い知ることができます。

さて、シアン最後の特長は、会計後にもらえるアメちゃんです。
美容室でミルクいちごアメをもらえるのは、東京でもここだけではないでしょうか。

機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

shiang
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