ちょっと遅くなりましたが、 
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞトーキョーワッショイとトーキョーBOOKを
宜しくお願いいたします。

去年一昨年と続けて、干支に関する本のことを書きました。

さて、今年です。
ウサギです。

ないですよ。
ピーターラビットのこと?
う〜ん、あんまり思い入れないです。
因幡の白兎・・・
そんなによく知りません。
ウサギとカメも、ウサギはヤなやつだし。
なんであんまりぱっとしたものがないんでしょうかね?

なんだか意地になって、探しました。

7世紀に作られたという奈良中宮時の染色工芸品、
天寿国繍帳(国宝)には、「月に兎」の図柄があります。


☟この写真のもう少し上の方にウサギがいます。
隠された聖徳太子の世界―復元・幻の天寿国隠された聖徳太子の世界―復元・幻の天寿国
著者:大橋 一章
日本放送出版協会(2002-02)
販売元:Amazon.co.jp
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古い!由緒正しい!


そうそう。
少し前まで大流行りだった戦国時代の兜にも、
ウサギを模したものがあるそうですよ。

決定版 図説・戦国の変わり兜 (歴史群像シリーズ)決定版 図説・戦国の変わり兜 (歴史群像シリーズ)
著者:学研パブリッシング
学習研究社(2010-03-19)
販売元:Amazon.co.jp
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耳ピンクです☝

この本に載っているもの以外にも、
いろんなタイプのウサギ兜があるようです。

兜にウサギを用いたのは、「敏捷さ」を
表したかったからだそうで。

なかなか憧れられてるじゃないか、ウサギ!
ガンバロウ、今年!