フレンチレストランを紹介します。
場所は鵜の木(うのき)です。
「なんでこんな所にフレンチレストランがあるんだろう」
というランキングがあったら、
間違いなく上位に入っていることでしょう。
住宅街のなかに、ぽっとあるお店なのです。

ここには一回行っただけなのに、
とてもていねいなDMが定期的に届きます。

今年も
“Merry Christmas & A Happy New Year!”
の葉書が来ました。

最後にシェフの手書きのメッセージが添えられていました。
毎回、葉書が来るたびに心が動きます。
でも、それを踏みとどまらせるものがあるんですよねぇ。

♥・・・♥・・・♥
年内は12/27日(月)まで営業しているそうです。

年明けは1/2(日)から。
1/5(水)、1/6(木)は連休です。
♥・・・♥・・・♥

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一回だけ行ったのは、2007年3月11日。
木の扉を入ると、上の写真のような窓の大きな部屋に通されます。
窓の向こうが待合室になっています。
ここはちょっと素敵な空間でした。
大きな一枚板のテーブルがお客さんを迎えてくれます。

シェフは小林浩一さんといって、京料理の料理人でした。
そのせいか、料理の味は薄く、量も少ないのです。
これで2000円かい!と思わず。
実際に払ったのは2310円ですけれどね。
こんな大金は、ランチじゃなかなか出せません。

なんだか物足りない気分でした。
もちろん、フレンチにつきものの、うっとうしい説明つきです。
「こちらのお料理は、白身魚の〜」とかいうやつです。
わたしは、あれが大嫌い。

食べたのは魚料理でした。
2000円のコースはスープに魚料理、
デザート、コーヒーがついておしまい。

お店の人の感じは悪くありません。
でも、ていねいすぎかな。
主に接客してくれた人は、ミスチルの桜井さんにちょっと似ていました。
髪をきれいになでつけ、
おしゃれしてるなーという雰囲気がむんむん伝わってきます。

部屋はふたつあります。
もうひと部屋は簡単なしきりの向こうにあって、
見えそうで見えないようになってます。
わたしがいた部屋はお客さんが一人しかいなかったので、
じっと見られているようで息が詰まりました。
もっと気楽に食事がしたかった。

正直なところ、わたし、フレンチとはあまり相性がよくありません。
おいしいと思ったことがないのでございます。
中途半端なフレンチばかり食べているからでしょうか。

ここなら蒲田の【ル・パサージュ】のほうがいいかも。

♥・・・♥・・・♥

とはいえ
次の人には【ル・ヴェルデュリエ】はおすすめです!

★クリスマスに素敵な夜を楽しみたい人

★不思議な所にあるフレンチに友達を連れて行きたい人

★味が薄くても平気な人

★本格的なディナーが楽しみたい人(ちょっと肩が凝る店なので)


最後に葉書に書いてあったクリスマスメニューを紹介しておきます。
なかなかおいしそうですよ。


クリスマスメニュー

パルメザンチーズのマドレーヌ

タラバ蟹と聖護院カブのクレーム
ウニとコンソメゼリー添え

フォアグラのステーキ
イチジクのドゥミセック 赤ワイン煮

築地からの鮮魚とたらの白子のポワレ
トリュフソース

岩手短角和牛フィレ肉のステーキ
レフォールのソース
又は
蝦夷鹿のロースト コショウ風味のソース

クリスマスグランデセール

コーヒー

¥10,000(税サ込)
12月23日(木)から25日(土)までの
クリスマス限定メニュー


ル・ヴェルデュリエ

大田区鵜の木3-2-10 
03-5741-7687

11:30〜14:00(L.O.)
17:30〜21:00(L.O.)
定休日:水曜(祝は営業/12月は無休)

住宅街の一軒家風。
多摩川線「鵜の木@うのき」の駅を出て、右へ。
真ん前に交番あり。
多摩堤通りを左(沼部方面)へまっすぐ進む。
4本目の角(MOZART CAKEWORKSの前)を右に曲がり、
2本目の角を左に曲がってすぐ。