拝啓
コンサルがつくったデータを見る会議で、

場をもりあげようと(?)

「このデータのまとめかたヒドイっすね!コンサル大丈夫ですかねww」

とムダに大声をあげたところ

 

上司に「これは、ぼくがまとめたんじゃがのぅ」
と言われ、天国の利休に祈りをささげた昨今、

みなさまにおかれましては、ますますご清栄のことと存じ上げます。

 

このたび、幣給湯流はCNN系列のサイトに掲載いただきました。

目の青い舶来の方にカタコト英語でお答えし、さらに味わい深い翻訳が加わっておりますゆえ

写真や内容ともども大目にみていただけると幸いです(敬礼!)

 

http://www.cnngo.com/ja/tokyo/drink/japanese-tea-ceremony-gets-21st-century-upgrade-office-workers-603363

 

さて、今回は飲み物の茶のルーツに迫ります!

 

●お坊さんの眠気さましだったお茶!!
もともと抹茶は、座禅をしているお坊さんが眠気さましに飲んでいたという説があります。

当時、リポビタンDも眠々打破もユンケルもなかった時代、

濃いカフェインをふくんだ抹茶は、それはそれは覚醒的な刺激物であったにちがいありません!!

 

ちなみに、おぴゃれななんちゃらラテとかエスプレッソ、コーヒーなんかより、

お茶の葉を直接粉にして飲む抹茶のほうが何倍もカフェインが強いです!!!

 

昼下がりの会議で眠りとの戦いに行脚する

OLちゃん&サラリーマンに、

抹茶はもってこいの飲み物であります敬礼!


 

●ダルマは茶道の大先輩!?
日本にお茶を伝えたのは、鎌倉時代あたりの禅宗のお坊さん。

禅をたちあげたのは、6世紀ごろ南インドから中国にやってきたお坊さん・・皆さんもご存知のダルマ和尚であります。


910-7-ダルマ和尚.jpg 

 

イラスト/伊藤洋志(910ryu) 以下、同じ
ダルマさんがなぜ真っ赤で手足がないのか!?

当時のお坊さんは赤い服をきていたそうで、手足がないのは、達磨さんが座禅をくみつづけた結果だという説があります。
 
 

910-7-だるま.JPG 

 

鈴木大拙SENSEI「禅と日本文化」によると

禅は、「知力、論理・文字言語を元とする教説とは相反する」そうです敬礼。

知識や概念把握などにあけくれていると、「般若」がゲットできないと!!!!
だからひたすら座禅して解脱しようぜ!と!!!

「般若」とは、超越的智慧(知恵)・・般若をえれば、人は事物の現象的表現をこえて、その実在見得することができること。たんなる個人的な利益や苦痛におもいわずらうことがなくなる

だそうです。

上司のエゴに悩まされるOLちゃんを救う般若!!!!

毎月第1・第3水曜日朝9:10に更新!!!!
今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

敬具

文責:pingpongdasher

 

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