年収が低くてルックスが悪い男なんて
東京から出ていったらいいと思っている女子だけが歩いている表参道。
そんな場所にある取引先の会社でまさかの”トキョめきガール”と出会った。

ボクはある制作会社に行くために歩いていた。
そして、先方の会社に到着。
担当が来ないのでしばし会社のはしっこで待つ。
すると、その会社で働く男女の会話が聞こえてきた。

syanai

女性の年は28くらい、
強いて言えば若い頃の平松愛理に似ている(なんとも言えない)。
男性は西村和彦を少し若くした感じで落ち着いた雰囲気。
話の内容は女性の家に虫がわいたというモノだった。

平松「急にいっぱい虫が出てきたビックリしました」
西村「へ~、原因は何だったの?」
平松「ブドウの皮が原因だったみたいですね」
西村「ふ~ん」
平松「あっ……わたしブドウ食べるんです」
西村「……いや、なんか気づいたみたいに言われても。それは分かってるよ。
   まさか「ワイン作ってるの?」なんて言うと思った?」
平松「ふふ、そうかもしれないですね」

何気ないやりとり。
西村もそうだが、平松のさりげない微笑。
トキョめきの瞬間である。

なんかオシャレな会話、ボクもしたい。
プレッシャーのない自然に楽しい会話って良いな~。

でも、ボクはそれ以上、彼女を見る事ができなかった。
その時、担当者がわかりやすい作り笑いで到着したからね。



サプリメント久松